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RZ-TS103M奮戦記(5) [手記さまざま3]

第5回テスト

予定では次の炊飯テストは2時間浸し米+「極上ふつう」設定のはずだった。でも親が剥き身えんどうを買ってきてしまった。しかも、生のえんどう豆を買っておきながら、乾燥豆だからすぐ使う必要はないと言ってきかない。そのうちに豆から根っこが出てきてようやく生豆だと認めた。この豆を使ってすぐに豆ごはんを炊かなければならなくなった。だから第5回テストは、豆を使った「炊き込み」設定だ。それと、今までは4合だったが、今回は2合でどんな食感かを試す。

炊飯の詳細。豆の量との兼ね合いで米は2合。研いで内釜に入れ、たっぷりの水に浸す。説明書によるとあらかじめ米を水に浸す必要はないが、この炊飯器の炊き上がりが固めなことは前4回のテストで明らかなので浸す。前回テストでは2時間浸したが、今回は時間がなくて1時間浸し。前回と違い内釜を本体にセットしない。そのわけは、たっぷりの水に浸した後で改めて水を適量(つまり少量)にしようと思ったから。1時間後に水量を2合の目盛りのうち「やわらかめ」までにし、内釜を本体にセットし、洗った剥き身えんどうを米の上に入れ、塩をふる。蓋をして設定を「炊き込み」にする。「炊き込み」にすると「少量」の設定はできない。炊飯を開始する。どうやら設定が「炊き込み」だと残り時間がすぐには出ないらしい。表示は残り時間ではなく現在時刻だった。後で見に行ったら残り時間17分と出ていた。そして蒸気が結構シュルシュルと出た。炊き上がったら蓋を開けて底から混ぜる。以上。

試食と考察。今までの中でいちばん良い出来だ。固めではない。第1回から第3回までのテストで固めだと感じたのとは食感が違う。第4回(浸し米+エコ炊飯)との違いは微妙だが、感覚的には今回のほうが良いと感じる。出来が良かった理由は何だろう。(1)あらかじめ米を水に浸したからか、(2)米の量が2合と少なかったからか、それとも(3)「炊き込み」という設定に秘密があるのか。私は、(3)はないと思う。もしも美味しさの秘密が「炊き込み」にあるなら、メーカーはその設定にこそ「極上」と名付けるだろう。でも実際には、あの固めの炊き上がりのほうが「極上」なのだから。(1)が大事なのは、もう十分に実証済みと言っていいだろう。まだはっきりさせていないのは、(2)だ。
米を水に浸す時間は1時間で十分だった。
米の量つまり水の量が少ないと、出る蒸気の量は多めかもしれない。


追記
第4回テスト(浸し米+エコ炊飯)のご飯を一度凍らせてからチンした時の試食結果をまだ書いていない。食べてみると、あまり美味しく感じなかった。エコ炊飯だからか。極上ならばもっと美味しいのか。それとも極上でも結果は同じか。それをはっきりさせるテスト(浸し米+極上ふつう)を近々やりたい。


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