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今度こそ本当に終わったと思う [  VHSビデオ(補完計画)]

少し前の記事で私はVHSビデオテープ補完計画が終わったと書いた。あの時は本当にそう思っていたのだが、後からふと思い出した録画がある。外国のドラマだが、録画が断片なので映画なのかテレビドラマなのかもわからない。2人の子供が父親を相手にハンストをしている。父親は、業を煮やした末に1人の子供の尻を叩く。(そうか、この頃はまだお仕置きとして子供の尻を叩く時代だったのだな。)しかし子供の意思は頑なだ。空腹と暴力に屈しない。私の断片的な録画はそこで終わっている。室内や服装の映像は、私には昔のイギリス的に見える。

私はまずGoogle画像検索を試した。録画が短いので、その中の様々な部分を静止画にして検索を試した。ハンストする子供達だけでなく、父親の画像でも試した。でも駄目だった。次に私はテキスト検索に切り替えた。たとえばhunger strike daughters old movieなど。それが駄目だったので、今度は日本語で検索し、質問掲示板で誰かがそのドラマを話題にしていないかと調べたがそれも駄目だった。お次はイギリスの子役で検索した。同じ顔が見つかるかもしれない。しかし私はある決定的な間違いを犯していた。それで何も見つからなかった。どんな間違いかというと、映像ばかり見て静止画を作り、音声を聞いていなかった。音声を聞いていれば、ハンストする2人の子供のうちどちらが主役かはすぐにわかっただろう。私は主役でないほうの子どもの顔をずっと探し続けていたのだ。

その日は途方に暮れて終わり、後日改めて検索を再開した。この時点でようやく私は、もう1人の子供の顔がアップになるシーンで検索した。
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すると、わずかだが同じ顔がヒットした。画像の下にOlivia Husseyと書いてあった。聞いたことのある名だ。何も知らん私でも名前を知っているのだから、相当に有名な女優の子供時代だ。端正な目鼻立ちと黒い髪。どこかで見たような。ああ、こいつか!
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ビデオテープ録画は、The Battle of the Villa Fioritaという1965年の映画だった。Country欄には英語版ウィキペディアだけUK、他はアメリカと書かれている。原作者はイギリス人、監督はアメリカ人、配給はワーナー・ブラザースだ。日本で放送された時のタイトルは湖愁。ただしこの名で検索すると日本映画もヒットする。

最後に、お仕置きシーンの動画(日本語吹替)をご一緒に見て終わろう。今となっては珍しい、暴力による子供のお仕置きだ。まあ、これが映画の演技で、叩かれているのが子役時代のオリヴィア・ハッセーだから見る気になるのであって、本物の暴力は見たくない。ところで、動画はブログのファイル領域をたくさん消費するので好ましくない。そのうちには消すと思う。



VHSビデオテープ補完、完成。 [  VHSビデオ(補完計画)]

まずは近況報告から始めて、それから本題に入りたい。

今はお盆だ。お盆休みで不動産業者も休みを取り、転居関係は進展がない。そんな中でも私は動いた。最重要物件のベランダ近くにある木や家屋が日照の妨げになっていないかと見に行った。

でもそれが終わると、転居関係は小休止となった。私は大学の後期授業の真っ最中に転居となることを恐れているので、それからはひたすら全授業の教科書を先まで見て授業計画を立てて行った。

ところが、頑張りすぎて疲れた。そこで私は自分に「仕事と趣味の交代制」を課した。「この仕事を終えたら、この趣味ができるぞ」「次の趣味ができるのは、必ずあの仕事の後だぞ」と自分に義務付けることで、頑張りと楽しみを交互に設けて、疲れすぎずに仕事を先へ進められるようにした。

趣味の時間に何をするかは、その時に思いついたものをやる。私は自分のVHSビデオテープ録画の中で、未だに元動画不明となっているものを、再調査することにした。若い頃はこういう身元不明動画が気持ち悪くて、ぜひ元の番組を明らかにしたいと思ったものだ。でもそれから数十年が過ぎ、私は年をとった。今では、このまま不明で終わっても別にいいと思えるまでに無気力になった。でも「仕事と趣味の交代制」が今の私には大事だ。趣味の時間にちゃんと楽しんでおかないと、次の仕事時間へ元気に移行できない。私はネット検索してみることにした。

このビデオテープ録画は、以前にGoogle画像検索で調べたことがある。でも同一画像はひとつも出なかった。その時の画像は、下に挙げるものだ。明らかにアニメだが、地上波番組かOVAかもわからない。ただ時代的には私の子供時代ではなく、かなり後のものだ。それはVHSビデオテープの通し番号でわかる。
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以前に上の画像でGoogle画像検索をしても、何も見つからなかった。それで私がどうしたかというと、録画の別の部分を静止画にして画像検索した。
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この検索で元動画が判明した。元動画はSoul Linkというテレビアニメだった。今まで身元不明動画と記していた所にアニメ名が入った。「人生補完計画」は、またひとつ達成された。

私は前から思っているが、運命の女神は皮肉屋だろう。私が一生懸命探している時には得られず、私が年を経てどうでも良くなった時に得られる。ダイの大冒険もそうだ。私は若い頃、原作漫画の続きをどれほど望んでいたことか。でも何も現れず、年月だけが過ぎて行った。そのうちに人生の試練がいくつも私を襲い、私の脳内では、まるでバランの強大な思念がダイの記憶を消し去るかのように、昔の思いが消えていった。その後で再アニメ化だ。私の正直な思いは、「今ごろになって、なぜ!」だ。もう遅すぎる。

とはいえ愚痴は何一つ建設的でない。それよりも、建設的な報告がもうひとつ出来るので、それを書こう。

私のVHSビデオテープ録画には、もうひとつ身元不明のものがあった。それは、ものすごく短い。アニマックスのアイキャッチに一瞬映った少女だ。私はこれも画像検索してみることにした。
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Google画像検索の結果、この少女の身元が判明した。検索結果のほとんどは私のビデオテープ録画のシーンでなかったが、同じ少女が映っている画像があった。それによると、これは「レ・ミゼラブル 少女コゼット」というテレビアニメだった。私は参った。何を参ったかというと、私は貧乏も、残酷も、悲劇も、長編小説も、歴史物も、全部苦手な人間なんだ。アニメのタイトルが「レ・ミゼラブル」だぞ。貧乏で残酷で悲劇で長編小説で歴史物が確定ではないか!

私はこの時点で逃げたくなったが、「人生補完計画」が私を何とか後押しした。あと少し、調査した。できればコゼットの母親の死に目に私が遭いませんように。

ネット上でコゼットの母親の絶対見たくなかった窶れ果てた画像を見てショックを受けつつ、私は頑張って調査した。まったくの偶然だが、アニマックスのアイキャッチとほぼ同じ画像がネット上にあった。しかしそれは日本サイトでなく、ヘブライ語みたいに横文字だが右から左へ読むんだろうなと察せられる文字のサイトで、何が書いてあるかはわからなかった。

いや、わかるかもしれない! 中近東の文字はたいてい右から左へ読む。では、そのページのタイトル1行の左端にある、1文字は何だ。「レ・ミゼラブル 少女コゼット エピソード ?」の、?の部分ではないか。これで、第何話かがわかる! 

私はその1文字をコピーして、検索した。果たして、その9みたいに見える文字の正体は、6だった。つまり私のビデオテープに入っているアニマックスのアイキャッチは、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」の第6話だ。

私の記憶では、これで自分のVHSビデオテープ録画の中で身元不明の部分は無くなった。全部、明らかになった。VHSビデオテープ補完、完成だ。


VHSビデオテープ録画補完計画 劇場版サンダーバードの吹替 [  VHSビデオ(補完計画)]

スターチャンネルで大昔の劇場版サンダーバードとサンダーバード6号の、現存する全3種類の吹替+字幕版が放送された。私はこの2作の映画をVHSビデオテープ録画で持っている。そして自分の趣味として、VHSビデオテープに録画されているものについては後年に入手可能な情報を「補完」することにしている。だから私はスターチャンネルを視聴契約し、自分が持っている録画がどの吹替かを確認し、リマスターされた映像でこれらの映画を改めて鑑賞することにした。

ウィキペディアによると、劇場版の現存する音声は「民放テレビ版」「ビデオ版」「NHK版」の3種類がある。スターチャンネルでは「民放テレビ版」が「NET版」と呼ばれている。

私のビデオテープには
サンダーバード劇場版 VHSビデオテープ通し番号73
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号73
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158
の3つがあるが、これらの吹き替え音声は「民放テレビ版」「ビデオ版」「NHK版」のどれなのか。

サンダーバード劇場版 VHSビデオテープ通し番号73.jpg
サンダーバード劇場版 VHSビデオテープ通し番号73

サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号73.jpg
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号73

サンダーバード劇場版 VHSビデオテープ通し番号73
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号73
の録画末尾では「声の出演」として「ジェフ 阪脩」「スコット 大塚芳忠」などと表示される。これはウィキペディアの声優対応表を見ると「ビデオ版」だ。「レンタルビデオ店で借りてきたものと思われる」という私のメモとも一致する。同じメモに私は「ジェフ・トレーシーの声はテレビ版と違う人なのだが、下記NHK教育放映版のじじい声よりはいい」と書いている。

サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158 (1).jpg
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158 (1)

サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158 (2).jpg
サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158 (2)

サンダーバード6号 VHSビデオテープ通し番号158
の録画末尾では「<声の出演>」として「ジェフ 小沢重雄」「スコット 中田浩二」などと表示される。最後にはNHKのロゴも出る。これは「NHK版」だ。私はメモに「ジェフ・トレーシーの声はテレビ版と同じ人が吹き替えているのだが、なぜかじじい声だ」と書いている。今回ウィキペディアを調べて、この「NHK版」が後年の音声収録だとわかり、声がじじいになっている理由がはっきりした。


チルチルミチルの冒険旅行 1/2 [  VHSビデオ(補完計画)]

いま、VHSビデオテープPC再保存の最後、チルチルミチルの冒険旅行に取りかかっている。なぜこれを再保存するかというと、最初に保存した時に私の知識不足から逆テレシネしないで保存したからだ。ところが、いざmp4にしてみたら意外なことになった。逆テレシネしていない既存のPC保存の方が、逆テレシネした再保存よりもカクカクが少ない。これを読んだ方は、私の勘違いだと思うだろう。もちろんこれには事情がある。以前のPC保存時に私はドキュメントを残していたが、それによるとAviUtlのノイズ除去(時間軸)フィルタを使った。これが、カクカクのある複数のフレームに残像を作り、カクカクを目立たなくしているらしい。かなり乱暴なやり方だが、このフィルタには逆テレシネの効果が一応ある。

では今回の再エンコード分がどうしてカクカクするのか。私がエンコードしているのが今時の綺麗な動画でなくVHSビデオなので、余計なノイズがものすごい。多分それが邪魔して、自動フィールドシフトがパンやティルトの逆テレシネをうまく処理できないことがある。各パラメータをいじればうまく行くのかもしれないが、私のようなわかってない人間にはそこまではできない。

それで私がどうするか。決めかねて悩んでいる。せっかくVHSビデオから時間をかけてPCへデータを移したのだら、無駄にしたくない。でも理性的に考えて、既存のmp4の方がカクカクしないのなら、そのままでいい。でもデータ(vob)が無駄になるのは嫌だ。駄々をこねる子供のようだが、大事なVHSビデオデッキを磨耗させてまで作ったvobなんだ。

とにかく記事を書こう、と私は考えた。興味を持っている人がいるだろう。ところが、私はあまりに遅すぎた。調べてみると、2003年にDVD-BOXが発売され、2006年にネットで配信もした。その後は何の動きもない。そういえば私だって、妖怪人間ベム関係でVHSビデオを再再生・PC再保存する作業がなかったら、このアニメを忘れたままだった。すでに世の中から、ほぼ忘れ去られたアニメなのだ。時が流れても人々の心の中から消えない「宇宙戦艦ヤマト」のようにはならなかったアニメだ。それで私は、ひとまず諦めた。私の心の弱さから、飲酒の日が来ていた。もういいや。バカな私が大トラならぬ小トラになって、人々から忘れ去られたアニメの記事を書いてやる。それでいいや。

私にとってこのアニメは、出会いの時点では相性が良くなかった。そのわけは2つ。まずOPが実写で、アニメの登場人物でない人が出て歌う。私は「二次元は二次元として楽しみ、三次元は三次元として楽しむ」というタイプの人間だ。アニメ番組の中で実写が出てくると興醒めする。もうひとつは、リッパー号だ。私は今でも頭が固いが、子供の頃はもっと固かった。タイトルに「メーテルリンクの青い鳥」と書いてあると、そういうものなんだろうと思って見る。ところが実際のアニメはずいぶんアレンジしてあった。とくにリッパー号。
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有名文学作品を予想して見はじめた私は、見ている自分が恥ずかしくなった。そうしたら後日の新聞に、どなたかが感想を投稿なさっていた。あのメーテルリンクの名作をアニメ化するというので心待ちにしていたら、リッパー号とかいう変なものが出た、とプンプン怒っておられた。子供のころの私は、この方と同じだった。ただ、それでもOPの歌は気に入ったらしい。なぜならカセットテープに録音してあるから。その後も最終回まで見たらしい。なぜなら、最終回の1シーンの記憶があるから。

その後、私の固い頭も少しは柔らかくなり、昔のアニメが懐かしくなって、いつだか再放送したものをVHSビデオテープに録画した。それがつまり、今回私が話題にしているVHSビデオ録画だ。

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後年に改めて見て、私が注目した声優がこの人。美輪明宏さん。賛否両論ありそうだが、私は好きだ。

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それから、後年に改めて見て評価が変わったキャラクターが、このネコ。チレット。子供のころの私は真面目を通り越して糞真面目だったから、こういう裏切り者は理解できなかった。でも大人になると、色々考えが変わってくる。まずは製作者側の意図を察するということ。こういう裏切り者がいないと、話は面白くならない。次に、現実世界でも完全に善や完全に悪はなく、人々は思う所に従って、自分の前にある複数の事柄を天秤にかけて生きている。

残念ながら今回はここまで。実はいま健康上や仕事のことで心配事があって、何も手に付かない。それでも何もしないと人生を無駄にするから、後日出そうと思っていた書きかけの記事のうち、完成していた前半だけ出した。この続きは、ひょっとしたら(記事が完成したら)後日出そうと思う。



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はぁーあそこ、壁のウシから声するよ [  VHSビデオ(補完計画)]

私は名探偵登場という映画が好きで、以前にVHSビデオの記事を書く時にぜひともその話をしようと思ったものです。でも、できませんでした。なぜなら私はこの映画に出てくるパロディーを何も理解していない門外漢だから。ピーター・フォークは出てくるけどコロンボのパロディーではないんです。サム・スペードという私立探偵のパロディーだとか。でもピーター・フォークを小池朝雄氏の声で聞くと、私はどうにもコロンボを思い出してしまいます。劇中の仕草にもコロンボとの共通点がありますし。(たぶんピーター・フォークの仕草の特徴なんでしょうね。)あるサイトの、探偵ものをよくご存じらしい方の記述によると、映画の中でピーター・フォークは、「マルタの鷹」でサム・スペードを演じたハンフリー・ボガートを真似ているのだそうです。いっぽう吹き替えの小池朝雄氏は別段ボガート風には喋っていないのだそうです。日本語吹き替えになった時点で、オリジナルにあったパロディーの幾分かは失われ、それに代わって吹き替え独自の味わいが加味されたのかも。それならば、コロンボを思い出しながらこの映画を見てしまう私もかろうじて許してもらえるかもしれません。

ところで、この映画の中で私が一番好きな人物は、実はピーター・フォーク演じるサム・ダイヤモンドではありません。ワンという中国人警部とその声、羽佐間道夫氏が一番好きです。聡明な頭脳と、変な喋り方。たとえば、壁に飾ってあるムースの頭を「ウシ」と言ってライオネル・トウェインを怒らせるシーンは楽しめます。

この映画はたまにスカパーで再放送します。私はそれを見つけるたびに視聴契約しそうになりますが、日本語吹き替えでないことに気づいて諦めます。上に書きましたが、この映画の場合、吹き替え版には吹き替え版独自の味がありまして、私はそれを望んでいるのです。シネフィルWOWOWに吹替偉人伝というコーナーがありますから、待っていればいつの日か放送してくれるかもしれません。そうしたら私は視聴します。私がもっている録画は地上波アナログ時代のゴースト入りを3倍モードで録ったもので、低画質なんです。でも再放送の日が来るまでは、私はゴースト入りでぼやけた映像を繰り返し見ることにします。

この動画についてはネット上に気になる情報を見つけたので、オンラインストレージサービスを使うのをやめておきます。1時間32分を分割してブログのファイルサイズ制限5MBに詰め込むので、SOUND ONLY最低音質になりますが仕方ないです。Lame VBR。
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追記(2018年6月1日)
ムービープラスで7月に名探偵登場の地上波吹替版を放送することがわかりました。待てば海路の日和あり、ですね。名探偵登場の日本語吹き替えを愛する方々は、ぜひこの機会に視聴・録画してください。私ももちろん録画します。こうしてめでたく、この記事の音声mp3は役目を終えたので、削除します。

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雑記 [  VHSビデオ(補完計画)]

妖怪人間ベム50th再放送はピー音や欠番のせいで満足とは言えなかったが、それでも何かしらの収穫があるものだ。私の場合、VHSビデオテープからPCへ保存したmp4に不備があるのを発見できた。今回の放送(50th再放送)と昔の放送(VHSに入っているもの)を比べようとしたら、昔の放送のmp4に音が付いていなかった!作業ミスだ。これを発見できただけでも、すごい収穫だと私は思う。

でもそこからさらに、芋づる式に色々始まった。過去のPC保存で悔いの残るmp4を、このさいだからVHSを再再生してPCへ再保存しようという馬鹿な試みが。悔いというのは、私の知識不足から逆テレシネしなかったことだ。

いざ作業を始めてみると、長年使って摩耗劣化しているはずのビデオデッキが今回もよく動いてくれることに感心した。変な言い方をするのを許してほしいが、長年の連れであるこの機械が人間のように愛おしくなり、今回のように急いで再生するために使うのでなく、一度酒でも飲みながら好きなVHSをじっくり鑑賞することでこいつ(ビデオデッキ)と共に過ごす時間を作りたいと思った。

名探偵登場とチルチルミチルの冒険旅行を再保存することにした。

その他にサイボーグ009の比較的新しいアニメ。あの、本放送時に最後のほうの話が静止画になってしまったやつ。あのアニメの中でひとつだけ特に気に入った話がある。アルベルト・ハインリヒが自分そっくりの高性能マシンと戦わされる話。アルベルトは、性能的に彼に勝るマシンに辛くも勝利する。勝敗を分けたのは、フクロウのヒナが爆発に巻き込まれるという不測の事態にさいして、それを守ったアルベルトの「人としての心」と、戦うためのデータしか入力されていないがゆえにアルベルトの行動をまったく予測できなかったマシンのAIの差だった。でも私はまだVHSビデオからPC保存していなかった。

そしてついでのついでに、本当だったらどうでもいいが保存したものがある。それがタイムボカン王道復古。最初はどうでもいいはずだった。ところがどっこい、今回の記事の主役はなんと、この王道復古になった。世の中ってのは、やってみなけりゃわからない。

今ちょうど「劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」の関連作品が再放送されることが多くて、王道復古(第2話でガッチャマン、キャシャーン、ポリマー、テッカマンが出る)もちょうどスカパー無料の日に1話目を放送していた。でも私が見たいのは2話目の秀逸デザイン&設定の悪玉メカだった。それはスカパー無料の日に放送がなく、まあ仕方がないと思っていた所に今回のVHSビデオ再保存計画。それで保存決定。

なんで私が王道復古を「本当だったらどうでもいい」と思ってきたか。それは、新婚ボケ・バカップルの二人を見たくないとか、こんなのキャシャーンじゃないとか、個人的に感じるものがあったから。バカップルのほうは言わずもがなとして、キャシャーンのほうは説明せねばなるまい。声がね、私にはニセモノに思えたんだ。なんか素人っぽい。「あっ、他の声優を起用したな」と思った。白鳥のジュンもなんか色っぽくて違和感あるから、違う声優だろうと思っていた。それ以来ずっと私にとっての王道復古の位置づけは低かった。で、今回記事を書くにあたり、ちゃんと調べてから書こうと思って声優を比較した。そうしたら、ガッチャマンもジュンもキャシャーンもポリマーもテッカマンも、昔と同じ声優じゃないか。うーん、どうしてしまったんだ西川幾雄さん。

さて声優が昔と同じとなると、色っぽいジュンは逆にガッチャマン本編では見られなかったジュンを見られたと評価するべきかな。こうして、私の中での王道復古の位置づけがにわかに高くなっていった。

第1話では、三悪は声優さんが一人七役をこなすという話題性十分の設定だった。歴代三悪の中でも目立って出番が多いのが、「全国の女子高生のみなさーん」でおなじみのボヤッキー。せっかく所帯を持ち堅気の商売を始めたというのに、ドロンジョたちのピンチを知り、すべてを投げ捨てて悪に戻るという事実上の主人公だ。
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ストーリーも良かった。とくに、「ボクちゃん達にはまだ、アレがあるじゃないですか」は良かった。
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第2話は、やっぱりあのバカップルが好きになれん。
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そりゃあ考えてみれば、人間ってのはもっと恥ずかしいバカなこともやってると思う。が、今までヒーローしていて、この後も同じ話の中でヒーローをやろうっていう人物が、視聴者の前でバカやってんじゃねえ。

やっぱり第2話のきわめつけは、このメカだ。
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「なんたってメカデザインは大河原邦男でまんねん」と言われても、無知な私は今の今までボーッと聞いてるだけだった。調べてびっくり、「機動戦士ガンダム」のモビルスーツのデザインを担当した人じゃないか。こういう無知な私が見ても、その道の秀才がデザインした物には、見るだけで伝わる何かがある。だから無知な私でも今までずっとこのメカを「きわめつけ」と思ってきたんだ。

後ろから見ると、ちゃんとランドセルも背負っている。
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しかもこのメカは成長する。それが実に楽しい。
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「これこそが成長する究極のメカだぁ。セーラームンムンの強さを思い知れぇー。」
どこかで聞いたことのあるセーラー服美少女戦士みたいな名前のメカに変化した。しかもこれの特技は嘘泣きと「ふざけんなよぉーい」という、あまり育ちの良くないJCだかJKだか知らないが、とにかくそういうのだ。

ジュンに「健、あなたの好みってセーラー服だったの?」と言われて弁明するあまりに「女は30過ぎてからが一番いいっていうじゃないか。」と口走ってしまい、「失礼ね!あたしはまだ30前よ。」と墓穴を掘る健。ここはもう笑うしかない。
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声優が昔と違うと思い込み自分の違和感がそのせいだと思っていた今までの私は、昔のジュンとの違和感でこのシーンも引いていた。だがジュンが正真正銘ジュンだとわかった今は、むしろこの痴話喧嘩が「その後の健とジュン」という意味で楽しい。

おっと、話が逸れてしまった。秀逸メカの話をしてるんだった。私にとっての大ウケは、次の成長段階「オバンバー」だ。これの得意技は猪突猛進攻撃。ヤッターワン相手に「おどきよ。犬のくせに。はじっこ歩きなさいよ。おどきよ。おどきよ。おどきよー!」
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それだけではない。「なにすんのよ。あんた学校どこー?先生に言いつけてやるわ。」そして「オバンバーの最大の欠点は、意地汚いことですよー!」

第1話の途中にはマージョのポロリ、第2話の最後にはドロンジョのポロリがある。ボヤッキーとトンズラーが見おさめと言っているが、時代的に考えてむしろ視聴者にとっての見おさめか。

ところで、「コロッケ玉子そば」が380円というのは、物価が安い時代だったんだなあ。
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2018-01-01 [  VHSビデオ(補完計画)]

あけましておめでとうございます。

私は正月から酒を飲んでいます。今年もアホ記事を書くかもしれませんが、なにとぞご勘弁ください。

今日も正月早々、飲酒時恒例のしょうもない記事を書かせてください。去年の7月に、私はあるテレビドラマの記事を書きました。当時は私の腰痛が悪化してPCの前に座れず、それでも何かせずにいられなくてスマホで記事を書いていました。ところがPCと違ってスマホの動画アプリではコマ送りしながらスクリーンショットを保存することができなかったので、一瞬の稲妻をスクリーンショットに収めることができなくて、結局テキストだけの記事になりました。私はあれからずっと後悔していました。

本当は動画を出して見てもらうのが、見に来てくれた方には一番なんですが、このドラマの権利者は私が最も恐れているテレビ局でして、何年も前に私が調べた時点では、視聴者の一部から要望があったけど再放送できませんでしたごめんなさいという番組も、ネット上に出るとクレームが付いて削除させるという・・・もちろんそれが当たり前なんですけど、ああ恐い。この局は恐い。私はネット上の経緯を見てそう感じました。ウチは受信料払ってます!

ちょっと酒のせいで文章が脈絡を失っておかしくなりましたが、とにかく動画を出すのは駄目なんです。

今回は、「動画以外」で対処して、去年の7月にテキストしか出せなかった後悔を終わりにしたい、という気持ちから記事を書きました。スクリーンショットを補うテキストのほうは、なにしろ今の私は酔っていてあてにならないので、去年7月のテキストを流用します。

それから、音声は中島みゆきの声が始まる前までで切らなければなりません。何年も前ですがネット上に、音楽関係のクレームでの削除もありましたから。中島みゆきの曲が始まったらその曲が終わるまでは曲しか聞こえませんから、その曲を購入してこの記事のmp3に続けて聞いてもらえば、静止画と音で構成する「スクリーンショットで作る紙芝居的紹介」は完成します。


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雰囲気のある風景の中、雷鳴が轟き雨が降り、バイクが走り来て去って行く。背景の音楽はブラームスだそうだ。
雷鳴から中島みゆきの前まで

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アパートの下では、少女がバレエの練習をしている。片足だけ裸足なのはどういう意味があるのだろう。雨が降る中、足を泥だらけにして練習するのはなぜだろう。

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あのバイクが来る。バイクの青年はそこにバイクを置きたいらしい。でも少女はそこでバレエの練習を続けたい。青年は乱暴にバイクを奥へ入れようとしたから、少女はバイクに押し退けられてよろけ、落ちていたガラスの破片で足を切る。

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少女は血のにじむ足指を気にし、怪我をさせた青年もさすがに悪いと思ったのか、ヘルメットを脱いで覗き込む。ところが少女の関心はもう足の傷にはない。彼女は水溜まりの中からガラスの破片を探り出すと、立ち上がり、妙な行動をとる。近くの壁にガラスを擦りつけ、匂いを嗅ぐ。そして言う。「匂いガラス・・・。」またガラスを擦りつけ、匂いを嗅ぐ。

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主題歌が流れる。中島みゆき。いつの間にか立ち込めた白い霧の中で、少女が手にするガラスの破片は神秘的な光を発する。

こうしてドラマのプロローグが終わる。
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個人的備忘録(ImgBurn万歳) [  VHSビデオ(補完計画)]

ずっと昔のこと。VHSビデオテープのうち、ラベルの書き込み等にまで思い入れのある大事な物はそのまま保存するが、一部の物はビデオデッキで再生してDVDレコーダーで録画し、DVD-Rに焼いて保存した。元のビデオテープは処分した。なぜならビデオテープは嵩張り、私の部屋が物で溢れたから。

それから何年も経ってのこと。自室のあらゆる物を可能な範囲でデジタル化してPCのHDDに保存したいと考えた。その時に、VHSの中身を入れたDVD-RもPCのHDDに保存しようとし、当時私は何の知識もなかったので中身のVIDEO_TSをまるごとHDDへコピーした。コピープロテクトはかかっていないので単純にPCのcopy & pasteでコピーできた。

それからまた何年も経ち、世の中でディスクをHDDに保存する場合はディスクイメージという形にするものだと知った。ところが私はPCにディスクイメージでなくVIDEO_TSを保存してしまった。これの中のVOBを私が持っている市販ソフトに読み込んでDVD-Rにすると、再エンコードされるらしくて画質が落ちる。ディスクイメージの形で保存するのが正解だったと思った。

さらに何年か経った今日、ようやく私は重い腰を上げ、DVD-RをイメージにしてHDDに保存、元DVD-Rを処分しようとした。イメージの形式はISOが一番一般的らしいので、それを選んだ。その時点では私は少しだけ知識を得ていて、一般的なCD-ROMはシングルセッションでISO可。音楽CDはマルチセッションだからISO不可。DVDはシングルセッションでISO可と、どっかのサイトに書いてあった。

ところが、いざDVD-RをISOにしようとしたら、マルチセッションだからISOに出来ないというエラーメッセージが出た。そんな馬鹿な、DVDはシングルセッションでISO可のはずじゃないかと思った。

ネット検索した。はっきりはわからないが、シングルセッションだというDVDは市販のDVD-Video等のことかもしれない。DVDレコーダーで焼いたDVD-Rは、たとえファイナライズ済でも違うのかもしれない。VRモードで記録していないのはもちろん、そもそもCPRM非対応の古いディスクのはずだが。とにかくマルチセッションだと言ってImgBurnもDaemon Toolsもエラーを出す。(Daemon ToolsはISOから独自形式への変更を促す。)

ネット検索時に、ImgBurnでVOBからDVD-Rが焼けるらしいと知った。
Write files/folders to discをクリック。
試しにBrowse for a source folderでVIDEO_TSのひとつ上位のフォルダを選択してみた。
Optionsは
MODE1/2048
ISO9660 + UDF
1.02
時間はかかったがエラーなくDVD-RWが焼けた。(テストだからディスクを再利用できるようにRWを使った。)

VOBが再エンコードされずにDVD-RWにコピーされたかどうかを確かめたかった。難しいファイル比較はできないので、ある録画の最後のVOBのファイルサイズを比べた。もしも再エンコードなどの手を加えていたら、元ファイルと1バイトも違わずに同じサイズになるのは珍しい。ただし最後以外のVOBはファイルサイズが決まっているから、最後のVOBのサイズを比べる。結果は、同じサイズだった。

VIDEO_TSをPCに保存済みならば、ディスクイメージを改めて保存する必要はないとわかった。



良かった点

元DVD-RのAUDIO_TSは空のフォルダだったから、PCのHDDにコピーしなかった。そのままImgBurnで処理したが、自動的に空のAUDIO_TSが追加された。



困った点

処理開始直後にボリュームラベルを付けるウィンドウが開き、ちょっと触ったらVIDEO_TSのひとつ上位のフォルダ名がボリュームラベルになって処理が続いてしまったが、運悪くそれが日本語2バイト文字列だったのでボリュームラベルが文字化けした。

VIDEO_TSのあるフォルダ内にテキストファイルをひとつ作ったのを忘れて、そのままImgBurnで処理した。出来上がったDVD-RWの中には、VIDEO_TS, AUDIO_TSと並んで、本来DVDにはあるはずのないテキストファイルが見えた。しかもファイル名は日本語2バイト文字列だったから文字化けしていた。

ImgBurnのエラーメッセージを再確認したら、マルチセッションでなくマルチトラックとなっていた。これはひょっとすると、マルチセッションが正解ではないだろうか。

大昔のバチ当たりなタイトルのフジテレビ深夜番組 [  VHSビデオ(補完計画)]

私は痛風治療で酒を断っていた。そして今日は血液検査の日だった。いや、私は血を採ると信じていた。この日のために頑張ってきたんだ。今日その頑張りの結果が出る!ところが問診だけで終わった。採血は2か月後だそうだ。なんて事だ。もう酒を飲むしかない。アルコール依存症の人間の思考回路は、常にこうなる。

今日酒を飲んだら次にいつ飲めるかわからない。なにしろ飲みすぎると他人事でなく、私自身の足がおそろしく腫れ上がるのだ。数か月に1度の飲酒チャンスなのだから、飲みながら何か楽しい事をしなければ。私はVHSビデオテープ録画のPC保存をやっていて、もう99パーセント終わっているが、1パーセント終わっていない。それをやろう。それは単純な作業だった。2つの動画を見比べて終わるはずだった。古い動画と、今回作った動画を見比べて、「やっぱり作り直した動画のほうが綺麗だぜ!なにしろインターレース解除をマニュアル24fpsで頑張ったし、技術的にも知識的にも昔よりはレベルアップしたから。バンザーイ!」と言って終わるはずだった。そして私は見比べた。

古い動画
ponsu_z0.jpg

今回作った動画
ponsu_z1.jpg

なぜだああああああっ!!
今回作った動画はどうしてこんなにノイズが多いんだぁぁぁっ!

これは私のミスや技術不足のせいではない。だってNL-Meansまで入れているんだ。元動画の画質(VHSビデオテープを再生してからケーブルでBDレコーダーに入れて録画するまでの間の何か)に起因するとしか考えられない。出来る事は全部やったんだ。
・・・それって、何をやってももう無理って事なんか?
・・・。

これはもう、酒を飲むしかない!

今日は久しぶりの酒で楽しい記事になるはずが、なんか、荒れた記事になりそうだ。それなら、じつに久しぶりに、エロボケかますか。私は歳とってエロは無縁になったからそういう記事も無くなっていたが、今日は何かやらんと、やってられないよなぁ。何よりも数か月に1度の酒の日なんだぜ。

はるか昔にフジテレビでやっていた深夜放送、いってみよか。VHSビデオテープの録画は見る見ないにかかわらず保存してあるので、こういう時にも役に立つ。

タイトルは、あまりにもバチ当たりなので書きたくない。密教系の仏教で「ほとけ」の世界をあらわす目的で作ったもののはずだ。それを官能小説番組のタイトルにするとは、これは絶対にバチ当たりだ。

そういえば私はずっと前から官能って変な言葉だと思ってきた。ちょっと調べてみよう。コトバンクより:
1 生物の諸器官、特に感覚器官の働き。「官能検査」
2 肉体的快感、特に性的感覚を享受する働き。「官能をくすぐられる」「官能美」

んー、そういうわけか。官能小説と書かずに、わかりやすくエロ小説って書いてくれ。

今回ここで思い出すテレビ番組は、ウィキペディアでは簡潔に紹介されているだけだ:

フジテレビ系列で、1991年4月から1991年9月に深夜時間帯(JOCX-TV2)で放送されていたバラエティ番組。きたろう・松坂季実子の語りと写真のみで構成された「官能小説紹介番組」である。『村は七色』『いとしのファブリオ』に続く三部作最終作品。

タイトル画面は、こんなのだ。
fujitv01.jpg

この記事を書く前に動画を見てみたが、完全にエロ小説朗読、それ以外の何物でもない。私のこの歳では中身の紹介はもういいやという気になった。たぶん、同様の理由からネット上にも情報が少ないのだろう。若い頃にこの番組をドキドキしながら見ていた男性が、今では「いまさら官能小説は不要」という気になっている。私もそんな感じだが、「昔の思い出」という意味では別だ。「いまさら見たいとは思わないが、若い頃にそういうのあったなあ」という懐かしさは大事にしたい。

私の手元にはこの番組の全話はない。初めて見たのが第二回だったし、その後も気に入らない回は録画を消したようだ。まずは第二回のオープニングを出そう。(途中、再生不良部分あり。)中身はただのエロ小説朗読なのに、オープニングは何か真面目っぽい事を言ってる。でもこれは中身が目指す方向とは違う。


いま、「きたろう」氏についてウィキペディアで調べたら、古畑任三郎に1回だけ出ていると書いてあった。正直、今の私にはエロでなくこういう情報のほうがドキドキする。「古畑をもう一度見てみようかな」と思う。古畑なら、数か月に1回の私の飲酒を満足するものにさせてくれるはずだから。堺正章演じる歌舞伎役者が殺してしまったガードマンが、「きたろう」だ。ああ、あの話、良かったなあ。

いかん、今回のエロ小説への興味が失せてきた。せめてもう少し何か出さないと記事にならない。

この番組のとくに始めのほうでは、私が生まれるより前の古き良き昭和のスチル写真を映像として使っていて、それが貴重といえば貴重、でも中身のエロと違うやんかといえないこともない。



記事を書くには、その記事を読むよりもずっと多くの時間が必要だと理解していただけると思う。私は金麦を飲みながら記事を書いていたので、ついに酔っぱらってしまった。初めはもっと画像を出す(ただしエロではない)つもりだったが、頭がクラクラしてもう記事を書けなくなってしまった。すまない、この記事はここまでとさせてほしい。

パナソニックのBDレコーダーがフォーマット不能 [  VHSビデオ(補完計画)]

買ってからまだ8カ月半。1年経っていない。1週間くらい前にDVD-RWのフォーマットができなくなった。完全に読み書きできないのではなく、すでに記録済みのディスクを入れると録画タイトルを読み出す。ところが、これから記録するディスクを入れてフォーマットをすると、フォーマット時のシーク音と画面表示は今まで通りなのに、その後で録画しようとするとフォーマットされていないと出る。DVD-RWは4枚試したが、4枚ともフォーマットに失敗した。これらのDVD-RWは4枚とも、今まで普通にフォーマットし使ってきたものだ。それが4枚とも時を同じくして突然使えなくなった。ディスクの側の問題とは考えにくい。

買ってからまだ1年経っていないということは、保証期間内だ。ところが、説明書と保証書はあるが、保証書に店名が書いていない。ネットショップで買ったからだ。どのネットショップで買ったかを調べようとしたが、もうわからない。私は焦った。

ショップを探すのと並行して、機械を直そうと試みた。はるか昔、初代のDVDレコーダーを買った時に必要になって買ったクリーナーを引っぱり出してきた。専用DVDの記録面にいくつかのヒゲが生えていて、それでDVDドライブのレンズを掃除するという仕組みだ。これをBDレコーダーに入れて使った。直らなかった。でも初代DVDレコーダーの時も、2回は使わないと直らなかった。私はもう一回使った。ディスクがフォーマットできるようになった。私はホッとした。

ところが、話はこれで終わらなかった。

それから1週間くらい経って、つまり今日、またフォーマットできなくなった。私はまたクリーナーを引っぱり出してきた。1回使った。直らなかった。2回使った。直らなかった。私はまた焦った。

クリーナー3回目を試す前に、ネット検索してみる事にした。大量生産の機械は同じ所から同じ部品を仕入れ、同じ工場で組み立てる。だから私の機械が壊れたという事は、同じ機種の別の機械も壊れるかもしれない。誰かが同じ問題に直面したり、問題を解決したりしたかもしれない。

果たして、ネット上にはフォーマットできなくなったパナソニック製BDレコーダーに困った人たちの記事があった。電源が入った状態で電源ボタンを10秒以上押すとリセットだそうだ。試してみた。私の場合、電源が切れなくなったのではないから、電源ボタンを押した直後に機械の電源は切れてしまった。そのまま虚しく10秒間ボタンを押し続けるのか?

10秒待っても何も起きなかった。電源は切れたままで、リセットしましたとも何とも表示されない。私はさらに電源ボタンを押し続けた。おおよそ20秒押し続けた時点で機械は再起動した。でも、リセットしましたとも何とも表示されない。

私はDVD-RWをフォーマットしてみた。それからHDD内の録画をDVD-RWに入れてみた。エラーは表示されず、処理が始まった。フォーマットに成功したのだろうか。正確な結果は、処理が終わってDVD-RWを再生してみるまではわからない。

解せない点はある。1週間前はクリーナーを使って直った。今回はクリーナーで直らず、その後のリセットで直った(と思われる)。クリーナーで直るならレンズの汚れだろう。でもレンズの汚れならリセットで直らないだろう。フォーマットできなかった原因を推測できない。

私は今後、この機械をガンガン使おうと思う。またフォーマットできなくなったら、リセットとクリーナーをガンガン試す。なぜなら保証期間内だからだ。今の私の機械は、半分壊れているみたいな状態だ。このままあまり使わずにそうっと置いておき、保証期間の1年が過ぎた後で本格的に壊れたら、それが一番皮肉な結果だ。壊れるならば保証期間内に壊れてくれ。壊れなければ、それはそれで結構。

mp4を音ずれなく再編集する [  VHSビデオ(補完計画)]

VHSビデオなどの映像をPC保存しようとしてmp4にエンコードした後、PCに入れていた元MPEG-2を消し、それから初めてミスに気づくことがある。普通に再mp4化するにはVHSビデオをまた引っぱり出して再生しなければならず、運が悪いとそれもできない。(一度再生し、二度目の再生をしようとしたらテープが機械に巻き込まれてオシャカになったことがある。)すでにあるmp4を手直しして終われる場合は、そう出来ると有り難い。ところが、mp4を再編集しようとすると音ずれを起こすのは有名な話。しかも単純に再生位置をずらせば直る音ずれではなく、速くなったり遅くなったりという不気味なずれ方をする。私はつい最近もそういう体験をした。私はmp4をビデオオーサリングソフトに読み込み、最初のほうのある時点と最後のほうのある時点で映像と音が合うように、音声の伸縮を行った。そうしたら不思議なことに音声全体が短くなり、動画の冒頭はまだ音声が始まらず、動画の末尾ではとっくに音声が終わっている。それでいて、伸縮の時に音合わせをした2つの時点ではちゃんと音が合っている。試しに他の場所を聞いてみたら合っていない。これはどうにもならない。私は方法を変えなければならなかった。ネット検索したら、l-smash worksというAviUtl用入力プラグインがあった。設定をいじると、可変フレームレートを固定フレームレートに変換するようになる。私がmp4を作る時に使ったインターレース解除プラグイン・自動フィールドシフトは、可変フレームレートのデータを作る。これが音ずれの原因だったのかもしれない。試してみた。少ない実験結果に限れば、音ずれは起きなかった。ところで、mp4をAviUtlに読み込んで無事に手直しが済んだとして、今度はどういう設定で再mp4化するべきだろう。すでにインターレースは解除済みだから、自動フィールドシフト等を使ってはいけない。インターレース解除なしでそのままx264エンコードか。avi用のエンコーダーでPCに入っていたものを一通り試したが、画質的に使えなかった。あるものは全画面表示にまで拡大すると対象が小さな正方形の集合体に見え、他のあるものは陰影が段影で表現された。H.264は、人間が肉眼で見た時に不満が少なく見えるように工夫されているのだろう。まだx264での再エンコードは試しておらず、どれくらい劣化するかはわからない。今日はここまでにして、私は外出しなければならない。

現状記録(AviUtlフリーズ、解決か?) [  VHSビデオ(補完計画)]

県立地球防衛軍と鉄人タイガーセブンは、私のPC再保存で最後まで残った課題だ。

鉄人タイガーセブンのほうは、マニュアル24fpsの作業をとっくに終えている。では何が課題かというと、aupを読み込むたびにAviUtlがフリーズするようになったのだ。これではmp4エンコードできない。

この元動画は、最初から変だった。編集がある時点にさしかかるとAviUtlがフリーズする。ただし編集ポイントをそこへ移さずエンコードだけすればmp4は作れる。そういうデータだった。VHSビデオ映像をDVD-RWに入れてPCへ移す時、つまりMPEG-TSは、まれにそうなる。MPEG-TS内の制御データが残ってしまい、それをAviUtlが読んで誤動作するのだろう。

この鉄人タイガーセブンも、ただエンコードだけすればmp4は作れた。でも当時の私はちょうど、1フィールドだけのノイズを消すのに凝っていた。なにしろ、テレビで見たらどうしても見えてしまうノイズが消えるんだから、その方法を見つけた直後は有頂天になる。それで鉄人タイガーセブンもノイズを完全に消してやろうと思った。

でもさっき書いた通り、このデータはある場所でAviUtlがフリーズするから、その場所を避けつつ前後のノイズを消していった。こまめに保存しつつ、その場所に近づきすぎてフリーズしたら再読み込みして、今度は近づきすぎないように作業する。当時PC再保存を始めたばかりで元気だった私は、そんな面倒な事を面倒とも思わずにやっていた。そして作業はうまく行った。フリーズする場所を避けてノイズを取った。ところが!作業中はフリーズしなかったというのに、一度保存して後日読み込んだらフリーズした!それはないよ!

それ以来、そのaupは何度読み込んでもフリーズする。バッチ処理でエンコードを実行しようとしてもフリーズ。どうにもならなくなった。

私は、編集ポイントがフリーズする場所にあるからいけないのだと推測した。aupの中に、編集ポイントを移動させるコマンドが含まれている。それをバイナリエディタか自作プログラムで取り去ればフリーズしないかもしれない。そのためには、aupのデータ構造をある程度解析しなければならない。でもそれは無理だった。他人が作ったデータ構造の解析は、数え切れないほどの実験をして何ヵ月も必死に頑張らないと出来ない難物だ。今の私にはその覚悟と信念がない。時間もない。

それで、私は現状をとにかく保存して、他の動画の作業に取りかかった。それが多分今年の5月ごろだっただろう。今は9月。他の全ての作業が終わり、私はまた鉄人タイガーセブンに戻ってきた。

私は再度、例のaupをAviUtlに読み込んでみた。やはりフリーズ。このまま諦めて作業を終わらせるのだろうか。私はまだ試していない事はないかと思い巡らした。

元動画にフリーズする部分が含まれるからフリーズする。元動画をその場所よりも前でカットすれば、そこまではAviUtlに読み込めるだろう。その後で、ノイズ除去していない元動画を追加読み込みし、不要部分をカットして連結しよう。そうすれば、連結部分より前だけはノイズ除去済みになる。

それでは元動画をカットだ。使うソフトは無劣化でカットできるavidemux。少なくとも映像はCopyとし、コンテナは元と同じMPEG-TS。いや、わざわざ余分な制御データを付ける必要はない。MPEG-PSにしよう。

この時点で、あれ?と思った。動画に制御データが残るからAviUtlが誤動作する。今、制御データを付けないようにMPEG-PSにしようとしている。それなら、カットする必要はあるのか?

私はカットせずに元動画をMPEG-TSからMPEG-PSに変換した。aupはすでにバッチ処理に組み込まれている。(でも今までは、バッチ処理を実行するとAviUtlがフリーズした。)バッチ処理を実行した。AviUtlはフリーズせずに動き出した。

今、エンコードと同時進行で私はこれを書いている。ついでに朝食の用意と秋冬用布団を出すのも同時進行だ。そう、今までのように趣味ばかりやってはいられない。だからこの記事はここまでとなる。もしもうまく行けば、私は鉄人タイガーセブンの残りの部分もノイズ除去できるだろう。家事と同時進行で、日にちをかけてゆっくりと。

5人衆ここまで [  VHSビデオ(補完計画)]

古畑任三郎5人衆の3回目。今回で最後。これで、古畑関係(物まね)のUPがめでたく終わる。


VHSビデオ関係の記事は、あとほんの少し出る予定。でも私は趣味以外の事を頑張らなければならない時が来た。趣味も少しずつ進めて、そのうちにまた記事を出したい。

5人衆2回目 [  VHSビデオ(補完計画)]

今回は古畑任三郎5人衆の2回目。気に入っていただけたら有り難い。

5人衆開始 [  VHSビデオ(補完計画)]

やっと古畑任三郎5人衆を出せる。私個人はすでにUPしたほうの物まねの完成度が好きだが、今度の物まねも初めて見た時は「次はどうなるんだろう」と楽しんで見られた。ブログのUP制限により、動画は3分割した。今日はその最初の部分。


現状記録(県立地球防衛軍) [  VHSビデオ(補完計画)]

県立地球防衛軍は、今回の「VHS録画のPC再保存」を始めた頃に取りかかったものだ。それが最後まで放っておかれ、今ごろ終わらせようとしている。

なんで作業を後回しにして放っておいたかというと、作業の最初の頃は私がまだ元気で、マニュアル24fpsという面倒なインターレース解除プラグインを使ってみようと「無謀にも」決めてしまったからだ。マニュアル24fpsで作業を始めてしまった県立地球防衛軍と鉄人タイガーセブンが、とうとう最後に残ってしまった。

調べてみたら、県立地球防衛軍を始めたのは今年の5月だった。明日から9月だ。何か月も放っておいたせいで、私はマニュアル24fpsの使い方を忘れてしまった。いや、そもそも本来の使い方というのを私は学んでいない。ダウンロードして、AviUtlに入れて、いちおうドキュメントは読んだが、後は「たぶんこうやって使ってもいいだろう」と勝手に考えて使っていた。その勝手な考えすら忘れた。これでは先が思い遣られるので、せめて自分の勝手な使い方だけでも思い出し、備忘録としてメモしなければならない。

私の勝手な使い方では、プラグインは、マニュアル24fpsの他にNNEDI3も必要になる。もちろん使用前にフィルタ順序の設定をしておく。このNNEDI3を使うと、縞が全部消えてスッキリし、どこに同じ絵のフレームがあるかがわかるようになる。このフィルタがないと、私は同じ絵が続く場所を見間違える。

で、動画の最初に周期変更ポイントを設け、同じ絵が2フレーム続く所を見つけてそこに間引きフレームが来るように周期を設定する。

一例として何の因果か、むさ苦しいスコープ鶴崎が出てしまった。
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ponsu204.jpg
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上の例では、私は同じ絵が続く2フレームの最初のほうを間引きフレームにしている。

この後もずっと見てゆき、動きのあるシーンが出るたびに、同じ絵が続く2フレームの最初のほうにxが付いているか確かめ、大丈夫ならばそこまでのプロジェクトをこまめに保存しておく。大丈夫でなければ、前回保存した場所(そこまでは大丈夫)から今の場所(大丈夫でない)までの間のどこかで周期が変わっている。その周期変更場所を根気よく追ってゆき突き止める。そして周期変更ポイントを設ける。これを動画の末尾まで繰り返す。

現状記録(おとなの子守唄終) [  VHSビデオ(補完計画)]

前回の記事に書いたボケボケ修正に、私はNL-Meansというノイズ除去フィルタを使うことにした。AviUtlにはじめから付いているノイズ除去(時間軸)フィルタに似ているが、フィルタがかかる要件を輝度と色差に分けることができるらしい。今回のボケボケの元と思われるチラチラノイズは輝度に由来する。はじめに輝度空間と輝度時間を試行錯誤により確定し、輝度分散の値を変えていった。保護は0。

NL-Meansなし
otona400.jpg

輝度分散19
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輝度分散29
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輝度分散39
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輝度分散49
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そして比較のために既存動画の同じシーン
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私が思うに、制服のベストの紺が19ではまだザラザラしている。これは細部が表現されているというよりは、ノイズが見えているのだろう。29ではザラザラがかなり少ない。39ではもっと少ない。今度は髪の毛を見る。39から49へと連続表示すると、髪の毛があきらかにぼやける。

以上のことから考えて、49は除外。制服のベストの紺は29か39。髪の毛は、既存動画の同じシーンと同程度の見え方を求めるならば19。29ではぼやけ始めているように見える。しかし19はベストがザラザラでノイズが取れていない。妥協して29だろうか。

この動画は色々頑張って最高の出来になるはずだったのだが、まさか元動画そのものに以前の保存時と比べて問題があったとはなあ。でも、めげず、くじけず、次の動画へと進まなければ。再保存対象動画は、あと2つ残っている。




追伸
結果に満足できない私は、次の動画へ進まずにぐずぐずしていたが、これ以上どうしようもないので諦める時が来た。今回の再録分よりも前に保存済みだった既存動画と比べて、悪くなった所もあるが良い所もあるさと認識して次へ行こうと思う。

otona500.jpg
鶴光とアシスタントがデスクに並んでいるシーン。既存動画では人物の表情が認識できるが・・・

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今回保存分は残念ながら細部が潰れて表情がわからない。

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でも、藤村真美は既存動画では映りが悪く・・・

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今回保存分のほうが細部の表現はいい。

現状記録(おとなの子守唄続き) [  VHSビデオ(補完計画)]

少し前の記事に、昔の録画をPC保存する行為がかなり愚かな理由が2つあると書いた。理由はもっとあるかもしれない。

理由3。100パーセント頑張って作業しても、作業の途中でその努力を根底から否定する事実が明らかになる場合がある。たとえば私はいつも、AviUtlで幅720から16を差し引いてリサイズする時、AviUtlに元からあるサイズ変更機能を使っている。人々がLanczosを薦めるので試してはみたが、ファイルサイズが確実に増える割に出来上がりの見た目は変わったように見えない。でも今回はPCへの最終保存だから、Lanczosを使ってみようかという気になった。
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でも作業を進めるうちに、人々が薦めるからLanczosにするというのは何か違うと思い始めた。自分の目で結果を比較して、どちらか気に入ったほうを採るのが正しいのではないか。それで、AviUtlに元からあるサイズ変更でも動画を作ってみた。
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そういえば、今回は再保存作業だ。今回より前に作っておいた既存の動画と比べるのを忘れてはいけない。
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ここまで来て、さあ大変だ。秋元ともみだったっけ、もう名前忘れたが、とにかく画像をオリジナルの大きさで表示して顔を見比べてほしい。今回の再録分のほうがボケボケではないか。既存の動画のほうがしっかりしているではないか。これでは再録の意味がないのでは。
比較といえば、もうひとつ比較できるものがあった。たまたまこの場面は新着ビデオの紹介コーナーなので、商品化されたビデオとの比較がある。VHSビデオそのものはもう処分したが、処分前にPC保存したものがある。
otona302.jpg
ここに至って私は、どうしていいかわからなくなってきた。既存の動画に不備があるから始めた再保存作業なのに、今回の再録分がいちばんボケボケではないか。しかも色が薄い。私は、昔保存しておいた既存の動画が濃すぎるんだと思い込んでいた。当時は誤って不要な機械を通してしまい、色が多少変わってしまったから。それを直すのがつまり今回の再保存の目的だ。ところが商品化されたビデオと濃さが似通っているのはむしろ既存の動画で、今回の再録分はダメダメではないか。何日も頑張って細かいノイズを取ったりして最善を尽くしてきたのに、ここに来てその努力を根底から否定するダメダメが明らかに。私はどうすればいいのだ。

今回の再録分で、色が薄いのはなぜだ。
可能性1。このVHSビデオは本来こういう薄い色の映像で、それを再生する時に昔は不要な機械を通した結果、色が濃くなってしまった。
可能性2。VHSビデオの記録は濃い映像だが、再生に使ったビデオデッキが経年劣化で薄い色の出力になってしまった。

今回の再録分が、ボケボケなのはなぜだ。
ひとつの可能性は、昔作った動画はノイズ除去(時間軸)フィルタをかけている。当時はこのフィルタに凝っていて、見た目を改善する目的でよく使った。そのせいで昔の動画はボケボケが改善され、輪郭がくっきりめに出るのかもしれない。

おとなの子守唄は今日でPC保存完了の予定だったが、もうちょっとテストをして、より良い映像を保存できるまで頑張らなければならない。

現状記録(おとなの子守唄) [  VHSビデオ(補完計画)]

昔の録画をPC保存する行為がかなり愚かだというのは、私自身もわかっている。なぜ愚かか。その理由は2つある。

理由1。大抵のものは今ではデジタルリマスター化されるなどして高画質・高解像度で出回っている。私が苦労して劣悪VHS画像を少しでも良くしようと努力しても、巷では金さえあれば努力なしにVHSとは比較にならないほど美しい映像が手に入る。

理由2。巷にDVDソフトやブルーレイとして出回っていない録画はわずかにあるが、それらは平成29年のいま、思い出以外に何の価値もない。ただひたすら私個人の思い出として価値があるのみ。他人との会話の材料にもできず、それを持っていても社会的ステータスが上がるわけでもなく、金になるわけでもない。

たとえば、ゴリエ杯の断片が出てきた。私はそもそもゴリエ杯が何か知らず、たまたま録画した。それも断片的に残っているだけだ。いったいゴリエ杯とは何なのか。VHS録画をPC保存するついでに調べておこうと思い、ネット検索した。その時に、YouTubeやniconicoに私の録画よりもはるかに長いゴリエ杯動画を見つけた。これは上の「理由1」に近い。私が努力してPC保存しても、それより長い動画がネット上にある。私はいつも一抹の虚しさを感じながら作業している。

あるいは、おとなの子守唄(大昔のほう)をPC保存し直すことになった。私はおとなの子守唄もよく知らない。アダルトビデオの紹介などをする大人向けの深夜番組だったのはわかるが、私のVHSにはたった1回分の録画しかなく、しかも途中から始まるのでオープニングがわからない。一体どんなオープニングだったのだろう。どんなコーナーがあったのだろう。私はネット検索したら何か出てくると思った。ところが、ほとんど何も見つからなかった。同じタイトルで後年に別の番組が出来てしまい、そっちの情報が多いので、大昔のほうの情報を選別するのに苦労する。でもどうやら、大昔のほうの番組はGoogle検索のヒットが、テキスト情報が片手の指で数えられる程度の件数だ。(動画のヒットについては後述。)オープニングも、どんなコーナーがあったのかも、わからなかった。「混浴対談」「出前子守唄」と、VHS録画に残っているわずかなタイトルを打ち込むと、たまたま誰かの書き込みにその言葉が使われていて1件ずつヒットする。これでは、その他にどんなコーナーがあったかが全然調べられない。これは上の「理由2」だ。大昔のおとなの子守唄を知っている男は、今ではおじさんだ。今さらアダルトビデオ程度でいちいち興奮せず、興味もないおじさん達だ。だから今さらネットに書き込まない。それに私が今さらこの番組について詳しく知ったところで、何の利益にもならない。でも、ちょっと寂しい。昔のテレビ番組の思い出・懐かしさというのはあるはずだ。もっとネットに書き込みがあっても良かったのに。

私は、寂しさを感じながらも作業する。大きな努力が、わずかな結果を生む作業を。さっき書いたが、私のVHS録画ではおとなの子守唄が途中から始まる。どうやら前半は、パステルユーミの最終回に上書きされてしまったらしい。VHSビデオを上書きすると、その後の古い録画が現れる部分で画面がビビビビと乱れる。今日は、苦労してその部分を少しでも見られるようにした。作業の努力は大きかったが、結果はわずかだ。まずは見てもらおう。

元の状態


修正したもの


何が違うかというと、トラッキングが定まらない部分なので映像が上下する。その上下をできるだけ抑えた。1フレームずつ手作業で修正した。多くの部分はフィールドの奇数/偶数を選び直してましな方を選択したが、とくに映像がひどい所はクリップボード経由で画像として抜き出し、修正してから元に戻した。早送りみたいに見えるのは、早送りではない。上書きの後で古い録画が出てくる部分は、時としてこんなになってしまうのだ。

ところで、上の動画のコーナーの名前がわからない。人物写真の撮り方を教えるコーナーなのだが、ネット上に唯一奇跡的に見つかった動画「雪村春樹のプライベートフォト」とは人間が違う。

現状記録(とりあえず最後まで来た) [  VHSビデオ(補完計画)]

たくさんのVHSビデオテープを再生・保存するので、今どこをやっているかがわからなくならないように、テープの通し番号順に作業を進めていた。そして最後の通し番号テープの保存が終わった。それで終わりかというと、現実は理想通りには行かない。今までの作業の中で、とりわけこだわりたいとか、とりわけ問題が発生したとかいうテープに限っては、例外的に後回しにした。それがまだ残っている。でもとにかく通し番号で最後まで来たのだから、節目だ。

ふと気づくと、古畑ものまねのUPが途中までだった。ものまね自体は出したが、そのあと磯野貴理子の罰ゲームの話があり、最後にメイキングがある。本当ならそれらを全部出すべきなのだけれども、体調のことも考慮しなければならず、PCの前に座ってブログ用動画を作るのはメイキングだけにしよう。

メイキングは2分たらずだけれども、それでもブログの5MB制限内に収めようとすると画質がものすごく落ちた。x264のquality、フレームレートともに限界を超えた落とし方になってしまったが、ご勘弁いただきたい。



物まねはもうひとつあって、これも2006年に放送されたものだ。古畑任三郎5人衆。体調の良い時に少しずつブログ用動画を作ることも考えてはいるが、全体が一続きの寸劇なのにファイルサイズ5MB制限で細切れになってしまうので、どうしようかなあと決めかねている。ゆっくり考え、決めさせてほしい。

あと、さっき話した「例外的に後回しにしたテープ」の話題もいつか出すと思う。

現状記録(スペクトルマン) [  VHSビデオ(補完計画)]

今は、スペクトルマン全話をチェックするという、気の遠くなる作業をしている。私の録画は不要な部分をカットしてあるし、動画チェックに支障のない部分は2倍くらいの速度で見て良いので、全63話そのままの時間はかからないが、それでも疲れ果てる。楽しんでブログ記事を書く余裕はない。でも、このまま記事を書かないでいると作業の記録を残さずに終わってしまう。これは私の人生の大事な1ページなのだから、記録は残したい。

スペクトルマンに限らず、昔の特撮ものは、私よりもずっとよく知っている人が、沢山の情報をネットに書き残している。全話の解説をしているものすごいブログもある。そういう凄い人たちがいるので私はどうしても引っ込み思案になり、記事が書きにくい。でもちょっとだけ書こう。

スペクトルマンの変な所は、あの顔がただのマスクだという所だと私は感じる。ウルトラマンも他の超人・星人たちも、その顔は自分の顔という設定だ。でもスペクトルマンは、始まって間もない頃に、倒れた蒲生譲二の近くにスペクトルマンの顔が転がっているという妙なシーンがあり、これがただのマスクだと判明する。と、いうことは、もしもスペクトルマンがマスクを取ったら、蒲生譲二の顔ということだ。それを裏付けるかのような、頭と片腕だけが蒲生譲二で他がスペクトルマンというシーンもある。でも、スペクトルマンのあの姿がただのマスクとプロテクターであるにしては、たかがマスクとプロテクターがないだけで蒲生譲二はてんで弱くなる。生身の体でラーに立ち向かった事があったが、てんで勝負にならなかった。どうやら、設定のどこかに矛盾があるようだ。

スペクトルマンは、戦った後でぶっ倒れる事が多い。アイアンキングと並んで、安心して見ていられないタイプのヒーローだ。

出てくる怪獣については、書きたい事があまりに多すぎて書けない。私にとって、こんなにも印象的、魅力的な造形の怪獣が多い特撮ものは他にない。



追伸
今日のノイズ除去作業。今日のは誇れる作業ではないが、元動画よりも見え方は良くなった。

元動画


ノイズ軽減後


現状記録(流星人間ゾーン) [  VHSビデオ(補完計画)]

禁酒中の私が昨日酒を飲みたくてたまらなくなったのは、もう1か月半かそれ以上、羽目を外していないからだと思う。私は時々酒を飲んで羽目を外してバカなブログ記事を書き、それで人生をリフレッシュしていた。それが痛風治療で禁酒になって、羽目を外す時がない。誰も羽目を外しちゃいけないなんて言わないが、私はもう結構な年なんだ。泥酔でもしなけりゃ、バカな記事など書けるものか。今日も流星人間ゾーンをPC保存しながら、「防人蛍(ゾーンエンジェル)ファッション・グラフィティ」を作ろうというバカな発想が頭に浮かんだ。でももちろん、そんなものシラフでは作れなかった。「いい子」でいるのは疲れる。人は時にはワルまたはバカになりたい。

今日も仕方なく、羽目は外せずに、PC保存の努力を記録する。今日は珍しくスマホで記事作成せずに、PCで短い動画を作ってUPする。

これが元動画。VHSビデオテープの傷なのか、それともたまたまゴミが付着したのかは知らないが、一瞬暗くなる。


これが修正後。問題のある部分を1コマずつ明るさ修正した。


現状報告(コジコジ続き) [  VHSビデオ(補完計画)]

前回の記事で間に合わなかった、やかん君の魅力紹介。

大好きなペロちゃんにビーチボールに誘われるやかん君。でも振り向いて見たペロちゃんの水着姿は彼には刺激が強すぎた。


沸騰してお茶を出すはずが、鼻血を出してしまった。


学校ファッションショーでペロちゃんを見て、この日2回目の沸騰。なんかすごいキャラだ。



彼はただ沸騰するだけのやかんじゃない。ペロちゃんのためなら敢然と悪に立ち向かう。(この場合、悪は「あく」でなく「ワル」と読むほうが的を射ている。)転校するペロちゃんを軽視するスージーとブヒブヒの暴言に、やかん君怒りと悲しみの大爆発。


やかん君は、世渡りが上手なほうではない。とくにペロちゃんの前に出ると、沸騰以外何もできなくなる。でも、心優しい、愛すべきやかんだ。

現状報告(コジコジ) [  VHSビデオ(補完計画)]

コジコジに出てくるキャラクターは、どれも非常に個性的だ。その中で一人を選んで紹介するとしたら、あなたなら誰を選ぶ?私は、やかん君だ。


やかん君は、興奮すると口からお茶を出す。


カメ吉君はこのお茶が大好きだ。


興奮しすぎるとお茶でなく鼻血が出る。
(PC保存がまだそこまで行っていないので画像はない。)

別のものを出した時もあるが、それを説明するには彼の頭であるやかんが壊れた話を先にしなければならない。

彼の頭はやかんの形をしているだけでなく、本物のやかんだ。だから壊れたら金物屋で直す。直すのに日にちがかかるから、その間やかん君は別の頭を取り付けてもらった。その頭は、やかんでなくザルだった。だから彼は、ザル君になった。


ザル君も中身はやかん君だから、興奮したら何か出す。でもやかんでなくザルだから、お茶の代わりにザルそばがもりもりと出てきた。


大好きなペロちゃんに「お茶のことを忘れないでね」と言われると、ザル君のザルそばは茶そばになった。


やかん君は、お茶やザルそばでみんなの役に立つことを幸せに思う善良なやかんだ。

現状報告(カレイドスター) [  VHSビデオ(補完計画)]

今はカレイドスターをVHSからPC保存している。私はカレイドスターを半分しか知らない。このアニメをたまたま見つけた時、話はすでに新たなる翼に入っていた。子供の頃の特別な思い入れのあるテレビ番組とは別なので、私の最初のPC保存候補からは漏れたが、今は悔いのないように保存している。私はいつビデオテープを置いてこの家を去ることになるかわからない。移り住む住居は団地で狭く、沢山のものを置いて行かなければならない。とても悲しく、とても不安だ。だから可能な限りのものをハードディスクに保存しておきたい。


AT-Xだ。当時のスカパーチューナーにはCPRMが入っていなかったので、幸運にもPC保存できる。保存はできても、もちろんこのブログに動画は出せない。


ちょっと気づいたことがある。AT-Xのロゴがすぐに消えた。これはまだそういう時代なんだ。私はこのところAT-Xを視聴していないので正確には知らないが、他のチャンネルは今どき番組の間じゅうロゴが出っぱなしだから、AT-Xもきっとそうだろう。昔は、どこのスカパーチャンネルでもロゴは番組の最初と最後にだけ出た。

腰の調子がいまひとつの私はmp4を作るので精一杯で、それ以上PCの前に座れない。だから横になって腰を休めつつ、スマホでスクリーンショットを作っている。スマホ画面のスクリーンショットは横長になって、そのままでは昔の4:3の画面の左右に余白が出る。それを画像編集アプリでトリムすると、上に出した画像になる。そこまでは悪くないが、ブログにUPするためのスマホアプリは必ず絵を縮小してしまう。体調のせいで、これからも画像はこの方法で出すと思う。

現状報告(湯殿山麓呪い村) [  VHSビデオ(補完計画)]

私の湯殿山麓呪い村はVHSビデオ録画だ。そのまた元は地上波アナログの放送だ。ゴーストがひどくて、画面のちょうど真ん中に縦縞がある。

今までずっと、これは内容的にPC保存しなくていいと思っていた。でも当初の予定をすべて保存した今、後悔のないようにこれも保存しておくことにした。

mp4化したものをスマホに入れてエンコード結果を確認しつつ、ざっと鑑賞してみた。
冒頭の不気味なミイラを見た時には謎いっぱいに感じられるが、謎でも何でもなくすぐ登場人物に推理されてしまう。女と駆け落ちした僧侶が無理矢理生き埋めにされ、ニセ即身仏に仕立て上げられてしまったと、まるで見てきたかのように明確な推理がされてこの謎はおしまい。謎はなくなったが、不気味な雰囲気だけは残る。幽海上人は秘仏なり。語るなかれ聞くなかれ。そして物語は殺人事件の話になる。まるで幽海上人が殺したかのように、凶器は仏具、現場にはミイラの手が置かれている。でも誰が見たって犯人は幽海上人ではなく、これはただの殺人事件の推理劇だ。物語の中で幽海上人は不気味な雰囲気作りのための小道具にすぎない。話はもちろんその後も殺人事件の推理劇として進む。冒頭で映った不気味なミイラは土中から掘り出されるが、たかる蛆の群れが気持ち悪い。この映画は推理劇としては良い出来かもしれないが、冒頭ほどのインパクトはなく話が過ぎて行く。それに、後味の悪い映画だ。バイクに二人乗りして後ろから目隠しされたら、何はともあれゆっくり停まるんだ。追突されるかもしれないが助かるかもしれない。目隠しされたまま走り続けたら確実に事故じゃないか。

現状報告(はじめ人間ギャートルズ) [  VHSビデオ(補完計画)]

腰が痛くて横になってスマホで記事を書いている。今朝腰の具合が良かったのでPCの前に座ったら、また悪くしてしまった。そういう暗い話題はここまでにして、話題を変えよう。VHSビデオ録画のPC保存は後半に入り、後半は実写を後回しにしてアニメから始めた。今は、はじめ人間ギャートルズ。PC保存と同時にウィキペディアなどで基礎知識を得た。え?たかがギャートルズに「基礎知識」はないだろうって?私も初めはそう思っていた。でも私の知らない事が沢山あった。原作は、「はじめ人間」の付かないギャートルズという漫画が最初だった。これは子供向けでないらしい。それにゴンが出てこないそうだ。次の作品が「はじめ人間ゴン」という漫画で、これは子供向けらしい。この2つを原作として登場したのがアニメの「はじめ人間ギャートルズ」だ。アニメはゴンが主人公だし子供向けだから、直接の原作は「はじめ人間ゴン」のほうか。後年に「はじめ人間ゴン」というリメイク版のアニメが出た。こっちの名前が原作そのままで、「はじめ人間ギャートルズ」のほうが原作から変えられた名前だったのだ。

運気 [  VHSビデオ(補完計画)]

人生には妙に運のいい時もあれば運気の下がる時もある。私はここ1週間以上、とても運がよかった。VHSビデオテープ録画のPC保存は順調に進み、思いのほか早く作業が終わりそうに思えた。

そしてこの前の日曜日、それまでと比べてなんだか作業が滞った。でも私は、BDレコーダーのHDDが一杯になってVHSをダビングできないから、BDレコーダーのHDDからPCへデータの移動をしているので滞っているように感じるだけだと思った。

でも思えば、運気が変化する時には何かそれまでと違う感覚がある。前触れのような。それは一見、全然関係ないような事かもしれない。たとえば腰の調子が不思議なほど順調だったのが、その日は妙にいまひとつだというように。

そして今日、せっかくVHSからBDレコーダーに録画した番組を誤って消してしまった。ほんらいならばPCへ録画をコピーし、それが成功したのを確認してからBDレコーダー内の元を削除するはずだった。ところが、それまであまりにも運気がよく、何をしてもうまく行ったので、私は増長していた。どうせうまく行くから、BDレコーダー内の元を消しても良いだろうと思ってしまった。事実それまでの数々の録画は無事にPCへ移動できていたのだ。ところがその時だけは違った。PCのドライブに入れたディスクは、認識されなかった。でもBDレコーダー内にはもう元がない。そして、VHSビデオテープは箱に戻して湿気よけのビニール袋に包みセロテープで厳重に封をして仕舞い込んでしまった。

元のVHSビデオが失われたのではないから、最悪ではない。また箱を出してきてビニール袋のセロテープを取って当該のテープをビデオデッキに入れ、頭出しをして2時間ほど再生しBDレコーダーで録画すれば済む。でも増長していた私は精神的に打ちのめされた。打ちのめされたせいか判断力がひどく低下し、取ってきたメールを見ないうちに削除するというミスもおかした。件名だけは確認していたので、削除して非常に困るメールが含まれていないのはわかっている。これも最悪ではない。ただ、私の心は運気の低下に動揺した。追い打ちをかけるかのように、私の腰はあきらかに数日前よりも悪い。

私の経験では、こういう時はあまり目立った行動をとらずに、日常のするべき事を慎重にこなして行き、精神的にも運気的にも良くなるのを待つのが良い。

そういう事情で、次回の古畑物まねの動画やブログの記事を出すのは、短いお休みの後になるかもしれない。

とにかく今回の分の動画を出しておく。



ブログ記事がお休みになる可能性を考慮して、動画はキリのいい所(物まねの最後)まで出しておく。


現状記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

少し前の記事に書いたが、VHSのPC保存のための時間も健康も余裕がないので、私は「いいかげんな保存」作戦を実行した。つまり、VHSビデオを長時間再生したものをそのままmp4化し、途中にある不要なCMをカットしない。各話ごとに分けない。これで、ずいぶん手間が省けて、PCの前に長時間座ることもなく、健康も損なわずに済むはずだった。ところがひとつ問題が起きた。AviUtlで音量の最大化をしても、音が大きくならない。不思議に思い調べてみたら、話の本編は音が小さく、CMになると音が大きい。だから最大化をしても音の大きいCM部分に合わせて音量が決められてしまい、本編は音が小さいままだ。あなたも思った事があるだろう、テレビを見ていて、CMになるたびにやたらと音が大きくてうるさい。あれだ。

私は、CM部分も昔の思い出があり懐かしいから、保存するのも悪くないと思っていた。でも本編の音声を大きくするのを邪魔すると知って、だんだんカットしたくなってきた。

さあ、今日も動画の続きを出そう。




情けない追伸
腰の調子が悪い。 CMをカットしようとPCの前に座っていたのが悪かったのかもしれない。たったこれだけの事で腰の調子が悪くなるのでは、私は何も出来ないではないか。古畑物まねはまだメイキングの動画を作っていないが、この腰の調子では作れるかどうかはわからなくなった。とにかく作った分だけは出すつもりだ。

睡眠薬で寝る [  VHSビデオ(補完計画)]

今は睡眠薬のせいですごく眠い。薬を飲まないと今日は眠れそうになかったから飲んだ。雨の予報で窓は開けられず、夏の湿った空気と高い気温で寝苦しく、エアコンは使えない。薬の力で不快指数がどうであろうと寝てしまわないと。そうしないと明日の朝、睡眠不足で何もできない自分になっている。

さあ、必要な報告だけを済ませよう。古畑物まねの続きをあと5ファイル作った。まだ先があるが、今は力尽きてこれ以上作れない。とにかくその中からひとつ、通算6個目を出そう。



掃除をしていたらPALが再生できる特別なDVDプレーヤーが出てきたり、その裏配線を見てSコードに思いを馳せたりした。眠くなければ思いのままに少し書きたいが、今はもう睡魔が私を揺さぶっていて駄目だ。

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