SSブログ

第四の生き甲斐を探します77 [手記さまざま5]

ブルーレイ、あなたは使っていますか。私は今まで縁がありませんでした。なぜなら、うちのテレビは画面が小さいから、DVD画質で足りるのです。こう書くと、あなたは次のように助言してくださるかもしれません。「それでもDVDだと映像が少しぼやけるでしょう。ブルーレイならば鮮明に視聴できますよ」と。それは正しいご意見です。ところが私は古い人間で、いちばん見たいものは「8時だヨ全員集合」など、とても古い映像です。当時のテレビは画面が小さく、映像はいわゆる標準画質が当たり前。いちばん見たいものがそれですから、画質にあまりこだわらなくて良いのです。その私が、この期に及んで、ブルーレイドライブを買うことになってしまいました。

たった1枚のブルーレイビデオを視聴するためにブルーレイドライブを買うことになった私ですが、何日も考え、思い出し、調べるうちに、二枚目のブルーレイビデオを見つけました。今の私は、これで全部のようです。皆さんは、たくさんのブルーレイビデオを買ったりレンタルしたりしているのでしょうか。


第四の生き甲斐を探します76 [手記さまざま5]

前回どこまで書いたかというと、まだ日本語字幕が存在しない映画に日本語字幕を付けるという、一見真面目で立派な行為も、それをネット上で公開したとたんに法律的にアウトだという所まででした。

その後、私がすぐに別の生き甲斐候補を見つけられるはずもなく、私はひとまず生き甲斐なしの日常に戻りました。その日常の中でも決められた仕事は行い、不完全ながらも家事をこなし、ただ生き甲斐だけがないという日々です。

生き甲斐がないのは、趣味や余暇がないのとは違います。趣味や余暇はあり、ただそれが生き甲斐と呼ぶには足りないだけです。最近は仕事の合間にアニメのコジコジと犬夜叉をひたすら見るという、今どきの人がしないであろう趣味をやっていました。コジコジはすでに視聴完了し、今は犬夜叉を全力で視聴しています。

地上波放送も、私は今どきのアニメについて行けないジジイになったとはいえ、今年もわずかに視聴している番組はあります。仕事の合間にそういう趣味を挟むことで、毎日を歩んでいます。焦ったら生き甲斐が見つかるならば、人はいくらでも焦りますが、実際には焦っても生き甲斐は見つかりません。だから今は、こうして毎日を歩むことが正しいと思っています。

アニメ以外は、遅滞しているものがあります。これは生き甲斐の話でなく近況報告になりますが、相続のための戸籍取得は、不足分の定額小為替の郵送で取得が遅れた末に、まだ戸籍取得が最後まで遡れておらず別の役場で同じことを繰り返さなければならなくなり、その時点で疲れてしまいました。何をすればいいかは今までの努力で学んだので、ひょっとすると今回役所に打診すればそれで終わるかもしれないのですが、ちょっと精神が疲れて役所宛てに書く手紙の筆が動きません。


仕事用にと転居先へ持ってきたCzur Aura Pro、使えません [手記さまざま5]

(今回の記事は、4月には原案が出来ていましたが、掲載が7月1日まで遅れたものです。)

私は大学講師なので、授業で教科書を使います。ところが毎年、正規の申込期間に学生が教科書を申し込んだのに授業日に間に合わないという理不尽が起きます。そこで教科書が届くまでの間、すでに教科書を申し込んだ学生を対象に、その日に使う分のページだけをコピーして渡します。ところが、ここに小さな問題があります。教師は授業前に、授業の計画を立ててそれを教科書に書き込みます。なぜ別紙に書かないかというと、授業中に教科書と別紙を見比べつつ学生に向かって喋るというのは効率が悪すぎ、授業進行の遅滞やミスを起こしやすいからです。だから教科書に直接書き込みます。さて、初回の授業では前述のように教科書が届いていない学生にコピーを配ります。でもそのコピーに教師の授業計画が写っていては駄目です。コピー(少なくともそのマザー)は、授業計画を書き込む前に作らねばなりません。ところが学校のコピー機は、初回の授業で学校へ行って初めて使えます。その時は初回授業の計画を書き込んでいるので手遅れです。

私が若くて希望に燃えていた時は、自腹を切って近所のコンビニでコピーしました。しかし十年以上前に私は一度リストラされ、自分が職場に尽くしても無駄だと知りました。それ以来「職場のために自腹を切る」という選択肢はありません。

だから私は去年の転居に際してCzur Aura Proを捨てずに持ってきました。教科書に書き込みをする前にページをスキャンし、初回授業の前にそれを学校でプリントアウトします。これでうまく行くはずでした。

でも実際には、Czur Aura Proの機能が及第点でないので問題が生じています。サイドライトでスキャンすると陰影が映り込み、プリントアウトするとページの両端で予想以上の白黒差が出ます。画像編集アプリで修正しようにも、暗いところを明るくすると元から明るいところが白飛びします。

トップライトだと必ずある程度白飛びします。また、本のページが光沢のあるタイプだと光が映り込んで完全にアウトです。

その他にも、フラットベッドスキャナと違いページが歪みます。運が悪いと、綴じ部分が極端にビニョーンと伸びることすらあります。これは、湾曲した本を自動補正する機能の誤動作です。