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第四の生き甲斐を探します240 「J」の章分け完成 [手記さまざま6]

「J」の訳を見直しするまではブログ記事にしないと決めたのは、私の失敗だった。どこまで行っても記事にできない。私は記事を書けば元気が出るのに、それができない。

私はまだ訳し終わっていないが、最後の幕まで来たので、全体の章分けは完成した。演劇のように幕という表現で区切ったのが有効だったのは最初だけで、劇としては不自然に幕が続いた。全部で14幕にもなった。これが劇だったら全4夜にわたり上演しそうな幕の数だ。

とにかく、章分けだけでもブログ記事として出させてもらおう。




第1幕
長い訳を区切るのに演劇の幕と場を利用したのは、最初のうちだけうまく行った。第1幕はメルツの戦略とケルガー氏接待。

第1幕第1場 メルツとブラシュケ、ケルガー氏を接待する
第1幕第2場 メルツとブラシュケ、帰社する

第2幕
第2幕はメルツとヘーダーバッハの開戦。空港での出来事。

第2幕第1場 メルツとブラシュケ、空港へ行ってヘーダーバッハに出会う
第2幕第2場 メルツとブラシュケ、ヘーダーバッハと日本人を取り合う

第3幕
第3幕はメルツとヘーダーバッハそれぞれの事情。このへんからそれぞれの人物がいる場所を話が行き来するようになるので、演劇の1幕に詰め込むのが変になってくる。

第3幕第1場 メルツ、社内で崖っぷちに立たされる
第3幕第2場 ヘーダーバッハの事情
第3幕第3場 メルツ、画策する
第3幕第4場 メルツ、夫婦間も崖っぷち

第4幕
メルツとヘーダーバッハの誘致合戦の中でタカハシJr.とアンナが偶然に出会う所まで。この後はタカハシJr.とアンナのラブがゆっくり進行するので、ここまでを「起」としてみた。なお、今までも幕で区切っていた記述を新たに起承転結に分けたのは、doc文書が長くなりわかりにくくなったからファイルを分けるため。

第4幕第1場 ターゲットはタカハシJr.と判明
第4幕第2場 メルツとヘーダーバッハ、タカハシJr.を取り合う
第4幕第3場 アンナ、友人の家で愚痴る
第4幕第4場 タカハシJr.、メルツとヘーダーバッハから逃げてアンナと出会う



第5幕
タカハシJr.が行方不明になり誘致合戦が一時中断。それを契機にピリピリしていたメルツとヘーダーバッハの関係が少し変わってくるが、メルツが自分勝手な性格だからすぐにまた距離は遠くなる。まだ暫くは敵同士だ。

第5幕第1場 共にタカハシJr.を見失ったことでメルツとヘーダーバッハの関係が少し変わってくる
第5幕第2場 アンナ、友人のカティアに電話で助言を求める
第5幕第3場 結局メルツとヘーダーバッハは彼女の家で食事をする
第5幕第4場 アンナ、結局タカハシJr.を自宅へ運ぶ
第5幕第5場 タカハシ社長は、Jr.が見つかるまでは仕事の話をしたくない

第6幕
話が次第にメルツ&ヘーダーバッハの関係からアンナ&タカハシJr.の関係へと重点を移してゆく。しかしそのラブが進行する間にメルツやヘーダーバッハの画策が挿入されるので、どこまでをひとつの幕にしていいか迷う。メルツの替え玉作戦を含めてアンナ&タカハシJr.の関係を追ってゆくと本当に長くなるので、その前で区切ることにする。

第6幕第1場 話は次第にメルツ&ヘーダーバッハの関係からアンナ&タカハシJr.の関係へ
第6幕第2場 アンナとタカハシJr.の関係が少し変わってくる
第6幕第3場 メルツはタカハシJr.を見つけられない
第6幕第4場 アンナとタカハシJr.、スタインウェイの前で歌う

第7幕
メルツの替え玉作戦は尺が長いので、saftiger Knackarschの前までを独立した幕とする。

第7幕第1場 メルツ、替え玉作戦を思いつく
第7幕第2場 ヘーダーバッハは聞き込み作戦
第7幕第3場 メルツ、替え玉を見つける
第7幕第4場 ヘーダーバッハ、タクシードライバーをおだてる
第7幕第5場 メルツ、替え玉日本人を面接する

第8幕
タカハシJr.、saftiger Knackarschを知る。そして替え玉作戦の顛末。

第8幕第1場 画廊にて ハンナ、カティア、タカハシJr.
第8幕第2場 ヘーダーバッハ、タクシードライバーから情報を聞き出す
第8幕第3場 画廊にて タカハシJr.ザフティガ・クナックアルシュを知る
第8幕第4場 ヘーダーバッハ、メルツが日本人を見つけたと知る
第8幕第5場 アンナ、タカハシJr.の取引相手が自分の夫だと知る
第8幕第6場 替え玉作戦の顛末

第9幕
タカハシJr.とアンナがくっつき、メルツとヘーダーバッハがくっつく。この後は両方のラブに危機が訪れるので、ここまでを「承」とし、その先を「転」とする。

第9幕第1場 アンナにぞっこんのタカハシJr.、美尻を口説き文句とする
第9幕第2場 インビスにて タカハシJr.がアンナと一緒にいるとわかる
第9幕第3場 アンナ、情事用にカティアの家を借りる
第9幕第4場 メルツ&ヘーダーバッハは追う、タカハシJr.&アンナは逃げる



第10幕
メルツとヘーダーバッハの危機を第10幕とする。

第10幕第1場 メルツとヘーダーバッハ、仲たがいをする
第10幕第2場 メルツは、やけ飲み
第10幕第3場 ヘーダーバッハは、やけ食い
第10幕第4場 ブラシュケは瞑想中

第11幕
タカハシJr.とアンナの危機を第11幕とするが、解決編は「転」でなく「結」に属するのでその前まで。

第11幕第1場 アンナとタカハシJr.が朝帰りするとペーター・メルツが待ち構えていた
第11幕第2場 メルツとヘーダーバッハは空港へ
第11幕第3場 アンナも空港へ



第12幕
やっとラストの空港のシーンまで来た。

第12幕第1場 タカハシJr.連れ戻し騒動 ヘーダーバッハのおだて作戦は空港係員には通用しない アンナは嘘をついてしどろもどろに そこでペーター・メルツがまた珍妙な作戦に出る
第12幕第2場 日本人とドイツ人、丁々発止と言い合う

第13幕
もう「結」だから幕、つまり章分けはほとんど要らないつもりだったが、空港でのタカハシJr.連れ戻し騒動とは場所も内容も異なり、おそらく後日の話だから、空港とは別の幕にした。

第13幕第1場 ヒュポ銀行にて タカハシ商事の投資先が決まる (タカハシJr.はもはや舞台に姿を見せず、この場の言付けをもって映画から退場)
第13幕第2場 カティア宅 アンナから電話がかかる (アンナはもはや舞台に姿を見せず、この場の電話をもって映画から退場)(カティアもこの電話を最後に映画から退場)
第13幕第3場 ヒュポ銀行からの帰り メルツはタカハシ商事に呼び止められる (ブラシュケは最後にこのシーンで姿を見せるが、もはや台詞はない)
第13幕第4場 メルツはヘーダーバッハを訪ねるが、彼女は消えていた

第14幕
とっくに幕としては多すぎるが、今さらどうしようもない。それもやっと終わりだ。

第14幕第1場 そして東京

終幕