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第四の生き甲斐を探します279 字幕を付ける方法 [手記さまざま6]

トランスクリプトが終わり、独VHS映画供養が終わった。これらは、元々あった作業に割り込んできたものだ。それが終わった今、私は元々あった作業に戻る。このブログで最近たびたび出てくる映画「J」だ。

映画「J」の台詞の日本語化は終わった。今はそれの再確認をしているが、その仕上げに必要なのは、映画の動画に付けてみて人物の動きと日本語訳との間に違和感がないかを調べる作業だ。なにしろ元が映画の台詞なので、それを完璧にするにはどうしても映画に付けてみる、つまり字幕にしてみる必要がある。

パソコン的な視点から見た場合、字幕には2種類ある。ハードサブとソフトサブ。ハードサブならば、私はSony Vegas Movie Studioを持っている。これで細かい所まで調整できる。ただしハードサブは一般的に人々から好まれない。動画の絵の一部となるので、一度付けてしまうと修正がきかない。それに、大画面に拡大すると動画がぼやけるのと同じほど字幕もぼやける。ソフトサブならば、日本語化を修正しても字幕データを修正するだけで対応でき、大画面に拡大して動画がぼやけても字幕はくっきり見えて読みやすい。だから私はまず、ソフトサブの可能性から探ることにした。

韓国のVrewというのがある。これは優秀なアプリだと聞く。私はまずこれの使用を検討した。ところが調べてみると、このアプリの優秀な所は自動で文字起こしと字幕挿入をこなす器用さにあるようだ。そのさい、ある紹介サイトでは、字幕の開始点と終了点の詳細設定を再調整するのは他アプリに頼る必要があると書いてあった。いっぽう私の目的は、すでに出来上がっている字幕用テキストを動画に付けることだ。つまりVrewが得意としている自動文字起こしは必要なく、Vrewが苦手としているらしい字幕の位置調整は必要だ。とても残念だが、この優秀で私がいちばん期待していたアプリは私の使用目的とは合わないようだ。

私は自分にふさわしい方法を模索する。きっと次の記事で何かをご報告してみせる。