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第四の生き甲斐を探します68 作品3 3/3 [手記さまざま5]

今日はじつに沢山のことをした。MS-20では役不足ではないかと思いM1を見つけたが使用要件を満たさず、とにかく今できることとして「シンセサイザーここがポイント」から次の音色を試したがMS-20一台ではフルートの音が作れないと判明してやはりMS-20は役不足と判断し、そしてまだ行ったことがある。

「シンセサイザーここがポイント」とMS-20を諦めた私は、またM1に戻った。たしかに私の古いパソコンはKORGのホームページにある使用要件を満たさないが、そのパソコンでKORG Collection 2のソフトウェアシンセが動いている。確認はしていないが、KORG Collection 2だってM1と並行してバージョンアップしてきたのだから、使用要件は同等のはずだ。それならM1も、ただ音を出すくらいは私のパソコンでできるのではないか。私は試しにM1の体験版をダウンロードしインストールしてみた。体験版は音色の保存ができず、しかも20分経つと音が出なくなるが、音色を試すだけならそれで十分だ。聞いてみたところ、実にいい音が鳴る。私が欲しい楽器の音色で足りないものがあるが、それはこれから音色編集を試してみるべきだ。時間をかけて音色作りを楽しみ、もし満足したなら、金額との兼ね合いで購入を考える。

ところが、ペンちゃんの不思議なけんばんを使おうとした時点で私はある問題に気づいた。MIDI YokeがM1に表示されない。そう、今どきのソフトウェアシンセだから64bitなのだ。私はMS-20だけでなくMIDI Yokeも諦めねばならない。これからの手順は、まずMIDI Yokeの代わりにloopMIDIをインストールし、それから上記のようにM1で音色編集を試し、もし満足したら製品版を購入してから作品3のキリを制作するという順番だ。それは今までの大変な試行錯誤に比べれば、先行きの見える単純な変更にすぎない。しかし私はとっくに仕事をしなければならない時期にさしかかっていた。それなのに精神不安定から曲作りに没頭してきたが、今こうして作業が滞った運命が私には「いいかげんに仕事をしろ」という天の声に聞こえる。

これで作品3がまたも未完のままおしまいという意味ではない。この2023年が終わるまで位の長い目で見て、また仕事が休みになった時に曲作りの続きをするというのが、職業人としての正しい生き方ではないかと思うだけだ。