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RZ-TS103M奮戦記(2) [手記さまざま3]

炊飯器RZ-TS103Mの前回の記事(1)の最後に追伸として、この炊飯器で炊いたご飯を柔らかめにする方法が見つかったかもしれないと書いた。私はもちろんその方向で進むつもりだが、親が求める味を探すのが第一の目的という都合上、他のテストも一緒に進めてゆかなければならなくなった。順を追って書かせてほしい。

まず、「極上もちもち」設定でも非常に柔らかいわけではなく、もっと柔らかめになってもいいなと感じたご飯の残りを、私は一食分ずつに分けて凍らせた。そして翌日にレンジでチンして食べたら、「あれっ?」と思った。炊きたての時に感じた不満がなかった。これならいいなと思った。親に聞いても同じことを言った。でもまだ結論は出せなかった。ふつう炊きたてが一番美味しいのが当たり前だ。人間の味覚は数値データみたいに客観的でない。何度も試してから初めて自信をもって他人に言える。だから前回の記事(1)では私は、再確認するまで待ってほしいと書いた。

そして今日、凍らせておいた最後のご飯を食べた。食べながら私は少し固めかもしれないと思ったが、それはこの最後のご飯がおそらく「極上もちもち」ではなく、第1回テストで炊いた「極上ふつう」の残りだからだ。「炊きたてよりもチンした食感のほうが良い」という仮説を私はまだ信じていた。そして親にも食べた感想を聞いてみた。すると親は、器に入れたご飯をチンすると表面が固くなってまずいから、炊きたてで美味しいご飯が食べたいと言った。前にチンしたご飯を食べた時に美味しいと言ったことを、このボケ老人はすでに忘れていた。私はショックを受けた。炊きたてよりも一度凍らせてからチンしたほうが食感が改善するという私の仮説は、そもそも炊きたてでないと駄目だという親の意見で一瞬のうちに無意味になってしまった。

そういうわけで、私は炊きたてで美味しい方法を模索するのを第一として、チンすると食感が改善するかどうかの確認は二の次にして、テストをしなければならなくなった。

具体的に考えているのは、炊く前に米を長く水に浸すことと、水の量をさらに多くすることだ。どちらも説明書の指示から外れたことを試すことになる。あと、「極上もちもち」は炊飯に90分以上かかるしエコ炊飯モードでもないので、エコ炊飯モードでどこまで良くできるかもテストしたい。ただし、炊いたご飯を食べ終わってから次のテスト(炊飯)をするから、日にちは相当かかるだろう。


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