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第四の生き甲斐を探します84 [手記さまざま5]

ブックレットの外国語をどうやって読むか。そりゃもう、OCRと自動翻訳しかないでしょ。さて、どんな迷訳が出来上がるか。なにしろOCRが必ずどこかで間違える。それを自動翻訳が間違えながら訳すんだから、相当な珍訳になると私は思っていました。ところが驚くことに、「なんとなく何が言いたいかわかるような訳」が出来上がったんです。ほんの一部だけ引用しましょう。

「精巧なデジタル化」は、映画部門で「文化遺産の消滅」を打ち消すための魔法の言葉でした。『 』(1967年)では、デジタル化の基礎は35mm判のフィルム素材であった。フィルム修復の専門家であり、彼自身がそれぞれの処理段階のためのいくつかのツールを開発したクリストス・パテルディスと彼の会社と協力して、4Kスキャン、光の決定、色補正などが行われました。これらのステップは通常、撮影監督と監督の前で実行されますが、この場合はもちろん不可能でした。したがって、この場合、クリストス・パテルディスと私は、いわゆる「映画ルック」を担当しました。ソース素材は、35mmのインターネットネガと、劇場公開時にテレビ局向けに特別に作成された放送コピーでした。フィルムスキャナーは、フィルム素材をビデオ信号またはデータパケットに変換するために使用できるデバイスです。これを実現するにはさまざまな方法があります。リアルタイムスキャンでは、フィルムは通常の投影速度でスキャナーを通過します。高解像度のために低速で動作するデバイスは、スキャナーとも呼ばれます。この場合、4Kスキャンが行われました。

ね? なんとなく、何が言いたいかわかるでしょ。AIでもこれ位の訳ができるんですね。AI絵が巷に大量に出回るのも、上の訳を見るとわからなくはない。人間の絵描きさん危うし、人間の翻訳者さん危うし、ということですか。

しかし、しかしですね、これで終わりはしなかったのです。やっぱりAI任せの作業だと、時として何かをやらかしてくれるみたいです。次回の記事では、そっちを話題にします。