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ギターのための曖屈滅 [手記さまざま5]

探し物です。私は子供の頃にクラシックギターに興味があって、でも左手を深爪するのが嫌だったので弦がまともに押さえられず、基礎から駄目でした。で、その時に買ったNHKのギター練習番組の教本の最後に、不思議な楽譜が載っていました。技巧的な奏法をふんだんに使ってあったと記憶しています。添付のソノシートにもこれだけは演奏が入っておらず、私は興味をもって弾いてみました。それがいまだに忘れられません。時々思い出してはネット検索しますが、曲が見つかりません。その不思議な楽譜というのは、たしか三つの墓石をイメージした標題音楽で三楽章から成り、それぞれに曖・屈・滅という題が付けられていました。曖は、もやの中にぼうっと立つ墓石、屈は朽ちることなく屈強に立つ墓石、滅は朽ち行く墓石をイメージしていたはずです。今日もこれをネット検索しましたが、なんとギターで鬼滅の刃を弾いてみた、みたいな動画ばかりが山ほどヒットして、以前よりもなお見つかりそうにない状態になっていました。キーワードの中の「ギター」と「滅」だけが当てはまっているようです。私は今後も時々ネット検索するつもりですが、今後も鬼滅の刃ばかりがどっさり出るようならば検索をやめるかもしれません。