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あと数時間、GYAOをしゃぶり尽くせ [手記さまざま5]

ついにGYAOサービス終了まであと数時間となってしまいました。たとえばアニメの場合、いちばん上のタブ「アニメ」をクリックして表示されるのが無料配信のすべてとは限りません。私の場合、試しに銀英伝の古い方の作品はないかと「銀河」で検索したら、銀英伝はDie Neue Theseだけでしたが銀河旋風ブライガーのプロモーション映像が見つかりました。ノンクレジットOPと通常OPがありました。今日の夕方がタイムリミットです。しゃぶり尽くそうGYAO!

第四の生き甲斐を探します24 ゴブリン [手記さまざま5]

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プログレの6枚目はゴブリンの「赤い深淵」です。ジャケ買いではなく、映画が好きだったからサントラとして買いました。サスペリアがヒットしたせいで映画の邦題がサスペリア2になってしまい、レコードもサントラとして売り出した版はサスペリア2として売られました。私が買ったのは、そうなる前の版です。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します23 チューブラー・ベルズ [手記さまざま5]

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プログレの5枚目はマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」です。これはジャケ買いではありません。ヴァージン・レコードの宣伝に載っていたし、エクソシストでも使われたので興味がありました。でも予想したような曲ではありませんでした。B面の「えせ原始人」は、いったい何なんでしょう。なぜ叫ぶ?

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。




第四の生き甲斐を探します22 アニマルズ [手記さまざま5]

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プログレの4枚目はピンク・フロイドの「アニマルズ」です。人とピンク・フロイドの話をして、私がただ1枚持っているアルバムが「アニマルズ」だと言うと、結構驚かれます。ピンク・フロイドにとって代表的なアルバムではないとのことで。他に何枚かアルバムを買ったのですが、後にレコードを買いすぎて置き場所に困り処分し、生き残ったのが「アニマルズ」でした。そこまで私との相性が良かったのです。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します21 ヴァンゲリス [手記さまざま5]

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プログレの3枚目は、ヴァンゲリスです。私はこの反射率0.39の他に螺旋と霊感の館(原題はBeaubourg)を買いましたが、レコードを買いすぎて収納場所に困り後年に処分し、最後まで手元に残ったのはこれ1枚です。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します20 ピュルサー [手記さまざま5]

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プログレの2枚目は、ピュルサーです。当時は英語読みしてパルサーと呼ばれていました。アルバムタイトルThe Strands of the Futureの日本語名は「終着の浜辺」となりました。意味は似ているけれども少しずれており、何だか特定のイメージを先入観として植え付けられそうです。

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そして極めつけは松本零士によるサウンド・イメージ・ピクチャー付き。ピュルサーと何の関係もない作品を付加価値として付けて売っていたんです。やりたい放題でしたね。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します19 SFF [手記さまざま5]

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今回からプログレのレコードになります。私はクラシックも映画音楽も目的の曲があってレコードを手に入れましたが、プログレは違いました。ジャケ買いをしていました。だからジャケットが気に入っても曲が気に入るとは限りませんでしたが、最後まで処分せずに残ったレコードは思い入れのあるものです。

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ただ、当時の日本語タイトルはかなりいい加減でした。1曲目のタイトルは「夢のUFO」。なんじゃいそりゃ。原題はWIZZARD。最後の曲は原題がExplorerですが、邦題は「大爆発」。それってExplosionと間違えたとしか思えない。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


団地手記 (1)第1回散歩 [手記さまざま5]

今日の文章はどうしても1分で読みきれる長さになりませんでした。少し長いです。

今夜はどうにも眠れそうにないのと、極度の運動不足を自覚したのとで、夜9時を過ぎて散歩に出ました。殺風景な団地群に越してきてから外を散歩する気になりませんが、健康のためにやむをえません。団地の裏手に出て、そこから海の波のように続く団地群に沿って歩きました。世の中に団地ほど没個性的な住居は他にないです。歩きながら見まわして退屈なこと。たまに管理棟を見つけると、違う形の建物に出会ったと嬉しくなります。どこかの会館のロビーに明かりが点いているのを見て幸せになりました。あれがなければツンドラを歩いているのと同じです。やがて公園と戸建て住宅に突き当たり、今日はそこで折り返しました。慢性腰痛の私は少し歩くだけでギブアップです。戸建て住宅の向こうにはさらなる団地群があり、その先にまた戸建て住宅があり、健康とやる気さえあればツンドラもどきはどこまでも広がっています。


第四の生き甲斐を探します18 ヨーロッパ・ラヴ・テーマ ベスト36 [手記さまざま5]

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映画音楽2枚組レコードの最後は「ヨーロッパ・ラヴ・テーマ ベスト36」です。これは珍しくオリジナル・サウンドトラックを少し含みます。ジャケット表はロミオとジュリエット。

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子供の頃に怪獣映画ばかり見ていた私にはラヴ・テーマは本来無縁だったのですが、ビリティスのサウンドトラック目当てで買った記憶があります。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します17 想い出の名画のすべて [手記さまざま5]

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映画音楽を集めた「想い出の名画のすべて」です。これは当時の映画でなく、過去の有名作品、少なくとも当時はまだ有名だった作品を集めています。

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肝心の「第四の生き甲斐」になるかどうかは、ジャケット画像の合成の粗が気になって、いまひとつの気分です。それでも、こうやって画像を前にコメントを書いていると元気になれます。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します16 最新盤!映画音楽ヒット・テーマ [手記さまざま5]

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映画音楽を集めた「最新盤!映画音楽ヒット・テーマ」です。最新版じゃなくて最新盤なんです。

ジャケット表はメテオですね。今ではスカパーでも放送されない、忘れられたSF映画です。

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ジャケット見開きの右上でケツを出している下品な画像はグローイング・アップです。これも忘れられて年久しいですね。真ん中へんには、今でも忘れられずにたまにスカパーで放送するエイリアンがあります。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します15 ダイナミック・アクション映画音楽全曲集 [手記さまざま5]

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映画音楽を集めた2枚組レコード「ダイナミック・アクション映画音楽全曲集」です。この手のレコードはたいていオリジナル・サウンドトラックではなく、どっかの知らない楽団がまとめて演奏しています。

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ジャケット裏はカサンドラ・クロスでしょうか。

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2枚組だからジャケットは見開きになっていて、中はオーメンです。時代がわかりますね。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します14 東映チャンネルで藤田まことのドラマを特集 [手記さまざま5]

東映チャンネルで4月に、藤田まこと生誕90周年メモリアル【名優・藤田まことTVドラマスペシャル】と題して藤田まこと出演のドラマを特集します。「あなただけ今晩は」を探し続けている私は、ほぼ望みがないけれども一応チェックします。藤田まこと出演のドラマといっても、東映が関係しているドラマでないと無理ですからね。私にとってこのドラマは別格なので、「第四の生き甲斐」になります。放送されれば、の話ですが。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


相続のための戸籍を取得する(1) 改正原戸籍は何通必要か [手記さまざま5]

相続のために、改正原戸籍を何通ずつ取得するか。ネット検索すると「何通か持っておいたほうが良い」と書かれています。改正原戸籍は出生時まで遡って取得するので必ず複数になり、それぞれを何通も取得すると、手数料が高いので大変です。ところが今日、「法定相続証明」というものがあると知りました。これを取得しておくと、改正原戸籍は一通ずつで足ります。「何通か持っておいたほうが良い」というネット上の情報は、きっと古い情報なのでしょう。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します13 サティ [手記さまざま5]

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サティの小品集です。音楽の授業で聴いたのでなく、名曲アルバムでもなく、私がサティを知ったのはラジオの音楽番組かもしれません。

ところで、今回のジャケット裏や、前回の「名曲アルバム」の画像を見てもらうとわかりますが、画像合成で直線が途切れて不整合が出来ているのがわかります。こういうのを見つけると、「第四の生き甲斐」にする価値がないと思えてきます。まだクラシックだけを見ている段階で、レコードは他に沢山あるので、結論を出すには早すぎますが。
とにかく今は、先を続けます。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します12 名曲アルバム [手記さまざま5]

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NHKの「名曲アルバム」で演奏された曲を収録したレコードです。ジャケット表で子供達が輪になって遊んでいますが、雰囲気はどことなく「かごめかごめ」に似ています。私が以前に外国にホームステイした時、「ずいずいずっころばし」を披露したら子供にウケました。なんでも、その国に似たような子供の遊びがあるそうで。子供のの遊びは世界中で似ているのかもしれません。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


何だコレミステリーで都市伝説山の牧場を特集しましたね [手記さまざま5]

先日、何だコレミステリーで都市伝説「山の牧場」を特集しました。同番組は以前にも「きさらぎ駅」を特集したことがあります。私は都市伝説に疎いので、こういう特集は情報が得られて助かります。

番組視聴後、私はネット検索しました。「山の牧場」は「新耳袋」が発端なのでしょうか。その後、「殴り込み」などの企画も出来たとか。そして、個人で興味をもった方がそれとおぼしき場所を訪れた記録もネット上にありました。そう、今どきの番組は諸事情から取材をしすぎて叩かれないようにする必要がありますが、ネット検索すればさらに情報が得られるのではないかと私は思ったのです。

ネット上の情報には文章に画像を交えた記事と、動画があります。動画で私が見つけたのはニコニコの「殴り込み」らしき動画と、ようつべの個人がツーリングを兼ねて行ってみた動画です。どちらも異なる意味で貴重です。「殴り込み」のほうは、この都市伝説を今から知ろうとする私がこれまでの基礎知識を得るのに不可欠です。いっぽう、ようつべにある個人の動画は高画質で、しかも廃墟の構造がよくわかり、すばらしいものです。動画は「山の牧場」で動画を検索すればすぐ見つかります。
https://youtube.com/watch?v=RWMRJKpITYg

夜中に目が覚める [手記さまざま5]

年をとると睡眠時間が短くなります。私は若い頃に一度眠ると8時間や7時間は目を覚まさなかったのが、このごろは長くても5時間経つと目が覚めます。これは「長くても」です。何か気になることがある時、たとえば「明日は絶対に早起きして布団カバーをはがして洗濯しなければいけない」と思ったりすると、2、3時間おきに目が覚めてしまいます。

昨日の晩は、絶対に長く寝よう、もし目が覚めたらまたすぐに眠る努力をしようと思いました。そして眠り、ふと目が覚めて、時計を見たら5時でした。もうじき夜明けなので起きても良いというわけで、起きて服を着て、換気のために窓を開けたその時、偶然に視界に時計の文字盤が入りました。まだ夜中の1時です! 時計を見て5時だったのは、夢の中で時計を見たのでしょうか。服を着てバタバタと窓を開けた後では、もう眠れません。


第四の生き甲斐を探します11 ストラヴィンスキー「春の祭典」 [手記さまざま5]

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ストラヴィンスキーの「春の祭典」です。音楽の授業でオーケストラ演奏を聴いてレコードを手に入れようとしたのですが、ここで私は大きなミスをしました。レコードの帯に、ものすごく小さく「2台のピアノのための」と書いてあります。世の中の色々な商品で、購入者が好まないと思われる条件が他の文字よりも明らかに小さく目立たなく書いてあるというのがありますが、やめてほしいものです。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します10 サラサーテ「チゴイネルワイゼン」 [手記さまざま5]

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サラサーテの「チゴイネルワイゼン」です。これもお察しのとおり、音楽の授業で知りました。このレコードには他にもウィーン奇想曲、ホラ・スタッカート、タイスの瞑想曲、熊ん蜂の飛行などが入っています。私はこのレコードで、有名なヴァイオリンの小曲を知りました。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します9 ヴィヴァルディ「四季」 [手記さまざま5]

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ヴィヴァルディの「四季」です。これも音楽の授業で聴いたのがきっかけで手に入れたレコードです。音楽の授業の影響は大きいです。

ところで、このレコードにはなんと全曲の楽譜も付いています。私はチェンバロの旋律が気に入って、それを知ろうとしたのですが、チェンバロの譜だけ記載がありません。バロック時代のチェンバロは通奏低音といって奏者のアレンジで演奏されることが多かったらしいです。譜面を見たかった当時の私は、それが残念でした。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


ギターのための曖屈滅 [手記さまざま5]

探し物です。私は子供の頃にクラシックギターに興味があって、でも左手を深爪するのが嫌だったので弦がまともに押さえられず、基礎から駄目でした。で、その時に買ったNHKのギター練習番組の教本の最後に、不思議な楽譜が載っていました。技巧的な奏法をふんだんに使ってあったと記憶しています。添付のソノシートにもこれだけは演奏が入っておらず、私は興味をもって弾いてみました。それがいまだに忘れられません。時々思い出してはネット検索しますが、曲が見つかりません。その不思議な楽譜というのは、たしか三つの墓石をイメージした標題音楽で三楽章から成り、それぞれに曖・屈・滅という題が付けられていました。曖は、もやの中にぼうっと立つ墓石、屈は朽ちることなく屈強に立つ墓石、滅は朽ち行く墓石をイメージしていたはずです。今日もこれをネット検索しましたが、なんとギターで鬼滅の刃を弾いてみた、みたいな動画ばかりが山ほどヒットして、以前よりもなお見つかりそうにない状態になっていました。キーワードの中の「ギター」と「滅」だけが当てはまっているようです。私は今後も時々ネット検索するつもりですが、今後も鬼滅の刃ばかりがどっさり出るようならば検索をやめるかもしれません。


第四の生き甲斐を探します8 ビゼー「カルメン」 [手記さまざま5]

レコードジャケットの解説に、元になった歌劇の内容について気になることが書いてありました。ドン・ホセが、婚約者がいるにもかかわらずカルメンとねんごろになり、密輸入に手を染め、自分を捨てたカルメンを刺し殺す、という内容だとか。とんでもない内容ですね。組曲として音楽だけを取り出し昇華して初めて有名になったワケがわかります。
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私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します7 ビゼー「アルルの女」 [手記さまざま5]

今回はビゼーの「アルルの女」です。あなたはそれを知って、「これは学校の音楽の授業で聞かされた」と思ったかもしれません。その通りです。子供の頃の私は、音楽の授業で聴いた曲の中から気に入ったものをレコードで手に入れたのです。
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画像は小さめなので、ジャケット裏の解説は読めません。今回の記事から長文を書かないようにし、「1分で読める記事」を目指します。だからジャケット画像の長文は読むためのものではありません。

私は読みにくい長文ばかり書いてきたのでそれを反省し、今どきのSNSやソシャゲの手軽さ・短さを手本にし、「1分で読める記事」を心がけることにしました。2023年3月から暫くの間は、そのように努力します。


第四の生き甲斐を探します6 ホルスト「惑星」 [手記さまざま5]

今回から、私が持っていた(そしてレコードジャケットを画像化した)レコードの一部を紹介しつつ、私自身も改めて鑑賞し直し、「第四の生き甲斐」になりうるかどうかを考えてゆきます。

その第一回はクラシックで、ホルストの「惑星」です。なぜ第一回がこれかというと、子供の頃、最初のうちに手に入れたレコードで、思い入れが強かったからです。これよりも前に「怪獣えかきうた」等も親に買ってもらいましたが、それは現存しません。

レコードジャケットの表は、少し前に一度出しました。今日は、裏も出します。同じレコードを昔持っていた人はなかなかいないと思いますが、もしもそういう方がいらしたら懐かしんでください。
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レコード盤は、前の記事に書いたようにビニルをかぶったままでしか画像化していません。

レコード音声は、このブログのファイルサイズ制限で、出してもせいぜい数十秒が限度です。それでは鑑賞になりません。著作権のこともありますし、無意味なUPは避けたほうがよさそうです。

「惑星」は思い入れが強いレコードだったので、特別にレコードプレーヤーのターンテーブルで回っている所も撮影しました。元は動画ですが、これもブログのファイルサイズ制限でどうせ十分な長さが出せないので、静止画として出します。
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さて、ここで今後の方針転換について書かせてください。先日のブログ記事に書きましたが、私は自分のブログ記事の文章が長すぎることに気づきました。まるで、長く綴ることが読者さんへの愛情だと勘違いしているかのように長文ですね。いっぽう現代の流行りは、ツイッターに代表されるように短めのコメントを日々残して行く方法です。つい長文を書いてしまう私も、何とか反省し、記事を短くする試みを始めようと思います。

次回からのレコード紹介は、今までの私ならば大きな画像に長い解説を付ける所でしたが、これを改めて、小さな画像と短い解説にしてみます。じっくり読む記事から、1分で読める記事へと変えようという試みです。

もともと長文を書きたい私が果たしてこれを続けられるかどうかもわかりませんが、とにかく暫くの間は、やってみます。



古い私が今どきの志向とどう違うかがわかりました [手記さまざま5]

つい先日、古い人間である自分と今どきの若者の趣味志向(嗜好ではなく志向です)の違いがわかった気がします。それは畢竟、私がユーチューバーになれないし、なりたくもないということと同義でした。

事の起こりは、ネットでよく聞くソシャゲという言葉の意味を調べたことでした。ソシャゲがSNSでプレイするゲームで、無料でスタートするが好結果を得るには課金が必要で、成績がランキング化されるということもわかりましたが、いま注目したいのは別のことです。ソシャゲは短時間で手軽にプレイできるゲームで、生活の隙間時間でプレイできるそうです。これを知った時私は、ゲームが自分の若い頃とはずいぶん変わったのだと気づきました。昔は、ゲームというとひと区切りプレイするにもまとまった時間が必要で、コンプリートするには何日何十日かかるかわかりませんでした。価格の高騰と共にゲーム規模の巨大化があり、規模の大きなゲームは、疲れました。それが今は「小ピース化」だそうです。私はその時は「小ピース化もまた良いことだ」と思うだけでした。

それから何日か経ち、私はテレビで何だコレミステリーという番組を見ていました。すると、TikTokで歌を投稿しようとしていたら天井が割れて人の腕が出てきたというのがあり、その事故のおかげで投稿にものすごい数のアクセスがあったそうです。その時私は次のように思いました。「たしかにすごい映像だが、私ならわざわざ見に行かないな。私はもっと大事なこと、『第四の生き甲斐を探す』ことのために時間を使わなきゃならないのだから、こんな一時の興味に使う時間はない。」そう思った直後、私はハッとしました。そうか、これが私がユーチューバーに興味を示さない理由であり、ひいては私のブログ記事にアクセスがない理由でもあるんだ、と。

私はこのTikTokとソシャゲの特徴に共通点を見出しました。生活の隙間時間で楽しむ、小ピース化という共通点です。YouTubeも同じだと思います。いっぽう私は古い人間なので、趣味の持ち方も昔のゲームの特徴に似ています。腰を据えてひとつずつ攻略し、その成果を積み重ねて、いつか大きな目的をコンプリートする。「第四の生き甲斐探し」も同様です。今はひとつひとつのブログ記事で模索を積み重ねる段階ですが、いつかそこから大事な「第四の生き甲斐」を見つけ出す。「久遠」の時を使って大作を創るのです。そういう私にとって、その時楽しくても明日は忘れる「刹那」的な創作物は、つい見下げる傾向があります。以前にテレビで有名なユーチューバーさんの動画が紹介されたことがあり、私はその方のやっている努力はすごいと思いましたし、自分には真似ができないとも思いましたが、同時に自分はやりたくもないと思いました。

古い人間である私が若者のように変わるのは、無理だと思います。私は私として、人々の関心とは別の場所で人生を進めてゆくしかないでしょう。ただ、その事情を今回知ることができたのは収穫でした。

あと、世の中が刹那的だとわかったのだから、これからの自分のブログ記事を少し変えるのは、記事を作る私のためにも記事を読んでくださるあなたのためにも良いに違いない、と思いました。ご覧の通り、私の記事は文章が長いんですよね。これを何とか、ツイッターみたいな短文にできたら、書く私も読むあなたも楽なのだろうな、という発見です。


私が探している歌謡曲はYouTubeもお手上げらしい [手記さまざま5]

飛び入りの記事が2つ出来たので、最近公開している「第四の生き甲斐を探します」は2日間お休みします。

では、今回の記事です。

少し前に私がYouTubeにUPした「ロックおもしロック」に、著作権の制限が付いていることに気づきました。著作権侵害で投稿が取り下げられたのではなく、著作権者が容認してくれたので投稿はそのままと書いてありました。(調べたところ、著作権が関係したのは「ロックおもしロック」のエンディングテーマ曲の部分です。)

YouTube初心者の私にとって、これは初めてのことでした。私はビックリすると同時に、投稿にたいして著作権関係の情報がこのように通知されるのかと知りました。

その直後に、私は悲嘆に暮れました。なぜ悲嘆か。私はYouTubeに、歌手不明・曲名不明の歌謡曲を2つUPしているのです。もちろんUP前にYouTubeが投稿を検査しました。そして、著作権関係の制限は無しでした。歌謡曲なんですよ! 著作権がどこかにあるのは確実。それなのに、YouTubeが膨大な量のデータベースで調べても誰に著作権があるかわからない歌謡曲。時の狭間に埋もれて、もはや歌手名も曲名もわからず誰も覚えていない歌謡曲。

YouTubeですらお手上げの歌謡曲は、もう永遠に曲名がわからないかもしれません。


第四の生き甲斐を探します5 レコード音声と画像で再生を再現 [手記さまざま5]

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スマホによるUSBテザリングがついに1600を超しました。このブログではUSBテザリングがキリのいい数になる度に報告してきましたが、それも2000辺りまでに報告しないようになりたい。つまり、「第四の生き甲斐」が見つかり、テザリングの回数なんかどうでもいい人生を邁進したい。そのために、今は地道に「生き甲斐探し」を一日一歩ずつ行っています。


前回の記事までで、レコードのジャケットと音声をデジタル保存した話、その方法と、保存の限界について書きました。今回はいよいよ、「もしこれを第四の生き甲斐にするならば、これからどうするか」の話です。

私は、奇抜なことは考えていません。たとえばジャケットのスキャン画像を元にコンピューターにAI絵を描かせるとか、レコード音声を逆再生したものを素材としてサウンドコラージュするとかいう奇抜なことはしません。(それも楽しそうではありますが、第四の生き甲斐になるほどのめり込まないで終わるでしょう。)

私は、やはり、子供の頃のレコード再生の雰囲気をどこまで再現できるかに興味があります。

そうなると、また自作プログラムを組まなければならないでしょう。ユーザー(私)がレコード一覧からひとつを選択すると、A面B面選択の後に音楽が鳴り始め、レコードジャケットは適宜参照可能にする。これだけでは、つまらない。レコードを再生する時は、盤が回らなければいけない。問題は、ここです。画像を回転するプログラムは難しくありません。33 1/3 rpmで回すのは簡単。最初に静止状態から回り始めるのはリアルに再現できないかもしれません。擬似的に動作させることになる予感がします。最大の問題は、レコード盤の画像が必要だということです。

私が保存したレコード盤の画像は、静電気防止の薄いビニル袋がかぶった状態です。レコードレーベルがビニル袋のせいで白っぽく写っています。

レコードジャケットと盤をスキャンしたのは、処分が決まるよりも前です。ずっと所持し続けるつもりでしたから、いちいち盤を出してスキャナのガラス面に置き、埃を付けるのを嫌ったのです。なにしろ昔の私は、埃が完全に取れるまでいつまででもクリーナーで拭いてから、埃が取れた瞬間にビニル袋に入れたので、最良の状態なのです。

でもそのせいで、レコードレーベルが剥き出しの状態の画像がありません。もしも試みるなら、白っぽく写った画像から白の要素を引いて、ビニルがかぶっていない状態に近似させます。

でもまだ問題が残っています。ビニル入りの盤をフラットベッドスキャナの上に置いた時、ビニルに波打つような皺ができました。それが白さの強弱として画像に写り込んでいます。黒い盤上では、そういう白の強弱が目立つのです。レーベル部分だけを採用し、黒い盤の部分は別の静止画を重ねてそれらしく見せる必要があるかもしれません。こうなると、だんだんプログラミングが大変になってきます。だから、「第四の生き甲斐」になるくらいにやる気が出ないと、実行できません。それをこれから見定めよう、というわけです。

つづく


第四の生き甲斐を探します4 ac3をwavするアプリ [手記さまざま5]

今日は、参りました。出版社に授業で使う教科書を伝え、献本と資料を送ってくれるように頼んだのですが、出版社は教授用資料は送ってもCDは送ってくれませんでした。忘れたのではありません、同封の紙に、教授用資料の所には手書きでチェックが付けてあり、CDの所には付けてありませんでしたから。注文冊数が少ない時はCDを省けという社内マニュアルがあるのでしょう。でもその時はまだ、私は困りませんでした。今どき音声教材は、学生がネットから取得できるようになっているのです。私もそこから取得して、wavにしてディスクに焼いて教室へ持って行けばいい、と思いました。

ネットからの取得はうまく行きました。音声は80個あまりのmp3でした。教室のプレーヤーで再生できるように、私はそれをwavにしてディスクに焼かなければなりません。私は80個あまりのmp3を選択してEcoDecoToolにドラッグしました。ところが途中でEcoDecoToolが終了してしまいました。wavに変換できないmp3があったようです。私はその次のmp3から先をEcoDecoToolに渡しました。また途中で止まりました。mp3をwavに変換する機会の多い方ならわかると思いますが、なぜか変換できなくてエラーを出すmp3があるんですよね。そういう時は一度mp3DirectCutに読み込んでから出力すると、変換できるmp3になります。でも今回は、80個あまりですよ。いちいちmp3DirectCutに読み込んで処理する気力はありません。

私はEcoDecoToolを諦め、AnyVideoConverterを使ってみました。80個あまりのmp3を選択してAnyVideoConverterにドラッグしました。すると今度は、全部のmp3がいちいち読み込みエラーを出しました。これはたまりません。エラー表示が出て、OKボタンをクリックしたらまた次のエラー表示が出て、またクリック、また次のエラー表示。途中でキャンセルのボタンはありません。最後に私がどうしたか、わかりますね。Ctrl+Alt+Deleteですよ。AnyVideoConverterよ、さらば。

でももちろん、教師はめげない、負けない、落ち込まない。ただ、これは「生き甲斐」ではありません。生き甲斐は、他の所に求めなきゃいけません。それで今回も生き甲斐探しの旅です。

さて今回は、前回の続きで、まずEcoDecoToolの最新バージョンでac3が扱えるかどうかの調査からでしたね。調査結果を書きます。

私が持っているバージョンは1.13.2(2009/05/01)でした。念のために再度このバージョンでac3を開いてみましたが、やはり駄目でした。
ecodeco1.13.2.png

これを、えこでこツールのreadme.htmlに書かれている「プロジェクトのホームページ」
http://sourceforge.jp/projects/ecodecotool/wiki/FrontPage
へ行って、現時点での最新バージョン1.14(2009/07/14)に更新してみました。
それから同じac3を開いてみましたが、これも駄目でした。
ecodeco1.14.png
結局、私がMPEG-2から取り出したac3をEcoDecoToolで開くことはできません。

ではそもそも、このac3ファイルは有効なものなのか。当然それもテストしなければいけません。コーデックがあれば音楽プレーヤーで再生できますが、ここでは2つめの調査を兼ねて私の自作プログラムを使います。これは私がまだ元気だった頃にプログラミングしたもので、内部でAC3 Filterというコーデックを使います。これが、ひとつ前の記事に書いた「最後に残された中途半端な解決策」です。なぜ中途半端かというと、このコーデックは渡されるファイルパスに日本語が含まれると認識できないのです。とにかく、このac3ファイルが有効なものである証拠をここに出さねばなりません。次の動画は私の自作プログラムからac3を再生したものです。(動画はブログの容量をたくさん消費するので、後年に削除すると思います。)元の音声が小さいのでボリュームを上げないと聞こえないかもしれませんが、「名曲アルバム」の最初の部分が流れます。私の環境Windows10+Chromeだと、動画を埋め込んだ状態ではなぜか映像が出ず真っ白になりました(音は出ました)。ダウンロードして再生すると映像が出ました。これの原因を究明すると本題から逸れて多くの時間がかかるので、今はここまでとして先へ行かせてください。


このAC3 FilterとDirectShowの仕組みを使って、wavを出力できるはずです。

しかしまた、ここまでの調査をする過程で新たなアプリを見つけました。ひとつは、前の記事で挙げたUniConverterと同様に、無料と書いてあるけど調べてゆくと実は有料のアプリです。もうひとつはフリーソフトWav to AC3 Encoderです。これをお読みのあなたは、一瞬のうちに違和感を覚えたでしょう。私も覚えました。このアプリ名だと、WAVからAC3に変換するアプリですよね。でもネット上のあるサイトには、これでAC3がWAVに変換できると書いてあるんです。私はダウンロードして試してみました。結果は、やっぱりアプリ名どおりの機能でした。読み込めるのはWAVであって、AC3ではありません。どうしてネット上には嘘を平気で書くサイトがあるんでしょう。

さて、私は話を先へ進めたいのですが、ここまで調査する過程で私はレコードをデジタル化した音声を聞くことになりました。そして、私が記憶していた以上にブツブツノイズがあることにショックを受けました。後年に作成したWAVだけでなく、若い頃の録音もです。アナログですからね。レコードですからね。でも私はその後、長年CDやmp3と付き合ううちに、ブツブツノイズなんか存在しないのが当たり前という精神状態に変化していたようです。私はブツブツノイズに引いてしまい、レコードを「第四の生き甲斐」にする可能性が少なくなってしまいました。

とにかく、ここで中途半端に終わると悔いが残るので、最後まで書きたいことを書き終え、その時点で「生き甲斐」を感じるかどうか確認しようと思います。

つづく


第四の生き甲斐を探します3 レコード音声のデジタル化 [手記さまざま5]

子供の頃のものを懐かしむのは、実は懐古趣味とは違います。なぜなら今の私は今の私だからです。子供の頃の私ではありません。たとえば、少し前の記事に私が「仮面の忍者赤影」を視聴していると書きました。子供の頃の私は怪獣のシーンばかりが印象的でした。ところが今は、チャンバラのシーンに注目しています。子供の頃にはどうでもよく、怪獣が出て来るまでの場つなぎに思えたチャンバラが、年をとった私にはようやく魅力的に思えるようになったのです。刀の切っ先が触れ合う時のキン、キンという効果音が打ち合いにピッタリ合うととても爽快な気分になります。このように、ひとつの対象を同一人物が見る場合にも、子供の頃と年をとってからでは見かたが変わります。それは懐古でなく、新しい発見です。
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でも「仮面の忍者赤影」は、私にとって「第四の生き甲斐」ではありません。赤影は、去年から頑張っている「過去にやり残したことをやってしまいたい」という一連の行為に属します。「生き甲斐」というのは、「過去にやり残したこと」ではなく、「今やりたい」または「これからやりたい」ことでなければいけません。それを私は探しています。さあ、前回の続きを書きましょう。

レコードを処分する前に保存する作業、前回はジャケットを画像として保存する話でした。今回は、音声をデジタル化する話です。

私が保存した音声は2種類あります。ひとつは、将来の転居が不安になった時点でデジタル化したもの。つまり私が大人になってからレコードを再生し、デジタル化したものです。もうひとつは、はるか昔、まだ私が若かった時、レコードの扱いがとても面倒なので日常鑑賞用にVHSビデオテープのHi-Fi音声トラックに録音したものです。

なぜレコードの扱いがとても面倒だったかというと、何の因果か私のレコードプレーヤーで演奏すると、演奏後にレコード盤が多量の静電気を帯びたのです。それで周囲の塵を吸い付け、クリーナーで拭いても拭いてもまた塵が付いてエンドレスという状態になりました。それで私は、レコードを演奏した後は当たり前に静電気がすごいのかと思っていましたが、他の人に聞くとそんなことはないという答えが返ってきました。とにかく、私は大変だったのです。それで考え出したのが、日常鑑賞用に録音を作るという案でした。VHSビデオテープのHi-Fi音声トラックはステレオで、音質もかなり良いです。しかも3倍モードで録画(録音)すれば、1巻に6時間も録音できます。もちろん欠点もあり、ビデオテープに傷が付くと、Hi-Fi音声トラックに不快なビビビ音が発生します。

こうして2種類のデジタル化音声が私の手元に残りましたが、この2つにはそれぞれ長所と短所があります。

私が大人になってからデジタル化した音声は、最初から可能な限り高音質での保存を目指していたので、当時の私が手持ちの機器と知識でできる限りのことをしました。レコードプレーヤーは使う前にメンテナンスに出し、針は若い頃に買っておいた新品のダエン針を使用し、端子の接続もサビのない状態にし、保存はmp3でなくwavのままとし、CDの音質で保存しました。それでもこの音声には、いくつもの欠点があります。最大の欠点は、長年の間にレコードの音構にごみ(カビ)が入り、ブツブツノイズが増えたことです。新品のダエン針を使用したのは果たして良かったのかどうか、音構の奥に入り込んだごみ(カビ)までも音として拾ってしまった可能性があります。あと、当時の私はCDの音質で十分だと思い込んでいましたが、サンプリング周波数をDVDの音質にまで上げておくべきでした。

いっぽう若い頃にVHSビデオテープのHi-Fi音声トラックに録音したものは、まだレコードの音構に今ほどごみ(カビ)が入っておらず、ブツブツノイズが少ないです。これが唯一の長所かもしれません。短所はいくつもあります。いくらHi-Fi音声トラックでも、後年にwavとして保存した音と比べると再現力はひどく劣ります。トラッキングがずれるとHi-Fi音声トラックでなくノーマル音声トラック(モノラル)出力になってしまいますが、これはビデオテープを再生して記録可能DVD経由でパソコンに入れる時にトラッキングをマニュアル調整にしチェックして気を配りました。だからトラッキングずれによるモノラル化はありません。それでもビデオテープに傷が付いた部分では、不快なビビビ音が発生します。そしてもうひとつ、音声フォーマットがac3だという欠点があります。元がVHSビデオテープで、それを記録可能DVDにダビングしたので、ファイルはMPEG-2です。劣化を起こさせずにこれを保存するには、アプリでmp3やwavに変換するのを避けるべきだと私は考えました。MPEG-2コンテナの中にあるac3音声をそのまま保存するべきだ、と。なぜMPEG-2コンテナのまま保存しなかったかといえば、VHSビデオテープ3倍モードで6時間、それが10巻以上あったからです。ハードディスクの空き容量を圧迫します。しかも、音声は大事ですが映像は「何も記録されていない6時間」×10巻以上、です。これをそのままハードディスクに保存したら、容量のとんでもない無駄遣いです。そこで私はMPEG-2コンテナからac3音声を取り出して保存しました。これが、私の判断ミスだったかもしれません。ac3という音声フォーマットは、wavに変換できるアプリがとても少ないのです。

私は過去にも調べましたが、今回も改めてネット検索しました。まず、オンラインで変換するサービスは全部却下です。なぜなら、6時間ものwavが一体どれほど大きなサイズのファイルになることか。それをダウンロードするんですよ。ギガを使い果たしてネットに繋がりにくい今の私には無理です。あと、wavはその規格上、長さはせいぜい3時間位までのはず。変換アプリやオンラインサービスでは恐らく複数のwavに分けて出力されるとは思いますが。

オンラインサービスを却下となると、残るはアプリです。ac3をwavに変換するアプリは少ないです。私が見つけ出したのはEcoDecoToolとUniConverterの2つだけです。これらのうちEcoDecoToolは私も所持していますが、試してみたらエラーが出てac3は変換できませんでした。ネット上のあるサイトには変換できると書いてあり、矛盾します。バージョンアップに伴い変換できるようになったのかもしれませんが、最近は更新していないようです。私はこの件をはっきり調べなけれぱいけませんが、それは次回の記事まで待ってください。

もうひとつのアプリUniConverterは、その機能をすべて使うには有料版を購入する必要があります。無料版の場合、フォーマット変換は1/3の長さまでだそうです。私はお金を払ってまで、この方法を試すつもりがありません。なぜなら「最後に残された中途半端な解決策」を私が知っているからです。ただし、はるか昔、私がまだ元気だった頃に試したきりなので、今から調べ直さなければなりません。これについても、次回の記事までに何とかします。

つづく