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退屈な散歩をどうやって続けるか(2) [手記さまざま2]

とっくに飽きた散歩を何とか続ける話の後半です。

前回の話で、背の高い団地の上から景色を見る案と、家々の2階の窓に思いを馳せる案を書きました。どちらも実行し、やがて問題に直面して続けられなくなりました。私はまた別の方法を考えなければならない、という所までが前回の話です。

その後私は、なかなか名案が思い浮かびませんでした。それでも無い知恵を絞って考えました。その時ふと目についたのは、中学生時代の連絡網の紙。これのことは以前のブログ記事にも書きました。中学生時代の日記を見つけて、そこに、学校帰りに好きな女の子の家の近くまで寄って自分の気持ちを確かめたと書いてあったので、いま腰痛散歩でそこへ行ったら懐かしさが蘇るかもしれないと考えた話でした。結局新しく思い出すことはありませんでしたが、1回分の腰痛散歩とブログ記事ができました。その時に目的地の住所を知ったのが、この連絡網でした。私が今回考えたのは、この名簿の男子の住所をひとつずつ目的地にしたら何回も腰痛散歩ができるということです。なんで男子かというと、一番の理由は女子はたとえまだ家があってもそこに絶対いないということです。嫁いでどこかへ行ってますよ。別に相手に会いにゆくのではありませんが、そもそも目的の住所にまだ家があるかどうかが不明な上に、たとえあってももぬけの殻であることが確定では、全然散歩のやり甲斐にならないでしょう。二番目の理由は、男子のほうが一緒に遊んだり反目したりと思い出が多いからです。もし目的地にまだ家があったら、その時昔の思い出が蘇るかもしれません。その後私がどうしたかというと、期待させてすみませんが実行に踏み切れませんでした。実行に踏み切るには中学時代の学友への思い入れが足りないようです。でもアイデアは悪くありません。中学校の学友は同じ学区に住んでいたので、散歩の距離として適切なのです。これが高校になると遠距離通学もあり、住所がわかっても散歩に向きません。
では実際に散歩に利用した案はないのか。あります。あなたは西友をご存じですか。スーパーマーケットの名前です。先日スマホに西友のアプリを入れたら、西友まで足を運ぶたびに1日1個貯めるスタンプというのがありました。QRコードまたはGPSを使うようです。このスタンプは、買い物をしなくても西友まで行けば溜まります。散歩に使えます。ついでにちょこっと買い物をしてもいいし、足腰が痛くて駄目なら手ぶらで帰ってもいい。少しだけ残念なのは、私宅から西友までの距離が、健康ならば何でもないけれども腰痛の私にはちょっときつい長さです。あと、今まで散歩には静かで空気のきれいなコースを選んできましたが、西友へ行くには車の往来の激しい道路沿いを歩かなければなりません。あまり気持ちの良い散歩コースではないのです。
私は今後も散歩のための名案を考え続けます。なにしろ腰痛改善のために散歩は続けなければなりませんから。


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