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眠れない [手記さまざま5]

眠れない。生きることへの不安、幸せに生きることへの不信感とでも呼ぶべきものが思考を支配している。私は以前の記事に、自分が親の脊柱管狭窄症から転居まで一年半苦しんだと書いた。心が治るまでには少なくとも苦しんだのと同じ月日がかかる。普通はもっとかかる。それが正しいならば、私は転居が終ってから少なくとも一年半、来年の春までは心が治らない。しかし叔父の死に様を真似したくはない。生き甲斐なく徘徊し死にたくはない。だから私は第四の生き甲斐を探し続けなければならない。