SSブログ
手記さまざま ブログトップ
前の30件 | -

スーパー割引券の怪 [手記さまざま]

ちょっとだけ不思議な事が起きた。それは私が財布からクレジットカードを出す数秒の間だった。場所は、ライフというスーパーマーケットだ。日本の一部地域に展開している店だ。私はカゴに金麦という「第3のビール」を2箱、その間に金麦の割引券2枚を挟み、その他の品物も入れて、レジに置いた。私はこの割引券を出し忘れることが結構あるので、最近ではスーパーに入ってカゴに金麦を入れた時点で即座にカゴの中の金麦の上に割引券を載せる。そうすることで、もしも私が忘れても、レジの人がカゴの中の割引券を見つけてくれるからだ。今回は2箱だったので、割引券がずり落ちてカゴの底へ行かないように、箱と箱の間に挟んで券の上半分だけが見えるようにした。さて、レジの人はカゴの中身を精算しはじめた。私は財布からクレジットカードを出そうとして、現金で支払おうかと一瞬ためらった。その数秒の間、私はレジの精算を見ずに自分の財布を見ていた。レジの人から金額を言われてハッとして、急いでクレジットカードを出した。さて、精算が済んで私はカゴを台の上へ置き、買った物をカゴから出してはマイバッグへ仕舞い始めた。すると最後に、カゴの底に2枚の金麦割引券が残った。これはどういうことだ。私はレシートを見た。金麦の値段に割引券は適用されていない。今ならレジに戻って事情を話せるとも思ったが、それは相手を困らせることにもなる。思えばレジ打ちの時に私が自分の財布ばかり見ていてレジを見ていなかったのが悪かった。だから今回はこのままにしようと思った。記事のタイトルにある「怪」は、後になって私が感じたことだ。勘のいい人はもう気づいていらっしゃるのではないだろうか。
今どき多くの人は車でスーパーに来るだろうが、私は家からショッピングカートを引っぱって15分近くかけてスーパーへ行く。帰りももちろん重いショッピングカートを引っぱって15分近くかけて帰る。その間、体は動いているが頭は何も考える必要がないから、その時その時で思いついたことを考えている。今日はもちろん、ついさっきのレジでの出来事が頭に浮かんだ。それを15分間、暇に任せてボーッと考えながら家まで歩くうちに、妙なことに気づいた。レジ打ちの時、レジの人はどうするか。レジよりも客側に、客が持ってきたカゴが置かれている。レジの人は、もうひとつの空きカゴを客から遠い側に置く。そして、品物をひとつ取ってはレジ打ちをし、空きカゴへと移してゆく。最後には客の側のカゴが空になり、客から遠いカゴが商品で一杯になる。この精算システムはよく出来ていて、うっかり品物をレジ打ちしないで終わることがない。私はこれを帰宅途中に考えながら、気づいた。おかしい。このシステムでは、レジ打ちの最後には必ず客側のカゴは空になる。私が入れておいた割引券は、たとえ精算途中にずり落ちてカゴの底へ落ちたとしても、最後に必ずレジの人が見つけるはずだ。ところが実際には、私が置いた割引券は客から遠い側のカゴに移動していたがレジの人は気づいておらず、割引は適用されていない。マジックじゃあるまいし。今あなたの頭にある考えと同じ考えを、私ももっている。上記のよく出来た精算システムをレジの人が守っている限り、今回の怪はありえないので。

コメント(0) 

あなたが聴きたい曲の を今後も見るかどうか [手記さまざま]

あなたが聴きたい曲の何時間スペシャルという番組は、ずいぶん前に始まった。調べてみたら、2008年からだった。今年の10月に放送された分で18回目だそうだ。私は、見逃した回もあると思うがほぼ全回見て録画した。大昔の蔵出し映像が目当てだ。そしてとてもたくさんの映像をDVDに録画することができた。

私はそれをとても有難く思ってきたが、最近は、過去に見た映像が多いなと感じるようになった。毎年の番組を撮り溜めるのは大変で、その中に自分の見たい映像として何があるかをチェックしてリストにするのはさらに大変だ。この映像チェックとリスト化が実は苦痛になってきた。でもこれをしないと、どこにどんな映像があるかわからないから、結局改めて見ることがなく、ただDVDの山が無駄に増えるだけだ。

そこで今回は思った。今後もこの作業を続けるかどうかを、きっちり決めようではないか。そのために、今回はものすごく頑張って、歌を数値として見られるようにし、自分の主観のいいかげんさではなく理性的に「今後も録るか、もうやめるか」を決定しよう。

私が考えている数値とは、以下のものだ。
1.今回の番組の中にある、私が保存しておきたいと感じた曲の数。
2.その中で、過去の録画にまったく同じ映像があって、今回の映像は保存する意味がないと思った曲の数。
3.過去に同じ映像はあったが、今回の映像のほうが微妙に長かったり、今回の映像のほうがテロップで隠れる領域が少なかったりという長所のある曲の数。
4.過去の録画に映像が見つからなかった、新しく保存できる曲の数。
5.作業の最後までの間に、保存しておきたいと思ったのは間違いだったと思い直した曲の数。

曲の全体数が1.の曲数。それのうち、今後もこの番組を録画すべきだという判断材料になるのは3.と4.の曲数。逆にこの番組を録画するのは苦労が多くて利益が少ないからもうやめようという判断材料になるのは2.と5.の曲数。

ただし、3.4.の曲数と2.5.の曲数を単純にどちらが多いかで比較するのではない。3.4.の曲数はたとえ少なくても、その新しく保存できる映像には価値がある。だから、3.4.の曲数は2.5.の曲数と比べて少ないのは当たり前とし、3.4.の数と比べて2.5.でリスト作りに苦労する数がどれほど多いかという比率で判断する。

この作業には一体何日かかるかわからない。大変な作業になるかもしれない。だから今日の記事はここまでとし、結果はその大変な作業が終わった後に別記事にしたい。
現時点で明らかになっている数値はひとつだけ。1.の曲数。私が保存しておきたいと思った曲は、全部でちょうど60曲だった。

コメント(0) 

河童の三平妖怪大作戦 東映チャンネルで放送 [手記さまざま]

「悪魔くん」(実写モノクロ)を視聴した人なら、この「河童の三平妖怪大作戦」は見逃せません。「悪魔くん」と同系統の作品で、雰囲気の怖さは「河童の三平・・・」のほうがすごいです。「悪魔くん」ではメフィストが魔力で何でも出して戦うので、「今回はどんな魔力かな」というエンターテインメント性が面白かったですが、こちら「河童の三平・・・」では河童の妖力(水系限定)という限られた武器を三平の知恵が補って、妖怪をどうやって倒してゆくかのシリアスムードが魅力です。私が調べた限りでは「悪魔くん」DVDはレンタルが見つかりましたが「河童の三平・・・」はまだレンタルが見つかっていません。今回見損ねたら、次はいつ見られるかわからないのです。

もちろん、カン子お嬢様ファンには再会のチャンスです。嫌がって中途降板したと伝えられていますが、出演の最後までそんなそぶりを見せずにしっかり演じているのがすばらしい。青春時代の気分が残っている男子は、カン子お嬢様のブルマーばっかり見ていちゃだめですよ(#10)。河童国の王女を変な目で見ると甲羅の六兵衛に怒られますから。

赤影をご存じの方なら、青影(金子吉延)と白影(牧冬吉)に再会できますね。

東映チャンネルでの放送は11月1日からです。視聴契約を忘れずに。ゲゲゲの鬼太郎の第2作(1971年版)も放送します。怖い雰囲気の妖怪が懐かしい人には絶好の機会です。

コメント(0) 

スカパーから難しい葉書が届いた [手記さまざま]

仕事から帰ったら、スカパーから難しい葉書が届いていた。重要なお知らせだという。この度の契約内容の変更は、放送法に定める「書面による解除制度」の対象だという。

その解除制度のご案内を読むと、私がこの葉書を受け取った日から8日間だけ、書面により、中面記載の契約商品の契約解除ができる。(本当はこういう約款のような文書は一字一句違えずに記さなきゃいけないのだが、今はご勘弁いただきたい。)

私は葉書の「中面」(よく葉書に「ここからゆっくりとはがしてください。濡れた時にはよく乾かしてから」とか書いてある、あの中面だ)を見た。制度に基づき解除を希望する場合は裏面に記載の文面(つまり上記の文とそれに続く一連の記載のこと)を読んで行動を起こさなければならないらしい。その後にアンダーラインつきでこう書いてあった。「ご契約を継続される場合はお手続きは不要です。」その瞬間私は思った。契約を継続する場合は手続き不要ということは、契約を継続しない場合は手続きしなきゃだめだと言われているんだな、と。

私が契約していたのはスターチャンネルだった。変更内容は月額視聴料の変更。変更日は10月1日、つまり2日前。この変更について私は前から知っていた。知っていたけれども、私は葉書を読んでうろたえた。なぜかというと、私はスターチャンネルをすでに9月1日に解約手続きしたつもりだからだ。

9月1日だぞ。1か月前に手続き済みだ。私は心配性だから、9月末の時点で解約手続きをしたことの確認もした(スカパーチューナーに届いたメールで)。それなのに今になって、「ご契約を継続される場合はお手続きは不要です。」つまり手続きしないと契約は継続ですと言ってきたではないか。これは、うろたえるだろう。

私はもう一度、手紙をようく読んだ。まず、「下記の通り契約内容が変更されました」と書いてある。そこで下のほうを見ると、その(「下記」の)変更とは、月額視聴料の変更だと書いてある。これを確認の後、もう一度上のほうに戻って先ほどの続きを読むと、この度の契約内容の変更は、放送法に定める「書面による解除」の対象です。この制度に基づき解除を希望される場合は・・・と続く。

私の足りないオツムで考えるに、この葉書はスターチャンネル側の料金変更が契機となって私に契約解除の権利が生じ、もしも私の側が「値上げするならもう見ないよ」という気なら、今なら解約できますよと、スカパーが親切に教えてくれているのだろうか。

でも、ややこしいことに、葉書を受け取った私はスターチャンネルをとっくに解約手続きしているんだ。少なくとも私は解約したつもりなんだ。だからむしろ、書面で何やら申告しないと契約続行だと言われているのが怖い。

葉書の中面の一番下に、「2016年9月20日時点の情報を元にお送りしています。」と書いてある。私が解約手続きをしたのは9月1日なんだが。その手続き情報は9月20日の時点では担当者に伝わっていなかったのだろうか。そして、とにかく9月20日時点でスターチャンネルが視聴可能な人に宛ててこの葉書を出したのだろうか。すべてが私の推測だ。もしも私の推測が外れていて、10月分の視聴料2,484円を支払うことになったら(しかも見たい番組はもう終了したのに)、そんなことになったら怖い。

いまスカパーのサイトにログインして、すでにスターチャンネルが解約になっていることを確認した。きっと私の推測で合っているのだと思う。書面で解約を希望しなくても問題ないんだよね。82円切手を貼ってスカパーに手紙出さなくてもいいんだよね。8割がたはそう思っている。残りの2割は不安だ。もしも今回の事情が、私の足りないオツムの理解度を超えたものだったらと思うと。

コメント(0) 

タイムボカン24 [手記さまざま]

年をとりすぎてアニメを見ても若い頃みたいに熱中できなくなったおじさんの私が、タイムボカン24を見てみた。

若い頃の私はアニメ人生を送っていたが、それから数十年が経ち、年には勝てなかった。現実社会の辛いことを経験するたびに心は枯れ果て、若い頃のようにアニメを楽しめなくなってしまった。最近では七つの大罪だけは楽しんで見ていたが、TOKYO MXでの再放送が終わって、それに続くインテルメッゾ的な4回も終わってしまって、今では見ているアニメはジョジョだけというシケたおじさんの私だ。

そのシケた私が偶然にも一週間前に、ある新番組アニメの予告を見た。タイムボカン24。私は初代タイムボカンを子供の頃に見た。その後がヤッターマンだったよね。巷ではヤッターマンのほうが人気があるようで、私自身も大人になってから見たらなるほどヤッターマンこそがタイムボカンシリーズの最高傑作だと思うようになったけど、子供の頃の私はものすごく引っ込み思案で保守的だったので、ヤッターマンのナウいコスチュームよりも、タイムボカンのダサいコスチュームのほうが馴染めたんだ。それで個人的に第1作タイムボカンは自分にとって特別扱いなんだ。私は「ジュジャクよーん」まで知ってるが、でも私にとってはタイムボカンなんだ。そのタイムボカンが新作アニメになるという。少なくとも第1話は絶対見ようと思った。

まずはネット検索。なるほど、今風にアレンジされている(あたりまえだ)。でも初代タイムボカンを継承する所は、しっかり継承しているかもしれない。悪玉トリオはやはり新作でもあの3人を継承しているらしい。タイムボカンの最初のメカは、やはりカブトムシメカだ。次に、今風にアレンジされた所。主人公の少年はトキオ。それはひょっとして「時男」かもしれないし、「TOKIO東京」かもしれない。時間にとてもルーズな少年という設定らしい。初回放送を見るまではわからなかったが、これは実は、体に負荷のかかる時間移動「タイムボカン」を時間にルーズであるがゆえにルーズにかわしてしまうという、タイムボカン適合者の素質なのであった。そしてパートナーの少女カレン。当然のことながら、初代タイムボカンのダサいコスチュームとは全然違うコスチューム。というか、このスカート状のものは狙って付けたのか?これは透けスカートではなくて、いわばレオタードの腰に帽子のサンバイザーを取り付けたみたいなデザインだ。それをわかっちゃいるが、見た目は透けスカートだ。おっと忘れちゃいけない。彼ら2人の頭を見ると、ちゃんと2つのおわん状の装着物がある。初代タイムボカンと同じだ。

そして私は第1話を視聴した。結論から先に書いてしまうと、非の打ちどころのない出来だった。視聴の前に、私は次のように思っていた。私は最近のアニメをあまり好きになれない。それは最近のアニメが駄目なのでなく、私のほうが駄目になってしまったからだ。私がトレンドについて行けないジジイになってしまったからだ。それでも私が好きになれたアニメの中で、タイムボカン24のネット上の情報に近いのは遊☆戯☆王ZEXALだ。もしもその感じで行ければ私はついて行ける。それとは別に、初代タイムボカンを感じさせる所があったら有難い。そして私は第1話を見た。

最初のシーンで私は困った。三葉虫がティラノサウルスらしき恐竜に踏み潰された。その直後、白亜紀とテロップが出た。えっと三葉虫の時代は・・・たしか・・・。あっ!そうか。これが「真歴史」というやつか。その後アクダーマに追われたカブトムシメカは2016年へ。「説明しよう」とか、時間移動中のカブトムシメカのCGとか、ブタもおだてりゃ木に登るとか、このへんは初代を継承していて気持ちいい。あ、ブタはヤッターマンだったか、まあいいや。トキオたち2人が出動するシーンはサンダーバードのメカに乗り込むシーンみたいにも見えて、その後ジェットコースターになっていて楽しい。

そしてクレオパトラとは、クレ夫とパトラの漫才コンビだった!しかも漫才が全然ウケないっ!さむー!トキオたち2人は漫才コンビに会うために楽屋へ行った。クレ夫は、この時代の人々はそれぞれに重いもの背負ってる、その人々をわいらは笑いで少しでも軽くしてあげたいねんと言う。そう言う両親の気持ちを知ってか知らずにか、2人の子供だけは「今日も面白かったで」と。一気にイイ話になってきた!トキオはクレ夫とパトラに、2016年の漫才のコツを教授する。そして迎えたエジプトワングランプリ。最初のエントリーは、邪魔をしに来た悪玉トリオだ。奴らはクレオパトラのイメージが後年の歴史の通りになるようにという考えしかないから、漫才は全然面白くない。ブーイングのうちに舞台の袖に逃げ帰った。次はクレ夫とパトラの番。悪玉トリオのビマージョはここぞとばかりに手下に命令して邪魔をする。ステージで漫才を続けるパトラ「そんなこと言うたらバチ当たりますよねえ」次の瞬間、悪玉トリオの2人が落とした金ダライがクレ夫の頭に命中。ビマージョは邪魔ができたと喜ぶ。ところが、そう、金ダライだ。ドリフのコントでおなじみだ。会場のみんなは大ウケ。え、現場は古代エジプトだって?なにぬかしとんねん、真歴史やでえッ!だからこれでいいのだ。自分たちの漫才に笑ってくれる観客たちを見た時、クレ夫とパトラの2人は上方漫才の勘をその肌で感じ、笑いのツボを心得たのだった。

次回のお話は、ライト兄弟は実は一人っ子だった!どんなお話になるんだろう。今から楽しみだ。
コメント(0) 

雑談 [手記さまざま]

数十年ぶりに猿の惑星を見ました。昔見た時には私は子供だったので断片的にしか覚えていませんでしたが、いま見てもあの映画は面白いです。衝撃的な結末はもうわかってしまって見るのですが、それでも面白いです。イマジカBSで全5作放送するので続きも見てみようと思います。

このところ私が記事を書かない日が多いのは、やる気を出そうとしても途中で折れてしまうからです。プチ鬱状態とでも言いましょうか。私は時々、人間の脳には興味中枢というのがあるんじゃないかと思うんです。そう考えないと説明がつかない。世の中には色んなことに興味を示す人がいる。私も昔はそうでした。じゃあなんでいまの私は興味が湧かないのか。同じ日本の出来事の中にいて、同じニュースを見て、興味を示す人と示さない人がいる。外界から受ける影響が同じだとすれば、人の内面の相違ということになります。興味を感じるのは脳。だから興味中枢の働きが盛んかそうでないかが問題なのではないか、と。

だからといって、どうやったら興味を持たない人に興味を持たせられるかは、いまの私にはまだわかりません。ただ、きょうヒントがひとつありました。

このブログに何度か書いているように、私はいま腰痛に困っています。PCの前に座ると腰痛を悪化させるので、大好きなプログラミングはできません。毎日やることを決めて仕事や趣味をやってはいますが、元気のない、満足感のない、心の中に疑問を持つ日々が続きました。普通の方法では元気が出なかったので、私は医学的に興味中枢を刺激する方法はないかと考え始めたのです。でもネット検索してもそんな中枢はどこにも書かれていません。

どうしても元気を出す方法が見つからなかった私は、きょう発想の転換をしました。腰の調子が数日前よりもほんの少し良かったので、あえて今日はPCの前に座ってプログラミングをしました。やりかけのプログラムを何週間も放っておくわけに行かないでしょう。すると、どんどん元気が出てきました。座っている時間の長さに比例して腰痛も悪くなってゆくので、時間との競争ではありますが、デバッグが一段落した時には「ようし、これからは色々頑張ってやるぞ」という最近思ったことのない感情が湧いてきました。腰は痛くなったのに、それで不安になることもなく落胆もせず、「こんな腰痛は吹き飛ばしてやる」と思ったのです。それで私は、最近私が元気になれなかったのは自分にとっての元気の元を禁じられていたせいだと考えました。人生の中での制約が、人から本来あるはずの元気まで奪うのではないか、と。腰痛だからパソコンをいじっちゃいけない。お金がないから物を買っちゃいけない。お金がないから旅行や遠出をしちゃいけない。こうやって人の心は小さく卑屈で無気力になってゆくのではないか。

ただし次のことも事実なので厄介です。そもそも私が今回腰痛になったのは、毎日毎日逆アセンブル結果の解析をし続けたから、つまり度を越してプログラミング関係に没頭したからです。私にとって元気の元は、度を越すと腰痛の元にもなるのです。

コメント(0) 

楽天レンタルが終わってしまった [手記さまざま]

サービスのすべてが終わるのはもう少し後だが、スポットレンタルはすでに終了している。

私は楽天レンタルにずいぶんお世話になった。同じDVDを複数回借りたこともある。その楽天レンタルがもう利用できないと思うと、なんだか寂しい。

GEOの宅配DVDレンタルに乗り換えるとお得なクーポンがついて来るそうだが、私は元からGEOの会員でもあるので、新規会員だけの特典は適用されない。なんか、損をした気分だ。

先日、最後の名残りにDVDを2枚借りた。マタンゴと悪魔くん。マタンゴははるか昔の映画で、DVDもある程度古そうだが、それでも時々貸出し中になる。誰か借りているわけだ。DVDには特典が入っている。マタンゴの姿は特典のスチル写真のほうが映画本編よりもはっきり見える。でもスチル写真はモノクロだ。ここまでなら何の不思議もないが、ネット上にはそのスチル写真がカラーでUPされていることがある。どうなっているのだろう。

そうそう、マタンゴのクライマックスでバルタン星人が笑うとは恐れ入った。正確には制作順から考えて、バルタンがマタンゴの声で笑うというべきか。

コメント(0) 

個人的記録 [手記さまざま]

腰痛がどうしても治らない中で、自分のブログについて考えた。

まず腰痛について。腰痛は不思議だ。確かに私は最初の数日、痛くなり始めの初期状態だからと油断した。でもそれで治らなかったので、次の数日は後悔して安静にしていた。だから改善するはずなのに、一向に良くならない。私は少しイライラしてきた。人間は立っているか座っているか寝ているかのどれかだ。それが立っても座っても寝ても改善しないってのは、どういうことだ。治るはずだろうが。どうして治らない?今日は薬を変えてみた。

次にブログについて。腰痛が上記の通りなのでPCで作業はできないし、新しいホームページ作成もあれきり手を付けられない。この記事ももちろんPCではなくスマホで書いている。そしてスマホアプリでUPする。まさにスマホ様様だ。スマホがなかったら、私はなんにも出来なかった。腰痛でろくに動けないが、それでも家の中で可能な限りは動いて飯の用意をしている。つまり、激痛が走るほど重症ではないのだ。でも何日経っても改善の気配がない。今日は本当はスーパーへ買い物に行く予定だったが、外を歩くのは心配で、結局行けなかった。スマホアプリでチラシのチェックをして買うものを決めていたのに。チラシの中に安売りのカレーがあった。私はそれが気になった。スーパーで作っている弁当の類に思えるが、それともカレーのルウなのだろうか。私はスマホでネット検索した。すると、どなたかが同系列のスーパーでその商品を買い、写真と感想をネットに載せていた。やはり弁当の類だった。その記事を読むだけで、辛さや、カレーとご飯の比率まで推測できた。とても参考になった。その時ふと思った。こういうブログを目指すのも一案だな、と。私は今まで、何かのテーマについて書き尽くして完結しているネット記事を見て感心してきた。たとえばTOKYO MXで放送休止中のアニメ「銀河旋風ブライガー」の10月放送再開後のストーリーを知りたい時、ネット上にはすごいサイトがあって、全話のストーリーが載っている。こういうすごい完成度のサイトを見習って私が自分のブログを改善しようとしても、それは大変すぎて出来ない。でもスーパーで買ってきた食品の記事を書くような、単独の記事で完結しているものならば、頑張れば私にも書けるのではないだろうか。

でもそのためには、まず今回のような腰痛がどうのという記事からスーパーの商品の記事へとレベルアップしなければならない。で、そのためにはまず腰痛を治さなければならない。その腰痛が治らないからこんな記事を書いているんだっけ。話がぐるりと回って元に戻ってしまったな。

元に戻って終わりでは情けないので、あと少しだけ付け加えたい。上にスーパーの商品の記事と書いたが、それは一例に過ぎない。スカパーの番組の記事でもいい。腰が痛いなんていう今回のような記事でなく、誰か一人でもネット検索して知りたいと思うようなテーマの記事を書きたいという意味だ。そういえばスカパーで空飛ぶモンティパイソンというのを見た。オープニングは見た覚えがあったが、中身は意外だった。笑いのツボが通常と違うというか、時として超過激にブッ飛んでいたり、時として妙にたんたんと進んだり、正直なんだかわからなかったり。それでネット検索したら放送開始が1969年だったので、そういえばビートルズも一時期エクスペリメンタルな曲を作ったようだし、大阪万博のパビリオンも異様に奇抜だった。これは時代の潮流を反映しているのか?と思った。それについてもっとはっきりさせたかったので後日また検索しようとしたら、Googleの検索窓に勝手に変なものが出てきた。「空飛ぶ」と打ち込んだ時点で空飛ぶスパゲッティ・ モンスター教というのが出てきた。とても変だ。実際に信者がいるらしい。世の中について行くのは大変だと思った。で、どうだっただろうか。スパゲッティ・ モンスター教の記事でも、腰が痛いと愚痴を言っているよりはましだと思うのだが。

ここまで来たら書いちゃおう。腰痛のせいでスマホを触る位しか出来ないから、スマホはいっぱい触った。これもスカパーの番組だが悪魔くん。スカパーで放送しているのは実写版だが、検索したらアニメ版を含めての悪魔くんファンサイトをひとつ見つけた。この人の描く漫画が上手で、思わず色々なページを見てしまった。
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/7495/
もう長いこと更新がないのは残念だ。

コメント(0) 

忍者ハットリくん実写版、再放送 [手記さまざま]

待った甲斐がありました。忍者ハットリくん、東映チャンネルで再放送です。10月に3回。これが前に放送されたのは何年前だったでしょう。当時も私は放送を知っていましたが、他に見たいものがなかったのでこれだけのために視聴契約はできなかったのです。それに、当時私は忍者ハットリくんのフィルムが2本しか見つかっていないと知らなかったので、その貴重さも理解していませんでした。今回はもちろん視聴契約しましたよ。他にも見たいものがありますし。特別機動捜査隊。キイハンター。私にとっては子供時代のとても古い思い出です。当時の私は幼かったのでドラマを味わうことなくボーッと見ていました。父親が見ているのをそばにいて見ただけだったかもしれません。今回見たら、きっとドラマをじっくり味わえるでしょう。それから、悪魔くん実写版の視聴も何とか間に合いました。これは8月から放送開始だったので、もう最初のほうの話は終わってしまいました。でも私がブログ記事に書いたことのある水妖怪はギリギリ間に合いました。この記事が公開されてあなたがそれを知るまでには水妖怪は終わってしまうでしょうが、他にも印象的な話がいくつもあります。たとえば怪奇雪女。はっきり確認していないのですが、大昔の記憶では、メフィストが魔力を使えなくなってしまうはずです。たしか、悪魔の血が大地を汚したる時は悪魔は24時間の間その魔力を失うとかで。その間に雪女が襲ってきて絶体絶命のピンチになります。この雪女というのが両手の異様に長い不気味な奴で、私のお気に入りの話です。(上の話の細かい所は違っているかもしれません。)
ハットリくんよりも悪魔くんの方が長い記述になってしまいましたが、ご勘弁ください。あと最後に、東映チャンネルの方々には、ハットリくんの再放送を感謝すると共に、勝手な要望ながらいつの日か河童の三平妖怪大作戦も放送していただけたら有り難いなあと、お願い申し上げます。

コメント(0) 

雷で電話機が壊れた (3) [手記さまざま]

今回は後日談です。腰痛が治らずにPCの前に座れない私が安楽椅子からスマホでお届けします。

ADSLモデムが部分的に壊れてIP電話だけ使えなくなった後、私は結局そのまま放っておきました。近頃は電話を滅多にかけなくなって、NTTの回線を使っても通信料金がわずかだったりかからなかったりします。だからモデムを買い換えた方が高くつくのです。買い換えたら面倒な設定をしなきゃならないし。うちはXPの時代から無線LANで、モデムとPCがケーブルで繋がりません。モデムに繋がるのはPCでなく無線の親機です。設定を無線で行うのは、XP時代にはまだ一般的でなかったらしくマニュアルに載っていなくて、当時私は大変苦労をしました。それ以来私はそこの設定を変える苦労を恐れています。
いざモデムを買い換えずに放っておくと決めたら、まあ気持ちが楽になったこと。そして1か月近く経過しました。私はもうモデムのことなんて忘れていました。でもまだ、やるべきことは残っていたのです。私は長年プロバイダー関係を放っておいたから忘れていましたが、私の契約ではIP電話はオプションで別料金だったんです。昨日の夜に偶然その情報を見つけて慌ててIP電話を解約しました。たいした月額でないとはいえ、モデムが壊れてIP電話が使えなくなったというのに料金だけ払い続けるのは無意味ですからね。
コメント(0) 

個人的記録 [手記さまざま]

今日は酒を飲んでますが、いつものような生活不安に襲われての飲酒ではありません。先日病気見舞いに行ったら返礼にビールをもらったので、快復しつつあるその人の健康を祈りつつ、親と共に飲みました。

ただ、どんな理由でも飲酒は飲酒なので、酩酊しております。これから書く記事に一貫性がなかったり、ひょっとしてバカな内容へとふらふら行ったりした時は、どうかご勘弁ください。

まず、叫ばせてください。
まともなビールを飲んだのは何年ぶりだろぅぅぅぅ!
お酒は高いから。

さて、今日は友達の助けを借りて、自分用のファイルを置ける場所をネット上にひとつ作りました。今まではブログが唯一のマイ・ウェブサイトでしたから、ブログの制約に縛られていました。制約の中で辛かったのは、ZIPファイルがUPできないことでした。ブログの中では文章で自己主張はできますし、画像もファイルサイズ制限は厳しくないのでまったく問題ありません。ただ、私は趣味プログラマーなんです。自分が作ったソフトを公開したいじゃありませんか。え?ベクターとかのサイトが使えるって?一般的にはそうですが、もしもその自作ソフトというのが、私以外に誰も使わないようなソフトだったら?最近作った私のプログラムはこの記事から遡ってゆくとすぐに出てきますが、PC-9801用のテニスゲームから画像ファイルにパレットを反映させてGIFとして書き出すというものです。そう、今さら誰がそんなソフトをダウンロードしますかっ!そういえば、その前は何だったでしょう。大昔のキャノワードの特定の機種用のフロッピーから文字データと外字データを取り出すソフト。あなたが言いたいことはわかります。「キャノワードって、何?」と言いたいよね。日本人みんな忘れてるよそんなもの!ましてや昔のフロッピーをまだ持ってる人なんて私だけだよ!そういう一般受けしないことばっかりやってるのが、私なんです。もちろんそれでもベクターは引き受けてくれるでしょうけど、公開する私が恥ずかしいでしょうが。誰も見向きもしない自分のソフトを一日何十件とダウンロードされるソフトと並べて置くのは!そういうソフトは普通、自分のホームページでひっそりと公開し続けるもんです。でも私のホームページはブログで、ZIPがUPできない。ずっと前から、それが残念でならなかったのです。

以前には、無料のホームページ提供も探したんです。でも調べてみると、無料の所はそれなりに不安定で。つまり、いつ消滅するかわからない。

私にははるか昔のWindows95時代から友達がいまして、今回その人のウェブ上の場所を一部借りることになりました。その人というのは、不思議な人でして。ここから先はひょっとすると話がおバカになったり変なほうへ行くかもしれないから、真面目な方は読まないでください。

で、もうかなり前ですが「もえたん」というのがありました。コンセプトは萌えながら英単語が覚えられるというものなんだと思います。私は中学時代に英語が大好きになり高校時代に英語で挫折したというドラマチックな人生を送りましたので、このコンセプトを知った時にこの「もえたん」というのを見てみようと思いました。ところが私は間違えました。ケチな私は本を買うよりも先に、金を払わずに見られるテレビの「もえたん」を見てしまったのです。そうしたらテレビのほうは、英語の勉強がほとんど関係ありませんでした。その後、私は本のほうを買って、「もえたん」への誤解は解けましたが。

その話を友達にしたところ、ぜひ自分と一緒にドイツ語版のもえたん、「萌えドイ」を作ってくれと言われました。彼は私と違ってドイツ語が好きでして。私は小さい頃からドイツには良いイメージがないんです。子供の頃の私にとってドイツは、チョビ髭を生やして右手を上げる人が恐いことをした国でしかありませんでした。もう少し大きくなってからそれと知らずにファンになったタンジェリン・ドリームがドイツのロックグループだと知った時はびっくりしましたが。それで、過去のヒトラーを現代のドイツに当てはめるという私の誤った先入観は消えましたが、それでも私が憧れるのは南国です。イタリア。それもシチリア島。サルデーニャ島は暑すぎて死にそうでしたが、それでも良い思い出ができました。やっぱり南国ですよ。あ、ちょっと話が逸れました。私は南国が好きですが、彼はなぜかドイツが好きなんです。

私は「萌えドイ」を拒みました。だって、ドイツ語でどうやって萌えるんですか。せいぜい進撃の巨人がヌーッと出てきて食われるのが関の山ですよ。

ただ、私は思うんですが、彼は私よりも人間的に良い人です。私が彼の申し出を拒んだのはその時が初めてではありません。そのたびに彼は一時的にいなくなって、連絡が取れなくなります。私は、「嫌われたかな」と思いつつも、どうしようもない。そして何年も経ちます。私は日常の辛いことに煩わされて昔のことを思い出す暇もありません。するとある時、彼がふらっと帰ってきます。昔のことを気にしている風もなく、根に持っているようでもない。昔のままの彼です。私はこういう人に会うと、「自分はだめだなあ」と思います。私は根に持ったり、こだわったり、そういうことが多すぎる。だから彼のほうが良い人なんです。

複数回彼の申し出を拒んだ私ですが、私も年をとって脳ミソがバカになったせいもあり、「こうなったら迷惑のかけついでに」と考えて彼に頼みました。彼が使わなくなったサイトの一部を貸してほしい、と。実は「萌えドイ」の頃から、彼は自分のほうから私に自分のネット上の場所を使っていいと言っていたのです。でも当時の私はまだ若かったから、人様にそんな迷惑をかけたくないと意固地に考えていました。

彼との話がついた後で、私は自分のサイトを作ろうと頑張りました。手順は、こうです。(1)まず公開するデータを作成する。(2)次にそのデータをサイトにUPする。(3)それからアクセスカウンタを付ける。(4)最後にグーグルに伝えて巡回してもらう。え?最後のが意味不明ですか?普通のブログならば放っておいてもグーグルなどの巡回が来てくれます。でも今回のようにどこからもリンクされずに孤立したウェブページは、放っておくと誰もその存在を知らないんです。私がはるか昔最初に作ったホームページがそうでした。私は事情を知らずに、いつか誰かが来てくれるかとそわそわしながらアクセスカウンタを見に行ったものでした。悲しい記憶です。

さて、私はプログラミング大好きという人間ですから、パソコンの前に座ってする作業は好きで好きでたまりません。最初にやるべき(1)「公開するデータの作成」は、1日で終わりました。その翌日に(2)データをサイトにUP。私はプログラミングという基本的にスタンドアロンのコンピュータでできることを趣味としているので、ネットを介することになると結構間違えます。こっちは少し苦労して終了。それから(3)アクセスカウンタ。ここで腰痛発生。困った。どうやら、カウンタに使う数字を自分で作らなければならないらしい。技術的には造作もありません。でも腰痛がひどくならないように、もうPCの前に座るのをやめなければ。

実はそれから半日ほど経ちました。腰痛が初期段階だったので、私は運動によって改善すると判断しました。気をつけて外出し、腰痛だから前かがみになりながらも外をゆっくり歩き、腰の調子は少し良くなりました。でも、そんなことをしているうちに親と約束していたパーティーの時間になり、酒を飲んで酩酊してしまったから、もう各数字の位置を合わせてGIFファイルを作るのは無理です。ひょっとして、こうやって文章を書いているからあなたは私がまだ大丈夫だと思うかもしれませんが、PCに向かうと私の指は勝手に動きます。ピアニストがピアノに向かうと指が動くのと同じで、「体が覚えている」のです。これはPC-9801時代からの「本能」みたいなものです。でもそれと「脳ミソがまだ確かか?」というのは別です。今の酩酊状態の私には、細かい作業はさせられません。

せっかく大半は実現しかけたのに、新サイト開設の続きは腰痛を直してからになるだろうなあ。

コメント(0) 

ないはずの神社が地図にあった [手記さまざま]

ことの起こりはGoogle Mapsだった。もう何か月も前のことだ。私はGoogle Mapsで自宅の近くを見ていた。すると私の目に、あるはずのないものが見えた。神社。うちの近くに神社?生まれてからずっとここに住んでいるが、いちばん近い神社で1キロ半か2キロ離れている。ところが地図を見ると、家を出てブラブラと歩いてすぐの所に神社があった!そんな馬鹿な。しかし、日常生活で毎日のように目にしている場所に意外なものがあるというのは、時としてあることだ。私はいつか神社存在の真偽を確かめようと思った。

でも、地図にある神社の場所は、私の記憶では住宅地の真ん中だ。そこは崖の中腹で、斜面に住宅が建ち並んでいる。住宅へは崖下の階段から入るらしく、崖下を通る道にはいくつもの階段がある。下手をすると神社へ行くつもりが他人の家へ不法侵入ともなりかねない。それが心の中に引っかかって、なかなか神社探訪を実行に移さないでいた。

今朝、起きてすぐに考えた。よし、散歩がてらに探検してみよう。私はインドア派の人間だ。なぜなら趣味がパソコンだから。アウトドアにはディスプレイもキーボードもなく、プログラミングもできないから、私は外へ行きたがらない。私を仕事と買い物以外で外へ連れ出すのは容易でない。でもこれは健康に悪い。せっかく神社探訪という目的ができたのだから、健康のためにも行ってみよう。

私は早朝に家を出て、その崖へ向かった。途中すれ違った人が3人。そのうち1人は、面識がないが「おはよう」と挨拶をしてきた。私も挨拶を返した。私はヨーロッパを旅した時は意識して挨拶をした。さすがに道ですれ違う人にはしないが、店へ入った時またはレジで店員に。小さなホテルで朝食室の先客に。あちらではそれが普通であり、挨拶はただの挨拶でなく、「自分は不審者ではありません」という表明でもある。でも日本では、日本人はそういう時に挨拶しない。知らない人同士は挨拶しないのがむしろ普通だ。だから私は迷う。挨拶しようかしまいかと。今回私は挨拶しながら、「これからこの人と会った時は挨拶しよう」と思った。

そしてやがて私は崖下に着いた。スマホに表示したGoogle Mapsを見ながら、その神社に続く階段を見つけた。石段を登ってゆくと、かすかに線香の匂いが。それに続いて、ポクポクポクポクと速いテンポで木魚を叩く音が聞こえてきた。線香?木魚?それって神社でなくて、お寺?まさかね。Google Mapsには神社は記してあったけど、その隣にお寺はなかった。そう思いながら石段を登っていた私は、ふと右の家の門を見た。するとそこに、お寺の表札が。お寺があった!あ・・・でも、あるはずなのはお寺じゃなくて、神社。

石段はそんなに先まで続かずに、住宅の2階の高さを超した位で終わっていた。そこにあったのは、ただの家。付近の地面は雑草がかなり生えていて、ごみ出しの日とみえてごみ袋が置いてあり、臭い。本当に普通の家なのか、ひょっとしてここが神社なのかと家を見ると、窓から中の電灯と、吊るした洗濯物が見える。ここが神社とは思えない。崖の中腹にある、ただの民家だ。

私は崖の上のほうを見た。なぜなら、地図によればこの階段の行き止まりのその先は、すぐ近くまで崖の上から道が来ているからだ。茂った草の先に、崖の上に建っているらしい家の屋根が見えた。ひょっとすると、神社へ行く道は崖下の階段ではなく、崖の上の道なのかもしれない。

こんどは崖の上にやって来た。スマホのGoogle Mapsを見ながら、神社の近くまで通じている道を見つけ出し、その道へ入った。でもその瞬間に見えた景色は、見馴れた場所だった。私は崖下には滅多に来ないが、崖の上は日常的に通っている。この道ならば先まで行ったことがある。先は行き止まりなんだが、民家しかなかったはずだ。念のために私は道の先まで行った。両側に民家が建つその道は、突き当たりが崖の始まりで、草が茂り、その草の間から崖中腹に建つ家の屋根が見えた。結局、神社はなかった。

こうして、私の朝の探検&散歩は終わった。インドア派の私を外へ連れ出すには、健康がどうのとかいう理屈を付けても無駄だ。それは私にとって「北風と太陽」の「北風」だから。私を連れ出そうと思ったら、子供時代の探検気分を思い出させることだ。大人になった今、どこを探検しても何も出て来ないことは知っている。それでも、「この先を行ったら何かあるかもしれない」と思うドキドキ感は懐かしい。それに、神社はなかったが、お寺があった。そんなささいなハプニングでも、私に楽しい幻を見せてくれる。

コメント(0) 

個人的記録 [手記さまざま]

**** 記事1/3 貞子を見損ねてくやしい ****

私が一生懸命逆アセンブラ結果の解析をし、それと並行して仕事でちょっとした問題が持ち上がって苦しんでいた頃、私はそれらに一生懸命だったので、世の中の事が見えていなかったらしい。それでも私はシン・ゴジラは知っていたし、選挙にも行ったし、オリンピックの放送も部分的にだけど見た。それならなんで私は、あんなすごいものを見落としたのだろう。私がアセンブラの解析をしている間じゅう、映画館では貞子と伽椰子が闘っていたのだ。

私がそれを知ったのは、仕事の問題がやっと静まった8月だった。映画を見つけた時には狂喜した。これぞ今の疲れた私を元気にしてくれる映画だ、と。ようつべにUPされている動画を見て、あのひたすら怖いだけだった貞子が楽しかったりかわいかったりしているのを知った。ずっと昔、私は初代リングを映画好きの外国人に贈ったことがあった。でもあまりに怖かったので私は自分用にリングを保存しようとは思わなかった。それが今、貞子vs伽椰子をどうしても見たいという、ダムが決壊したような抑えの効かない衝動に駆られている。

でも私の認識の片隅に残るものがあった。私はそれを認めたくなかった。6月上映とネットに書いてあった気がする。もしそうなら、そろそろ上映期間が終わるころだ。調べたところ、案の定、ちょうどロードショーが終わった時のようで、今でも上映している映画館はわずかに関東でひとつ、関西でひとつくらいだった。私の地元はゼロだ。ダムが決壊したような衝動を抱えた私はネット配信やDVD化情報を探した。しかしロードショーが終わった直後というこのタイミングはまだネット配信されておらず、DVDが出るのはさらに先のようだ。

私は、やり場のない衝動を抱えながら、貞子と伽椰子の始球式を繰り返し見ていた。


**** 記事2/3 私の目がJホラーになった ****

そのこととは関係ないのだろうが、朝起きたら私の左目に血が溜まっていた。毛細血管が切れたらしい。もしも白目全体が赤くなったら吸血鬼ドラキュラといった所だが、白目の半分だけが赤いので、むしろJホラー系の目玉になった。あいかわらず貞子vs伽椰子を見たい衝動が抑えられない私は時々鏡で自分の目を見て、貞子の目を見る代わりにしている。


**** 記事3/3 貞子のかわりにシェーンがカムバックかよ ****

シェーンというのは昔の西部劇だ。私は基本的に西部劇に関心がないが、シェーンは子供の頃に1度、今は亡き父と居間で見た記憶があり、映画そのものでなく昔の記憶を取り戻したいという気持ちから探していた。

ところがこのシェーンが、なかなか手に入らない。楽天レンタルをはじめとするDVDレンタルで視聴しようとしたが、DVDが登録はされていたが「問い合わせ中」とやらでレンタル不可状態だった。別個に入手した情報によると、シェーンはデジタルリマスターが予定されているらしく、私の予想では楽天レンタルではリマスター化を待っているのではないかと思われた。スカパーの番組も毎月チェックし、Google alertにはシェーンを登録して何か月も過ぎたが、一向に放送の情報が入らなかった。やがて、楽天レンタルがサービス終了するというメールが届いた。ついに楽天レンタルはシェーンが「問い合わせ中」のまま終了してしまう。こうしてシェーンを手に入れられないまま、今に至った。

さて、私が貞子を諦められずに悶々として新着メールをチェックしていたら、Google alertから「シェーン」の記事が届いた。今までも "関係ない「シェーン」の記事" が届いたことはあったので、今回もその手だろうと思ったら、なんとリマスター化されたシェーンをスターチャンネルで放送するというじゃないか。ところがよく読むと、数日後に放送となっているその日付がもう過ぎている!つまりこれは、そもそもこの記事がUPされたのが放送のホントに直前で、それをGoogleが巡回して情報収集するまでに数日かかり、その結果私の元にGoogle alertが届いた日には放送が過ぎてしまったというわけだ。記事に書かれた放送日は過ぎたけれども、この手のチャンネルでは番組を複数回放送することが多い。まだ望みはある。

私はスターチャンネルのHPを調べた。放送はまだあった。大昔の吹替え版、字幕版、今回新しく作った吹替え版の3種類があった。私は上述のとおり昔の記憶を追い求めているので、必要なのは大昔の吹替え版だ。リマスター前の映像ならばもっとよかった。なぜなら、リマスターされる時に上下が切れることが普通だからだ。少なくとも私の経験ではそうなる。

それと、スターチャンネルはスカパーのチャンネルの中で視聴料金が高い部類だ。私のスカパーはプレミアムサービスで、その場合スターチャンネルの123がセットになっている。ばら売りはしない。3チャンネルがセットだから、放送される映画の量はたいしたものだ。その量に比べれば視聴料金は安い。ただ私のように、洋画をあまり見ない人間がたまたま特定の映画に引かれて契約しようとする場合には、高くつく。

私は考えた。貞子vs伽椰子を見に行ったら、もっと散財していた。映画館の入場料と交通費だけでなく、宣伝していたポップコーンも買っただろうし。貞子が呪いをかけてくれた売り物があればそれも買っただろう。それらの楽しみが全部なくなってしまったのだから、今回スターチャンネルくらいは契約して金払うか。

でも「シェーン」ひとつに二千数百円は高すぎる。同じ金を払うなら、他の映画も見まくるのだ。カサブランカ。古いぞー。私のVHSビデオテープに入っている。きれいな画面でもう一度見るか。明日に向って撃てとか、タワーリング・インフェルノとか、パピヨンとか、実は私はまともに知らない。子供の頃に親に買ってもらった映画音楽レコードの中に入っている。私はこの歳になって、昔の思い出がある物をそのまま懐かしむのでなく、そこから新たな何かを得ようとしている。子供の頃の私には興味がなかったり気づかなかったりしたものが、大人になった今の私ならば受容できるのではないか、と。それは私の新しい体験になるのではないか、と。

そんなことを書きながらも、正直に言うと、いちばん期待できるのは子供の頃に見て記憶にある映画だ。いちばん確実に楽しめそうだという意味で。ポルターガイスト。そういえばテレビで見たなあ。最後に家がすごいことにならなかったか?というか、そこしか覚えていないが。ゾンビ。私はゾンビ系は苦手だ。でもここまで来たら、見てみよう。ひょっとして懐かしいかもしれない。

後は、私が求めているよりも新しい映画になる。いまさらアイアンマンというのも古いが、私はこれを過去に中途半端に見てしまったので、今回最初から見直すのも良いと思う。アベンジャーズ。貞子vs伽椰子と同じく、私がうっかり見損ねた映画のひとつ。あとターミネーターの新版があるらしい。シュワちゃんまだ頑張ってるのか。

コメント(0) 

雷で電話機が壊れた (2) [手記さまざま]

スプリッターが届いた。私は、ひとつの事に安心し、別のひとつの事に落胆した。

以前の記事にうちのADSLの接続を書いたが、その中にIP電話の有り無しで2通りの接続があると書いた。うちは
IP電話を使っている。これだけ書けば、気づいた方もいらっしゃるだろう。私はずっと気になり、私の考えが間違っていて欲しいと思っていた。IP電話を使う時は、スプリッターから出る電話機用のコードを直接電話機に繋がない。一度ADSLモデムの所定の場所に繋いで、モデムの中で何やら操作した信号を電話機に入れる。で、雷のせいで電話機が壊れた。それなら、なぜADSLモデムが壊れていない?雷が通ったはずだが。でもインターネット接続は大丈夫だったから、私は不思議に思いながらも壊れなかったのだなと考えた。いや、そう思い込もうとした。ただ、ひょっとすると部分的に、電話用信号にIP電話の動作を付加する部分だけが壊れているかもしれない。

結局、スプリッターを交換することでIPでない電話とADSLを両立するまでには復旧したが、IP電話だけはいまだに繋がらない。私は、自分の故障箇所診断の判断が正しかった事に安心し、ADSLモデムが壊れていた事に落胆した。私はモデムまで買わなきゃいけないのだろうか。仕事でちょっと精神的に疲れていた所にこれなので、今すぐ考えるのはもうやめた。暫くは何も考えず休む。

脳ミソは使わずに休むが体は動かそうと思う。今日は風呂場のすのこを洗って天日干しした。

コメント(0) 

生協と中国産 [手記さまざま]

1. 前書きと、この記事の性質について

最近うちでは生協を利用しています。カタログから商品を選んで注文し届けてもらいます。カタログには商品名、会社名、写真、簡単な解説がありますが、細かい事はもちろんわかりません。何も問題がない事がほとんどですが、ごくまれに何かあります。たとえば商品の袋に3人前と印刷されていて、だから当然カタログにも3人前と書かれていたのですが、届いた商品が見るからに2人分で、でもひょっとして調理したら3人分になるのかなと思い作ってみたらやっぱり2人分だったという事がありました。ネットショッピングにも共通する問題点、買う時に実物を確認できないという問題点です。あなたがもうお気付きの通り、生協が悪いのではなく、商品も量が少ないというだけで深刻な問題はありません。今回の記事は批判的な内容に取れますが、その程度の「誰が悪いというのでない、ただ私が個人的に感じた事を書きたい」という物とご理解ください。


2. 本題

生協で買う食品は少し高いが質の良い国産が買えるというイメージが、何となく私の頭の中にありました。でもそれは私個人が勝手に思い込んでいた事に過ぎません。生協がそう言っているわけではないと、やっと私は気づきました。

事の起こりは今朝の朝食でした。私は早朝に目が覚め、親はまだ眠っていました。私は昨晩寝る前から腹が減っていて、それを無理矢理寝たので、朝起きたら真っ先に何か食べようと思っていました。しかし我が家の冷蔵庫はほとんどスッカラカンで、生協から買っておいた冷凍食品があるだけでした。私が冷凍庫から手に取った商品は商品名に山芋とありヘルシーそうで、袋には1人前と書いてあったので、今の私にちょうど良いと感じました。外袋の解説を読むと、電子レンジでチンの簡単調理でした。私は商品を皿に載せてレンジで加熱しつつ、外袋を捨てようとしました。その時、偶然に私の視界に入った文字がありました。「中国」。

えっ?生協で中国産?よく考えてみれば生協は様々な生産者と契約して商品を私たちに届けるのだから、その中に中国産があっても不思議でないのです。それなのに私は勝手な思い込みで、生協と言えば高品質、高品質と言えば国産と、何となく思い込んでいたのでした。

私は中国産の食品については、もっと多くの確かな情報が欲しいです。過去にひどい内容のニュースがあったのは事実です。それから後に改善されたという話も聞きました。実際に改善した生産者は、中国産食品の忌避を風評被害だと言うでしょう。それはわかります。でも、どの生産者が大丈夫でどの生産者が危ないかは全くわかりません。私なり他の誰かなりが10年間かけて体内に農薬を蓄積した結果病気になっても、誰も責任を取ってくれません。私は、今の日本にいれば中国産食品が必ず口に入るということはわかっています。ただ実際問題として、目の前にある中国産の食品を食べるのにどうしてもストレスを感じてしまうと白状しなければなりません。

でも今回の山芋云々という名前の冷凍食品を、私は頑張って食べようと思いました。もう電子レンジで加熱中ですし。捨てるわけにはゆかないし。チンに7分かかるので、私は一度自室に戻りました。レンジの音で親が起きてしまった気配がありました。そのうちに「チン」という音。私は自室から一歩出るなり、きつい臭いに驚きました。まさか「山芋」が加熱されてこのような臭いを出すとは。親が言うには、どこか近くの家で早朝からシュウマイを蒸していると思った、と。ああ、たしかに豚脂の臭いかもしれない、と私は思いました。

ヘルシーだと思い込んでいた「山芋」食品から出て家中に充満する豚脂の臭いに、私も親もどうしてもその「山芋」が食べられず、結局この記事を書いている今も「山芋」は冷蔵庫にあります。

コメント(0) 

雷で電話機が壊れた [手記さまざま]

8月2日。私はこの日、仕事の都合でまるで遠足のようにして1日を始めた。朝4時半に目覚ましをかけて起き、6時前には家を出る。ところが遠足というには天気がひどかった。真夜中から大雨が続き、夜明け前には雷が私の家の真上あたりで鳴り響いた。私は出勤の支度をしながら、何度目かのものすごい雷鳴を聞いた。その時、雷鳴と同時に私の近くにあった固定電話機あたりでバチッと妙な音がした。でも私は出勤するのだから、電話のことを気にする余裕はなかった。私はそのまま家を出た。

有難いことに、私が外出する頃には、あのものすごかった雷雨が嘘のように小降りになり、まもなく止んだ。私はそれから1日、自分が遠足をするというよりは、遠足の引率の先生みたいな仕事をして、夜に帰宅した。

さて、家には年老いた親がいるのだが、私がいない間に家では親が電話の心配をしていた。電話が通じなくなったという。私はこの時点で初めて電話機が壊れたことを認識した。受話器を持ち上げてもウンともスンとも言わない。いやそれだけでなく、ADSLモデムが変だ。5つあるLEDのうち、POWERだけがまともに点いている。ADSLと書かれたLEDはチカチカ点滅を続け、VoIPと書かれたLEDは赤い。私は、これでは電話だけでなくインターネットも繋がらないなと思いつつ、ADSLモデムに繋いだ無線ルーターの電波をスマホで拾えるようにWi-Fi設定をしてからブラウザを表示してみた。案の定、駄目だった。疲れて帰宅した私は、それから故障箇所の特定をしなければならなかった。

ADSLを使っている方なら、私の家と同じ仕組みの機械を持っているかもしれない。家に引き込まれた電話線の端は、NTTの小さな箱で終わっている。その箱にモジュラーケーブルの端子が差し込まれている。ケーブルのもう一方の端には、これまた小さな箱がくっついている。この箱はスプリッターという名前で、電話線側はケーブル1本がくっつくが、反対側はケーブルが2本出る。電話機用と、ADSL用の2本だ。ADSL用のケーブルはADSLモデムにくっつき、電話機用のケーブルは電話機にくっつく。ただし、IP電話を使う場合はIP電話の仕組みもADSLモデムに入っているらしく、電話機用のケーブルを一度ADSLモデムの所定の場所に繋いで、モデムの中で何やら操作した信号を電話機に入れるので、配線がちょっと複雑になる。

故障箇所を特定するために、私は考えた。故障の原因は雷だと思う。そうならば、雷は外の電話線から家の中へ入ってきたのであり、外の電話線に一番近い所が焼け切れているはずだ。

こういう時のテストのしかたは、基本的でわかりやすいのがある。テストする部分を取り外して残りを結線し、それでもしも直ったら、壊れているのは取り外した部分だ。結線する時には、結線しちゃって大丈夫かは一応考える。極端な話、100Vの電灯線を電話のモジュラージャックと繋いで大丈夫なわけがない。同じ系統の信号を扱わなければ繋げない。それと、テストで何かを取り外して結線するのだから、取り外した物の機能は当然なくなる。それでも結線して結果が出るかと考える。

外の電話線に一番近い所から順にテストしてゆきたいが、一番近いのはNTTの箱で、これは取り外せない。資格のない人間が無理矢理取ったらNTTに怒られるかもしれない。それで諦めた。この箱の中身が単純で、雷が通って壊れるような仕組みが入っていないことを祈った。

次に近いのはスプリッターの箱だ。これを取り外してみよう。スプリッターの機能は、電話線に流れる電話用の信号とADSL用の信号を分離してそれぞれの機器へ送ること。もしも電話だけまたはADSLだけを使うならば、NTTの箱と機器をじかに繋いでも何とかなるだろう。(ADSL用の信号が電話機に入って雑音の原因になることがあるそうだから、今回のようにテストで仕方なく取り外す時以外はスプリッターを付けるべきだ。)

ところで、私としては電話機にはあまり望みをかけておらず(今時の電話機だから電源プラグをコンセントに差し込めばその時点で液晶にバックライトが点いたりと何かが起きるはずなのに、完全に沈黙している)、一応LEDがチカチカしているADSLモデムのほうが無事かもしれないと思った。電話機でなくADSLモデムを使って動作テストをしよう。

以上の事情を経て、私はスプリッターを取り外し、ADSLモデムをNTTの箱にじかに接続した。少しして、ADSLと書かれたLEDがチカチカせずに点灯した。PPPとVoIPのLEDも正常に点灯した。スマホをWi-Fi接続で使ってみたら、インターネットが使えた。これで、ADSLモデムは新しく買わずに済んだ。私はホッとした。

それと同時に、スプリッターがオシャカだということが判明した。スプリッターは買わなければ。

さあ今度は、あまり期待できないが電話機を試そう。今度のテストのしかたはさっきとは違うが、もっと単純だ。電話機ってのは本来NTTの箱とじかにコードで接続するものだから。オシャカと判明したスプリッターを取り外し、電話機をNTTの箱にじかに接続して動作を確認する。結果は、ウンともスンとも言わなかった。電話機はオシャカだ。

こうして電話機とスプリッターを買うことになった。私は電話機にこだわりがないのでネットで適当なものを選んで買ってしまえと思った。そのほうがヨドバシカメラよりも安いし。ところが親は意見が違い、実物を見て決めると言ってきかない。結局、電話機はわざわざ遠いヨドバシカメラまで足を運んで少しだけ高い金を払い、その代わりに翌日には手に入った。スプリッターは実物を見て決めるほどのものでないから、これはネット注文した。yodobashi.comよりも少しだけ安く買えたが、その代わりに郵送されてくるまで数日待たねばならない。

で、今はつまりスプリッターが来るのを待っている状態だ。電話線にはADSLモデムではなく電話機を繋いでいるから、PCでのインターネット接続はできない。こうしてインターネットが使えない日を迎えてみると、こんにちの私の生活がいかにネットに頼っているかがわかる。不便でしょうがない。スプリッターを「発送しました」というショップからのメールすら受け取れない。いま、我が家でネット接続できるのは、わずかにスマホだけだ。

実は仕事関係でどうしても少しだけネット接続しなければならず、しかも接続するサイトがPC用なので、スマホの画面で済ませることができない。その時思い出したものがある。テザリングというやつだ。スマホのネット接続をPCで利用する仕組みだ。私のスマホ利用契約には通信データに2GBの制限があるので、今まで私は「テザリングなんて使えない」と思っていた。確かに、本格的にネット接続しまくるには2GB制限が邪魔になるが、今回のような応急処置的な使い方はできるのだなと実感した。


追伸
この記事をブログにUPするのには、もちろん現在我が家で唯一ネット接続できる機械であるスマホを使っている。スプリッターが来るのはいちばん早くて明日だろう。それまでの間、PCはネット接続なしでつまらない。

コメント(0) 

古い記事のコメント受け付けを終了しました [手記さまざま]

古い記事のコメント受け付けを終了しました。
このブログはずいぶん前からやっていまして、その長年の間に私という人間はずいぶん変わってしまいました。昔の記事を書いていた時の情熱が今は出ません。
でも、もしも今日初めて検索して私のブログ記事にたどり着いた人がいたら、その人にとって私の昔の記事はまるで最近書いた記事みたいに見えるでしょう。記事の最後にある年月日まで確認することは少ないですからね。で、記事を書いた当時の情熱ある私にコメントをくださっても、昔の情熱ある私はもういないのです。
そんなわけで、寂しい気持ちはありますがコメント受け付けを終了しました。

これから書く新しい記事は、数年間はコメントが付けられるようにします。でも、元気のない記事にはコメントが付きませんよね。
私は、まずは元気な記事をまた書かなきゃいけない。それを私の目標にします。




追伸
古い記事だけでなく最近の記事までコメント受け付けが終了しているのは、私がスマホでの操作を間違えたからです。操作が面倒なスマホで1370件もの記事を設定変更して今はヘロヘロしているので、日を改めて設定し直します。

コメント(0) 

まんが日本昔ばなしと西遊記と仮面の忍者赤影をとことん見る [手記さまざま]

方法は、数日内にスカパーで時代劇専門チャンネルに契約して、8月になったら解約します。これで、7月の契約完了時点から8月末まで視聴できます。

まんが日本昔ばなしの視聴または録画はこうします。7月16日から土曜日ごとに、19時開始で毎回4話連続です。これで8月末までに#32まで視聴または録画できます。ただし#1-#4は数日前に放送が済んでいて、別の方法で視聴します。時代劇専門チャンネルではまんが日本昔ばなしを複数の時間帯に放送していて、7月17日の日曜日、16時
から#1-#4が4話連続放送です。それ以降の話も日曜ごとに4話ずつ放送します。私がなぜ日曜でなく土曜の放送をメインに考えたかというと、土曜のほうが1週間先行して放送するからです。万一見忘れたとか、録画に何かトラブルがあった時は、1週間後の日曜の放送がありますから安心です。なお、他にも月曜から金曜まで(たまに休みの日あり)の14時45分から毎回1話ずつという放送もあります。私は録画を考えているので、まとめて録画できる土曜日曜を選びましたが、その場で視聴するなら月曜から金曜まで毎日1話ずつのほうが毎日楽しめて良いかもしれません。

西遊記というのは堺正章、夏目雅子、音楽ゴダイゴの西遊記です。この西遊記と仮面の忍者赤影を視聴または録画するにはこうします。7月18日から8月22日まで、月火水木金曜日の深夜1時から3時まで2時間続きです。ただし注意してください。時代劇専門チャンネルのホームページに、「あさ5:00から翌5:00までを一日としてお届けしております」と書いてあります。ということは、きっと上記の放送時間は火水木金土の午前1時からという意味なのでしょう。私は録画予約前にこれを確かめます。あなたがご視聴なさるならば、視聴前にご確認を願います。さて、上記の2時間のうち最初の1時間には西遊記が1話あり、次の1時間には赤影が2話あります。

今回上記の契約条件で視聴するのにはお得感があります。それは、西遊記も赤影も、第一話から最終話まで全部見られるということです。

以上、私は自分が契約するためにしっかり調べたつもりですが、あなたがこれを読んで契約する気になった時は、ご自分でも時代劇専門チャンネルのホームページをご覧になって上の記事に間違いがないことを確認してください。

コメント(0) 

随想 [手記さまざま]

大人と一緒にいてもつまらない。若者は楽しそうだ。やっていることが面白そうだ。私は話の輪に加わりはしないが、彼らが楽しむ姿を遠くから見て自分も楽しみたい。だからアニメも萌えも理解したい。

ところが、私はアニメも萌えも理解しきれないでいる。何度も接してみたが、歳のせいで固くなった私の頭は若者のように対象を情熱的に受け入れない。私はそれが残念で、暫くしてからまたチャレンジを繰り返す。

先日ネットサーフィンしていたら、偶然に「萌えキャラがどうしても嫌いだ」という書き込みを見つけた。その人はある意味幸せだと私は思った。嫌いなら関わらないでいられる。ところが、私は違う。好きになりたい。でも中途半端な気持ちしか湧かない。それを残念に思う私は、ある意味不幸せだ。

「萌え」や「萌えキャラ」をネット検索しても毎回ほぼ同じ画像しか出てこないので、私はとうとう鉄道むすめを探し始めた。私がよく知っている鉄道に娘はいないだろうか。もしいたら、ファンになれないだろうか。それ以来、私のスマホは検索したりブックマークを参照したり漢字変換で候補が出たりする時に萌え関係が現れるようになった。たとえ安倍晋三氏に文句を書こうとして極めて真面目に批判する時でも、何の脈絡もなく萌えが出る。

アニメはどうか。最近は七つの大罪を見ている。最初のほうの話は見ていない。途中から見始めたところだ。ガンダムも高橋留美子も結局見るのをやめてしまった私は、果たして七つの大罪を見続けるだろうか。あと見ているのはジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない。これは相当気に入っているが、これの原作は古いから、これを好きになれても今の若者を理解したことにはならないだろう。

先日はヤンデレという言葉を検索した。ヤンデレ自体に興味はないが、こういう若者のネット言葉を解説するサイトは読んでいて面白い。だから自分の知っている言葉を端緒として、そこからリンクを辿って色々な若者用語の解説を読み漁るのが好きだ。萌えもアニメも不完全にしか消化できない私だが、そういうサイトは心から楽しめる。私がシュレディンガーの猫を知ったのもそういうサイトだった。私は量子力学はわからないが、そういうサイトはこんな私でも興味が持てるように書いてくれている。

私の人生はまさに、若者万歳だ。

私は二次元のキャラクターと三次元の人間を完全に分けて考える。だからネットで萌えキャラを検索するのと生きている人間を賛美するのはまったく別の次元だ。

三次元の若い女の子は、趣味が楽しい。先日は、ある女の子が後ろを向いたら、上着の腰の辺りにスマイルマークみたいに簡略化された顔がデザインされていて、その口から赤いベロが立体的に飛び出ていた。私はとっても楽しくなった。彼女たちと比べると、大人って何てつまらないんだろう。

コメント(0) 

win10にではなくwin10がアップグレード...の続き [手記さまざま]

先日の記事に書いたWindows10アップグレード(バージョン更新)の件で、新たに判明したことがある。やはりこの大規模な更新の後は、ユーザー設定の一部がリセットされてしまう。

前回書いたのは、ネットワークアダプタを無効にしておいたのに更新後に有効になっていたという話だった。

今回わかったのは、高速スタートアップを無効にしておいたのに有効になっていた。

なんで私が高速スタートアップを無効にしていたのかというと、私は外付けHDDを他PCとのデータ交換用に使っているので時々取り外し、その後でハードディスクが壊れていますというメッセージが出たからだ。

私はPCが認識中のHDDのUSBケーブルを引っこ抜いたりしない。USBケーブルを抜く前には必ず例の手順を踏んでいる。PCの電源を切る時はPCに処理を任せているが、それがいけないというのか。考えられるのはそこだけだ。とにかく、私にとっては高速スタートアップはメリットよりもデメリットのほうが大きい。

それで高速スタートアップを無効にしておいたのだが、先日のWindows10アップグレード(バージョン更新)以来、Windowsの起動が滅茶苦茶速い。私は今足が悪くてPCの前に座れないので調査が遅れたが、今日調べたら案の定高速スタートアップが有効になっていた。

Windows10が大規模な更新をした後は、ユーザーによる設定がリセットされていないか確認する必要がある。

コメント(0) 

win10にではなくwin10がアップグレードし始めた [手記さまざま]

助けてほしい。またしても勝手に始まった。そして終わらない。「Windows10にアップグレード」する話じゃない。とっくにOSはWindows10だ。それがさっきから「アップグレード」を始めた。Windows10が今度は一体何になるっていうんだ。

最近の記事に書いているが、私はいま足の不調でPCの前に座れないから、PCの電源を入れたら必要な情報だけを1分かけずに見てすぐにPCの電源を切るはずだった。そうしたら、この画面が出た。


さっきから、ずーっと「アップグレード」とやらが続いている。まだ先が長いらしい。

ここまでユーザーに不親切な行動を意識的にとるマイクロソフトのWindowsは今後ユーザーが減ると私は思うのだが、あなたはどう思う。



追伸
昼飯食べて戻ってきたらアップグレードは終わっていた。でも、以前に無効にしておいたネットワークアダプタが有効になっていた。マイクロソフトはそうやってユーザーの設定を勝手にいじるのか。
コメント(0) 

Microsoft Wordでアッチェントやアクサンの付いた欧文文字を入力する [手記さまざま]

日常的に欧文文字を打ち込む人間にとっては、そのたびにいちいちIMEのIMEパッドを表示して文字を探して挿入するのは面倒すぎる。それでショートカットキーを利用するのだが、初期状態で設定されているショートカットキーの中には自分の感覚にしっくりこないものがある。しっくりこないショートカットキーは嫌なだけでなく、なかなか覚えられない。だからショートカットキーをカスタマイズする。

PCが駄目になって買い替えるたびにMicrosoft Wordのショートカットキーをカスタマイズしてきたが、そのたびに設定画面がどうしたら出てくるのかを覚えていなくて四苦八苦してきた。ネット検索しても、Wordの機能を呼び出すショートカットキーのカスタマイズばかりがヒットする。それほどまでに、日本人にとってはアッチェントやアクサンの付いた欧文文字のショートカットキーをカスタマイズする行為はどうでもいいということか。いま使っているWord 2013に至っては、どうしても設定画面の出し方がわからずについに諦めて放置となっていた。

きょうネットサーフィンしていたら偶然に設定画面の出し方が見つかったので、今度こそ、PCを買い替えても消えない場所にメモしておくしかないということになった。それでネット上にメモする。つまりこの記事は、私以外のほとんどすべての方にとってはどうでもいい記事だが、私個人にとってはものすごく大事な備忘録ということだ。

「挿入」タブ
「記号と特殊文字」
ポップアップメニューの「その他の記号」
開いたウィンドウの「記号と特殊文字」タブ
ウィンドウ右上の「種類」に「ラテン 1 補助」を選択
目的の文字をクリック
ウィンドウ左下付近に現在のショートカットキー表示と、ショートカットキーを追加するボタンがある



蛇足だが、記事タイトルのアッチェントとアクサンは言語が違うだけでモノは同じだ。

コメント(0) 

パソコンから音が出なくなっちゃった [手記さまざま]

今回は私のアホな奮闘記です。パソコンから音が出なくなりました。それで昨日から今日にかけて色々試しました。

NECのサイトの指示にしたがって調べ始めました。

OSはWindows10。それ専用の解説ページへ。

音量が小さく設定されていたりミュートしていたり、はありません。ディスプレイ右下にあるアイコンで音量とミュートを調べました。

システムサウンドが鳴らない時、は関係ありません。そもそもうっとうしいのでシステム関係の音はPC購入時に片っ端から鳴らないようにしてあります。問題は動画ファイルや音声ファイルを再生する時の音です。

一部のアプリケーションの音量設定、は違います。動画(GOM Player)、音声ファイル(SoundEngine Free)、何を再生しても(どのアプリでも)音が出ません。

パソコンとディスプレイの接続を確認する。これは気になって、確認しました。オーディオケーブルを一度抜いて、また挿してみました。グリグリしてみました。パソコン側のプラグも一度抜いて、また挿して、グリグリ。変わりません。念のために元のプラグに挿したことも確認。

サウンドドライバーのバージョンが古かったり、ドライバーが破損していたりすると音が出ない。これ自体は調べられないけれども、このケースでないことは確認できました。なぜなら、私があることに気づき実験をしたからです。私のパソコンは本体とディスプレイの両方にヘッドホンジャックが付いています。スピーカーはディスプレイの裏に内蔵されていて、本体またはディスプレイのジャックにプラグが挿し込まれると音が出ない仕組みです。で、音が出ないのはディスプレイのほうのスピーカーとジャックで、本体のジャックからは音が出ています。サウンドドライバーの問題ならば、本体からも音は出ないはず。

音楽や動画を再生するためのアプリケーションを追加してから音が出なくなった場合はそのアプリケーションが影響している可能性。最近新しい動画音楽アプリを入れていません。

パソコンに不要な電気が帯電していると正常に動作しないことがある。これを読んで「何それ」と思う方はいらっしゃるでしょうが、私は過去に一度体験しました。その時には電源が入らなくなりました。対処法は、しばらく使わないでいるとそのうちに放電して直る。解説では電源コードを抜くとなっているけど、抜かなくても直る場合はあります。

私は上記の帯電というのが怪しいと考えました。ディスプレイの側にこれが起こったのではないかと。それで一晩放置して、電源も抜いて、そして今朝。また音が出ません。

解説のこれより後に書かれている項目は、なんらかのリスクを伴います。BIOSを初期化する。システムの復元を行う。パソコンの状態が今よりも前の状態に戻る可能性が高いです。その結果何かの設定が失われるかもしれません。再セットアップに至っては、今までにやってきた自分なりの設定や使い勝手改善や、作ったデータが、全部消えてしまいますよね。安易に手を出せるのは放電までかと。

そこで私はこの文章を書きながら、いちばん最初の項目から再度チェックしてゆきました。そうしたらひょんなことから、ディスプレイの設定ボタンを押すとコントラストやブライトネスだけでなく音量と音のミュートも設定できるのを発見。パソコン本体での設定とは別個に動作するのです。ここがミュートになっていました。きっと睡眠薬を飲んでからパソコンを触った時に、眠気でボタンを押し間違えたのでしょう。私は、音量の調節やミュートを管理するのはパソコン本体だけだと思い込んでいました。

コメント(0) 

また変な夢を見た [手記さまざま]

今朝見た夢は一部しか覚えていない。たぶん夢の全体はたいしたものではない。ただ、その中に出てくるひとつのアイテムが、変だ。それは、片手に持って使うアイテムで、鏡のように光を反射する十字架が付いている。握りの近くにスイッチがあって、それを押すと強烈な光が出る。その光は一度十字架に反射して、その反射光を対象物の金属に当てる仕組みだ。すると十字架のご利益で、真新しい金属が短時間で古めかしくなる。なんで金属を古めかしくするのかは、ぜひ聞かないでほしい。忘れた。なんで光が十字架に反射するとご利益があるのかは、何となくご利益がありそうだからに違いない。つまりこれはテレビの通信販売番組で表示される「利用者の感想であり効果を保証するものではありません」的な、あれに違いない。この十字架光は、残念ながら吸血鬼には効かない。ところが金属ではなく人間の体に照射してもたちどころに効果がある。人間の体の場合は古めかしくなるのではなく、気持ちよくなる。一家にひとつあると体が気持ちよくなるアイテムというのは、胡散臭いけれども、でもなんか欲しくなる。
コメント(0) 

変な夢を見た [手記さまざま]

このところ、覚えているような夢や、書き留めておきたい夢を見なかった。つまり、ろくな夢を見なかった。昨夜は睡眠薬を飲まずに寝た。睡眠薬に依存したくなかったからだ。そうしたら眠りが浅く、午前3時に目が覚めた。そのままでは昼間の仕事が満足にできないと思い、遅くなったがその時点で睡眠薬を飲んだ。しかし今使っている睡眠薬は即効性がなく長続きするタイプで、いつも飲んでから1時間では眠くならない。私は努力して布団の中で眠りに向かうようにしたが、駄目だった。4時になったので私は覚悟を決めて、家人に9時半まで寝ているから起こすなと書き置きをした。9時半に起きたら朝飯を食わずに急いで外出する。こうして、はっきり予定が決まり安心したからか、やっと眠った。夢を見た。最近の私の行動を反映した夢だった。夢の中で、私は何かアニメ関係の通信講座に申し込んでいた。そんなものが現実にあるかどうかなど知らない。これは夢だ。どうやら素人のための入門テストが送られてきたらしい。そんなものが現実にあるかどうかも知らないし、ないと思う。繰り返すがこれは夢だ。最近現実世界で柿原氏の出てくるアニメを追っかけたのと、その柿原氏が一般の大学に通いながら声優の勉強も両立していたという記憶が、こんな形で夢になった。でも夢の中にいるのは柿原氏でなく私だから、やっている事は柿原氏とは違ってへなちょこなのだ。夢の中の私は、自分がアニメ関係の資格を取れると思っていない。どうせ駄目だから軽い気持ちでやってみようと思っている。夢の中でも私は向上心がない。送られてきた入門テストは声優向けではない。シナリオか、あるいは所詮夢だから、いいかげんなものだ。入門テストの紙束にはびっしりと問題が書かれていた。私は上から順にとりかかって、どうせ駄目だと思っているから気楽に、落ち込まずに問題を解き進めていった。そのうちに、私の気を引く問題があった。それは1枚の紙に書かれた問題ではなかった。繰り返すが、夢だから内容は奇抜である。それはボール紙を折り曲げて組み立てるとランチボックスになる物で、その表に色々な絵が印刷されていた。問題文によると、大事なのはその中の4つの絵だった。その4つの絵は順不同で、私はそれの順番を考えて物語を付けなければいけない。何人ものキャラクターが描かれていたが、その詳細は忘れた。印象的だったのは、シマウマと火の鳥みたいな鳥が戦っている絵だった。問題文によると、私はそれら描かれているものをそのものの名前で呼んではならない。つまり「シマウマが」と書いてはいけない。ああ、ロールシャッハテストだな、と私は思った。言うまでもなく全然違う。夢だから何でもアリだ。なんでここでロールシャッハテストという言葉が出てきたのかというと、少し前に見た古畑任三郎の冒頭で、古畑がロールシャッハテストの紙を手にして、「ちなみに私の答えは交尾している牛です」と言った。あまりにありえへん答えなのがあまりに印象的で、それが夢の中にロールシャッハテストという言葉だけ登場したのだ。私は思った。シマウマと表現してはいけない。ええとこれは馬だ。馬だが、毛が縞になっている。しかし毛を剃ってみると皮膚に縞はなく灰色の馬だ。自分で考えても馬鹿すぎる答えだ。それで次に私は思った。これはバンビだ。どうして夢の中で唐突にシマウマをバンビと呼んだのかには、理由がある。先日、夢ではなく現実でのこと、電車の中でスマホをいじっていたら、ゴジラ映画の新作が出来ると出ていた。こともあろうに庵野が手掛けるという。ゴジラがエヴァになってしまうぞ。その時、ウィキペディアを見ていた私の目に妙なものが映った。「バンビ、ゴジラに会う」。世の中は私の手の届かない所へ行ってしまったんだなあと思った。それが、夢に出てきた。ランチボックスには、問題文に関係しない他の絵も描かれていた。ただし、なぜか大昔のアニメ「天地無用」のキャラクターだ。表側には大きくプリティサミー(魔法のバトンを持ったツインテール)が描かれ、裏側の上のほうには小さく柾木天地の立ち姿があった。そして天地の絵の下に先ほどの4つの絵が並んでいた。夢の中に出てくるほど私が天地無用を好きだったのかというと、これがまったく逆だ。私はあまり好きではなくて、VHSビデオテープを整理するさいに早々と録画を消してテープを再利用したくらいだ。なぜ天地無用が夢に出てきたのかは謎だ。そのうちにふと場面が変わり、私は学校にいる。私は学校の生徒か学生なのか。それはわからない。例のランチボックスはよほど気に入ったのか、手に持っている。問題の答えをまだ考えている。そこに数人の女子が現れた。そのうちの一人が落ち込んでいる。私は元気づけなければと思い、例のランチボックスの話をしたら元気づけられるかと思った。それで、その女子のそばへ行き、いっしょうけんめい話をした。これは、柿原氏を好きだと言った2人のうちのどちらか1人がイメージとして夢に現れたのだろう。そこで目が覚めた。改めて思い返すと、今回の夢の中の私はやることなすこと最低だった。ただ、例のランチボックスの問題は、もしも人が本気で考えたら面白い答えが出そうな気がした。
コメント(0) 

人には添うてみよ、アニメは見てみよ(2) [手記さまざま]

柿原徹也氏を好きだという2人目の女子を発見した。こう書くと「そんな都合の良いことがあるものか」「嘘を書いてるんじゃないか」と思われても当然なので、もっと正確に・正直に書き直すと、本当は1人目と2人目を発見したのは同時だ。だから私はその偶然に驚き、そんな偶然があるくらいなら自分は柿原氏に何かの縁があるかもしれないから調べてみようと思った。2人目は今まで話をする機会がなかった。話をせず情報も引き出せないのに頭数に入れるのは意味がないから、先日の記事では1人しかいないように書いていた。昨日、はじめて2人目と話ができた。

最初の女子には、根掘り葉掘り聞くのは変に思われるから、柿原氏が出ているどのアニメが好きかは聞かなかった。それに、私は自分が思うとおりに柿原氏を調べればいいのであって、彼女と同じアニメを見る必要はないと思った。それで5月26日の記事に書いたとおり、「高橋留美子とガンダムとランドセルとデュエル!」という、ものすごい取り合わせで録画予約をし始めた。でも柿原氏はあんまり出てこないみたいだ。境界のRINNEを見た時にたまたま魔狭人が出てきたのはむしろラッキーだったんじゃないかな。12歳。は、後から調べたところ、柿原氏が中の人を演じるキャラクターはすでに主人公にアタックして玉砕した後らしい。こうなると、柿原氏を好きだという最初の女子はいったいどのアニメで柿原氏の声を聞いていたのかが知りたくなる。きっと、少し前のアニメなんだろう。でもいまさらそれを聞く機会はない。

そう思っていた所で2人目の女子と話せた。今回は私自身がすでに柿原氏出演のアニメを見ているから、最初に自分がどんなアニメを見ているかから喋り始めれば、相手が見ているアニメも違和感なく聞ける。そうしたら今年始まったアニメは見てないみたいだ。彼女は柿原氏がもう30歳を過ぎてるという事をちらりと言った。それは私もウィキペディアで知って、思っている事があった。子供役も青年役も、年齢的に(声が30歳的になって)演じにくいんじゃないかと。たくさん演じていたのは少し前かもしれないと。彼女はフェアリーテイルを見ているという。私は最近アニメをほとんど見ないが、それでもフェアリーテイルはたまたま見た時があった。私が見たのはもう何年も前だから、とっくに終わっていると思っていたが、彼女はまだやっているという。そんなに長い間アニメが続くものかと、私は半信半疑で帰宅後に調べた。そうしたら、そんなに長い間ほんとうに続いていた。ただし、惜しいことにテレビ東京で今年の3月に終わったばかりだ。今はもうやっていない。AT-Xでは今後も再放送するようだが、AT-Xは料金が高いから、アニメをたくさん見る人にはいいが私にはちょっと予算的に問題がある。

せっかく私の「アニメに興味を持とう」計画に新展開が訪れたと思ったのに、そこまでうまくは行かなかった。フェアリーテイルはネット上の評判が良いし、いつか地デジで再放送があったら見よう。あるいは、GYAO!でやってくれたらいいなあ。

記事「人には添うてみよ、アニメは見てみよ」は、今回の(2)で終わりになるかもしれない。私はこれを機にアニメを見ようとするけれども、記事にするほどの「何か」は起きないだろう。偶然にも柿原氏を好きな人が私の周りに2人いたというだけでも最高の幸運だ。これ以上は何も起きまい。せっかくだから付け加えさせてもらうと、ガンダムユニコーンは良い出来のアニメだと思う。

コメント(0) 

表書きと裏とで調理法が違う食品 [手記さまざま]

今日の昼、食い物がほとんどなくて、冷凍庫に「タイ風炒めごはんの素」というのを発見しました。これを食おうということになりました。果たしてどんな風に調理するのか。私が予想した調理法は、あらかじめご飯を炊いておき、それに商品を混ぜて炒める。炒めご飯だから。で、袋の裏を読みました。沸騰したお湯に入れて5分加熱し、ご飯の上にかけて食べる。

・・・え?
いつ、どこで、炒めたの???

私は食品に義務付けられている表記の部分を見ました。
「名称 どんぶりもののもと」

・・・あっれぇーーー?どんぶりになってる。でも表には「炒めごはん」って。
別に味に文句はないですが、ここまでアッケラカンと名前と中身が違う食品は珍しいです。

コメント(0) 

人には添うてみよ、アニメは見てみよ [手記さまざま]

プログラミングは昨日今日と二日間休む予定だ。私の下半身が弱くPCの前に座り続けると悪くなるというのは過去に何度か書いたと思う。足がちょっと腫れてきた。当然この記事もPCではなくスマホで書いている。

2週間くらい前に、ある若い女性が声優の柿原徹也氏が好きだと言った。私は年をとって外界に興味を持たない人間になってしまったので、これは自分の知らない世界を知るためのチャンスだと思った。柿原徹也氏を知ろう。

私は帰宅してウィキペディアで調べた。西ドイツ生まれ。ドイツ生まれだという事にも驚いたし、ドイツに西が付いているのを見たのも久しぶりだった。学習院大学に通いながらアミューズメントメディア総合学院に通ったと書いてある。よく両立できたものだ。本人が努力したのはもちろんだが、限られた人、力のある人にしかできない。私にはできない。

声優さんだから、私はアニメの声を聞こうと思った。私が若い頃のようにアニメに引かれなくなって10年は経っている。だから期待に胸膨らませているのとは違う。こうやって声優さんの名前を知ったのも何かの縁だから、そこから何かを得られるかもしれない。そう思った。

今は亡き父が、生前に「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」と言っていた。私はそれを実行しない人間だが、今回アニメは見てみよと考えた。

現在テレビ放送中のアニメで柿原氏が出ているものを探し出した。順不同だが

境界のRINNE 第2シリーズ(魔狭人)
機動戦士ガンダムUC RE:0096(アンジェロ・ザウパー)
12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜(堤歩)
遊☆戯☆王ARC-V(デニス・マックフィールド)

自分が見るアニメを決めるのに、普通はこういう選び方をしない。ガンダムと高橋留美子が同居しているのはまだありうるとしても、12歳。ってのは、画像検索したらランドセル背負ってるぞ。12歳だからなあ。おじさんの私は取っつきにくいというか、無理だと思った。でも見てみるとどうということもなく見られるものだ。カレシに名前で呼んでもらいたいという話だった。私は10年以上前に、ヨーロッパで日本のMANGAを買ってきた時があった。その時の違和感のひとつが、名前の呼び方だった。欧米なら、別にカレシ・カノジョでなくても友達は名前で呼ぶ。でも日本ではそうとは限らない。外国語に訳された時、人はその外国語の思考で読むから、友達を名字で呼ぶのは違和感がある。その違和感を緩和するためか、翻訳者は名字に-CHANとか-KUNを付けていたと思う。日本と欧米には名前の呼び方にはっきりと違いがあるという事だ。カレシに名前で呼ばれたいというのは日本の女の子だけの悩みなのかもしれない。

12歳。では柿原氏がどのキャラクターを担当しているか確認し忘れたが、境界のRINNEの魔狭人はしっかり確認した。遊戯王は今回デニス・マックフィールドが出てこなかったが、私は初代の遊戯王とZEXALは見たので、懐かしかった。まだそれぞれのアニメを1回見ただけだ。私にとってはこれから始まりだ。

コメント(0) 

さかなへんと床屋さんと私 [手記さまざま]

スマホの充電を忘れて、スマホなしで床屋へ行きました。私より前に数人のお客がいたので、私は椅子に座って待っていました。暇つぶしにスマホを触ることもできないので、目の前のコミックスの背表紙をボーッと眺めていました。私の目の前には築地ナントカ三代目という本が並んでいました。最初は、「ああ、築地の市場がなくなっちゃう」などと思っていた私ですが、そのうちに背表紙に書いてある魚の名前が気になりはじめました。アジ、イワシ、カツオ、サバ、サケ、ウナギ、タイ・・・。さかなへん、さかなへん。全部漢字で書けるかな。さかなへんの一文字じゃないのもいます。サンマ。ウニは、ええと、どんな字だっけ。穴子ってのは当て字だろうか。思い出せない字をいっしょうけんめい考えていると一時間があっという間に過ぎました。そして私はどうしても思い出せない漢字を思いつつ、床屋さんに呼ばれて鏡の前の椅子に座りました。

私は床屋さんに髪の毛を切ってもらいながら、話し始めました。築地ナントカ三代目の背表紙に魚の名前がいっぱい書いてあったこと。大抵の名前は漢字がわかること。床屋さんが話に乗ってきました。
床屋さん「そうですね、鯵、鰯、鰹、鯖、鯛、キス・・・」
私「キスってどんな漢字ですか。」
床屋さん「魚へんに喜ぶです。」
私「おおー! で、ひとつどうしても思い出せないのがあるんです。マグロなんですけど。」
床屋さんの鋏を持つ手が止まりました。
床屋さん「マグロ・・・マグロ・・・気持ち悪い。」
き、気持ち悪いって・・・思い出せないっていう意味ですね・・・
その時は私も床屋さんも、とうとうマグロが思い出せないで終わりました。帰宅したら漢字を調べようと思っていた私ですが、まあよくある話で、帰宅するまでの間にすっかり忘れていました。

それから数日が経ちました。私はPC大好き人間なので、今日も元気に、いや元気を出すために、PCの前に座っています。私はPCに向き合えば元気が出るんです。すると、ディスプレイを眺める私の脳裏に不意にある漢字が浮かびました。鮪!ああ、やっと思い出した。どうして思い出せたかというと、私がインターネットを始めた頃、何か古い画像を表示するのに鮪というのが出回っていたんです。その頃はすでに99パーセント使われないソフトで、おそらくはインターネットが流行るより前のパソコン通信時代に使われたものなんでしょう。私はパソ通というのをやらずにインターネットから始めた人間なので、そのへんは知りません。ただ、鮪という名前が不思議だったので、今まで忘れないのです。

人間というのは妙なものです。魚へんの漢字を思い出そうとして、パソコン通信にまで思考が迂回して、それでも最後には漢字を思い出す。その思考経路が正しいのかどうかは私にはわからないけれど。

コメント(0) 

随想 [手記さまざま]

本日は個人的に休日で、飲酒をさせてもらっています。私の脳にアルコールが入った時の文章はクセが強いので、ありがたくも読みに来てくださったあなたが「あ、こいつ今回は特にダメだ」とお感じになりましたら、申しわけありません、そこまでという事になさってください。また次回以降、別の記事でお会いしましょう。

さて、休みの日にはゆっくりして、さらに何か楽しい事でもあればと都合のいい事を考えてしまう私ですが・・・人生がそんなにうまく行くものでないのはあなたもご存じですね。昨晩熟睡できずに「さえない朝」を迎え、さらに楽しい事がない、というのが現実であります。でも「人生は自分で作るもの」という一面もきっとあると思います。私自身がヘタレているから楽しい事が起きない、いや、楽しい事が「作れない」のです。ヘタレていない人間なら、事情は違うかも。そこで思い出すのが、冨田勲氏です。

彼はもう結構な年だったのに、なんと初音ミクとの共演を考え、実現しました。世の中には様々な老人がいますが、その中で彼は私が心からすばらしいと思う老人です。

多くの場合人間は、青年期やせいぜい壮年期のまま頭が固まって、老年期になると外界の時代の流れに頭がついて行きません。その結果、老人たちは新しい時代に自分がついて行けないと自覚し、それでも新しい時代との折り合いをつけて生きてゆきます。中には最悪の老人というのがいて、「近頃の若い者は・・・」と、本当はすでに時代遅れである自分を価値判断の中心に置き、外界にたいして愚痴ばかり言う人もいます。ここまで来ると本人以外の人間にとっては迷惑なだけです。

でも冨田氏は違いました。上記の最悪老人は論外として、冨田氏は新しい時代について行けないどころか、自分の世界と若者たちのトレンドをコラボレーションしたのです。私はあの時思いました。「この人にはかなわない」と。彼は私が理想とする老人像です。

彼が亡くなったのを知った時、私はこのブログで何か特集をしたかったのですが、それができませんでした。確かにブログにUPできる情報(現在売られている物の権利者に不利益を与えずにUPできる物)を私はほんの少ししか持っていません。でも一番大きな要因は、私がヘタレになっていたから。それで特集が作れなかったのでしょう。

冨田氏の訃報から今日まで、その件に何も触れられずにいたので、今日はとにかくその件について書けて良かったです。

今日は冨田氏の話もできたし、お酒も飲めたので、ちょっと元気が出ました。それで今、自分も何かしなければと思いました。でも冨田氏と比べられるような事を私ができないのは言うまでもありません。

はるか昔に「夢戦士ウイングマン ハイライト集VOL.1」というVHSビデオがありまして、これの最後がアニメの挿入歌「いけないトライアングル」で締めくくられていました。私は過去にこれをUPしようとしました。どうしてこれなのか?アニメ本編は後にDVD化されたなら権利者さんの利益をあからさまに損なうので出せない。でもこの歌の部分は、映像は各話からの抜粋を使い、それにスタッフロールが重ねられています。つまりこのVHS独自のもので、後年のDVDにはないでしょう。そんな映像でも、昔このVHSビデオを持っていて懐かしい人にとっては意味があるかもしれない。・・・この考え方そのものが詭弁なんですが、そうでも考えないとそもそも何も出せないので。

でも結果的に、当時はUPできませんでした。どうしてか?自分のVHSビデオテープからPCへ映像を移すさいに、あまりにも気を遣って頑張って作業したので、それをネット動画サイズに収まるようなチンケな形にするのが我慢できなかったのです。私はある意味バカなんでしょうか、そういう風に出せない動画はいくつもあります。「ハロー!レディリン」の総集編などはその典型です。多くの人に知ってほしいし、DVD等で売られていないし、再放送もまったくないのに、出せない・・・。

で、今回、自分のこだわりを抑えてネット動画サイズの動画を出しました。「夢戦士ウイングマン ハイライト集VOL.1」の最後の数分です。どうしてもブログのファイルサイズ制限には収まらなくて、歌なのに真ん中から2つに分けなければなりませんでした。でも私は頑張りました。何度もやり直して、その2つの動画のどちらもがブログのファイルサイズ制限にギリギリ収まる解像度になるまで試行しました。こう書くと、知識のある方からはこういう返答があるでしょう。「解像度を低くするよりも、フレームレートを低くするほうが、見た人にとってより良い結果になるよ」と。でもそれは出来ません!私は過去にVHSビデオテープからPCへ映像を移すさいに、この動画の最初の所がいわゆるテレシネで作られていて、スタッフロールが始まるとテレシネではないという事を知って、そのどちらもがPCでうまく表示できるようにと頑張ったのです。その時の思い入れがあるから、私が自分の意思でフレームレートを改悪してカクカクにするなんて事は、出来ません。

・・・それは、私個人にとっては動画への大事なこだわりです。でも冨田勲氏に比べると、私のこだわりはあまりにもレベルが低い。それは、冨田氏が自分自身の生み出す世界を扱っているのにたいして、私は他人の動画をどうこうするという領域で暴れているにすぎないから。

でも私には冨田氏の行動が見えているのだから、いつの日か、私も冨田氏のように「自分自身の生み出す世界を」扱わなければいけない。そう思います。

VHS「夢戦士ウイングマン ハイライト集VOL.1」のラスト部分の1of2

VHS「夢戦士ウイングマン ハイライト集VOL.1」のラスト部分の2of2

大事なことを書きます。このブログは、画像・動画・音声を置くスペースをほとんど使い切っています。だから、このブログを今後も存続させるために、動画や音声のようなサイズの大きいファイルは永続的に置くことができません。いちどUPした動画や音声は暫くしてから削除しなければなりません。少なくともUPしてから2週間は消さずにいます。その後は、事情によりいずれ消します。
コメント(0) 
前の30件 | - 手記さまざま ブログトップ