SSブログ

雑談 [手記さまざま]

数十年ぶりに猿の惑星を見ました。昔見た時には私は子供だったので断片的にしか覚えていませんでしたが、いま見てもあの映画は面白いです。衝撃的な結末はもうわかってしまって見るのですが、それでも面白いです。イマジカBSで全5作放送するので続きも見てみようと思います。

このところ私が記事を書かない日が多いのは、やる気を出そうとしても途中で折れてしまうからです。プチ鬱状態とでも言いましょうか。私は時々、人間の脳には興味中枢というのがあるんじゃないかと思うんです。そう考えないと説明がつかない。世の中には色んなことに興味を示す人がいる。私も昔はそうでした。じゃあなんでいまの私は興味が湧かないのか。同じ日本の出来事の中にいて、同じニュースを見て、興味を示す人と示さない人がいる。外界から受ける影響が同じだとすれば、人の内面の相違ということになります。興味を感じるのは脳。だから興味中枢の働きが盛んかそうでないかが問題なのではないか、と。

だからといって、どうやったら興味を持たない人に興味を持たせられるかは、いまの私にはまだわかりません。ただ、きょうヒントがひとつありました。

このブログに何度か書いているように、私はいま腰痛に困っています。PCの前に座ると腰痛を悪化させるので、大好きなプログラミングはできません。毎日やることを決めて仕事や趣味をやってはいますが、元気のない、満足感のない、心の中に疑問を持つ日々が続きました。普通の方法では元気が出なかったので、私は医学的に興味中枢を刺激する方法はないかと考え始めたのです。でもネット検索してもそんな中枢はどこにも書かれていません。

どうしても元気を出す方法が見つからなかった私は、きょう発想の転換をしました。腰の調子が数日前よりもほんの少し良かったので、あえて今日はPCの前に座ってプログラミングをしました。やりかけのプログラムを何週間も放っておくわけに行かないでしょう。すると、どんどん元気が出てきました。座っている時間の長さに比例して腰痛も悪くなってゆくので、時間との競争ではありますが、デバッグが一段落した時には「ようし、これからは色々頑張ってやるぞ」という最近思ったことのない感情が湧いてきました。腰は痛くなったのに、それで不安になることもなく落胆もせず、「こんな腰痛は吹き飛ばしてやる」と思ったのです。それで私は、最近私が元気になれなかったのは自分にとっての元気の元を禁じられていたせいだと考えました。人生の中での制約が、人から本来あるはずの元気まで奪うのではないか、と。腰痛だからパソコンをいじっちゃいけない。お金がないから物を買っちゃいけない。お金がないから旅行や遠出をしちゃいけない。こうやって人の心は小さく卑屈で無気力になってゆくのではないか。

ただし次のことも事実なので厄介です。そもそも私が今回腰痛になったのは、毎日毎日逆アセンブル結果の解析をし続けたから、つまり度を越してプログラミング関係に没頭したからです。私にとって元気の元は、度を越すと腰痛の元にもなるのです。

コメント(0) 

コメント 0

コメントの受付は締め切りました