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東京電力をやめたい [手記さまざま3]

もう何か月か前だと思うが、電力会社乗り換えの薦めがテレビであった。後から新規参入した電力会社はお得だと言われながらも、多くの人がまだ東電など大手の会社を使っていると。私はそれよりもずっと前から東電をやめたいと思っていた。その理由は、テレビで言っていたお得感の問題とは少し違う。

私は電力自由化の後、電気料金とガス料金を考え、両方を東京電力にまとめた。この手の電気とガスのセット割は東京ガスでもやっていて、東電ではセットにするとガス代がお得、東ガスではセットにすると電気代がお得と謳っていた。よく比較したら、東ガスのプランはたくさん使った人のほうが得になるしくみで、それに比べて東電のプランは少なく使う人でも得になるしくみだった(注・数年前の話)。私は過去のリストラのせいで人様ほど電気料金・ガス料金が高くないのに収入が少ないから厳しい。そういう人間には、少なく使っても得になる東電のプランが良いだろうと私は考えた。そこまでは後悔はない。問題はその後だ。

東電は、私のように早々とガスを委ねてやった人間たちに恩を感じることもなく、私たちを放置し、新規加入の人だけに新たにお得なプランを打ち出しやがった。そんなことをされては、早々と東電を選んでやった私たちが馬鹿ではないか。これについて親は、世の中の会社というのはそういうものだと言う。たしかにそうだ。そして消費者がそれに文句を言う方法、ただ負け犬としてブツクサ言うのではなく、東電にわずかながらも確実に私たちの意思を知らしめる方法、それは、解約するということだ。そうだろう?

だから私は新規参入の電力会社を改めて調べ直すことにした。

まず、東京電力で電気を使って今までに溜まったTポイントを電気料金支払いに使ってやった。新規参入電力会社へ乗り換えの契約をするのは、このポイント分精算が済んでからだ。精算が済まないうちに解約したらTポイントが適用されず戻ってこない可能性もあると、くらしTEPCOに書いてあった。

もうひとつメモしておきたい。東京ガスのガス電気セット割のプランは、以前は電気を比較的多く使う家庭用だったが、この記事を書いている時点では使用量の少ない家庭用も登場した。どのようにお得になるかの詳細は、多く使う家庭用と異なる。


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