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第四の生き甲斐を探します5 レコード音声と画像で再生を再現 [手記さまざま5]

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スマホによるUSBテザリングがついに1600を超しました。このブログではUSBテザリングがキリのいい数になる度に報告してきましたが、それも2000辺りまでに報告しないようになりたい。つまり、「第四の生き甲斐」が見つかり、テザリングの回数なんかどうでもいい人生を邁進したい。そのために、今は地道に「生き甲斐探し」を一日一歩ずつ行っています。


前回の記事までで、レコードのジャケットと音声をデジタル保存した話、その方法と、保存の限界について書きました。今回はいよいよ、「もしこれを第四の生き甲斐にするならば、これからどうするか」の話です。

私は、奇抜なことは考えていません。たとえばジャケットのスキャン画像を元にコンピューターにAI絵を描かせるとか、レコード音声を逆再生したものを素材としてサウンドコラージュするとかいう奇抜なことはしません。(それも楽しそうではありますが、第四の生き甲斐になるほどのめり込まないで終わるでしょう。)

私は、やはり、子供の頃のレコード再生の雰囲気をどこまで再現できるかに興味があります。

そうなると、また自作プログラムを組まなければならないでしょう。ユーザー(私)がレコード一覧からひとつを選択すると、A面B面選択の後に音楽が鳴り始め、レコードジャケットは適宜参照可能にする。これだけでは、つまらない。レコードを再生する時は、盤が回らなければいけない。問題は、ここです。画像を回転するプログラムは難しくありません。33 1/3 rpmで回すのは簡単。最初に静止状態から回り始めるのはリアルに再現できないかもしれません。擬似的に動作させることになる予感がします。最大の問題は、レコード盤の画像が必要だということです。

私が保存したレコード盤の画像は、静電気防止の薄いビニル袋がかぶった状態です。レコードレーベルがビニル袋のせいで白っぽく写っています。

レコードジャケットと盤をスキャンしたのは、処分が決まるよりも前です。ずっと所持し続けるつもりでしたから、いちいち盤を出してスキャナのガラス面に置き、埃を付けるのを嫌ったのです。なにしろ昔の私は、埃が完全に取れるまでいつまででもクリーナーで拭いてから、埃が取れた瞬間にビニル袋に入れたので、最良の状態なのです。

でもそのせいで、レコードレーベルが剥き出しの状態の画像がありません。もしも試みるなら、白っぽく写った画像から白の要素を引いて、ビニルがかぶっていない状態に近似させます。

でもまだ問題が残っています。ビニル入りの盤をフラットベッドスキャナの上に置いた時、ビニルに波打つような皺ができました。それが白さの強弱として画像に写り込んでいます。黒い盤上では、そういう白の強弱が目立つのです。レーベル部分だけを採用し、黒い盤の部分は別の静止画を重ねてそれらしく見せる必要があるかもしれません。こうなると、だんだんプログラミングが大変になってきます。だから、「第四の生き甲斐」になるくらいにやる気が出ないと、実行できません。それをこれから見定めよう、というわけです。

つづく