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PC-9821のデュアルブートが無効になった(4) [  PC-98x1(補完計画)]

今日は年に1、2回の、PC-98に掛けてある埃よけ風呂敷を洗う日だった。マシン本体、ディスプレイ、付属スピーカーの掛け布を洗濯して干し、それが乾くまでの間にマシン周りの掃除をする。少し前にそれが終わった所だが、せっかくの機会だからブートしなくなった外付けハードディスクの診断を進めようと思った。

この外付けハードディスクにはWin98と昔のゲームがインストールしてある。これがブートしてくれないと、内蔵ハードディスクのWin95がゲームインストールなしの状態で使えるだけになってしまう。

症状は、ブートできない以外は正常だ。電源が入り、SCSI接続で認識され、内蔵ハードディスクから起動したWin95のエクスプローラに外付けハードディスク内のファイルが表示され、試しにtxtファイルを開いてみたら表示された。ただブートだけができなくなった。電源投入後にTABキーを押し続けても固定ディスク起動メニューは出ずにWin95が起動してしまう。以前のテスト時に1回だけ固定ディスク起動メニューが出たことがあって、その時に外付けハードディスクのWin98用パーティションにアスタリスクが付いていることを確認した。それでもWin95が起動してしまう。

私はハードディスクのさらなるテストのためにFDISKが必要かと思い探したが、小さな壁に突き当たった。この手のファイルはまとめてアーカイブファイルになっていることを忘れていた。Win95のディスクを見つけたまでは良かったが、どのアーカイブファイルにFDISKが入っているのだろう。片っ端から試すのだろうか。それで片っ端から試すのが正しかったのだろうが、私は怠け者なもので、まだその面倒な作業をやっていない。

では今日は何をやったかというと、FDISKよりももっとずっと基本的な診断方法があることを忘れていたのでそれを済ませた。マシンはPC-98だがOSはWin95/98を使っていたのでスキャンディスクがあるではないか。これでエラーが出れば、改善するなり諦めるなり、とにかく先へ進める。Win95から外付けハードディスクのドライブにスキャンディスクを実行した。結果は、エラーが出なかった。(下の画像はスマホのカメラでPC-98のディスプレイを撮ったものだが、ピンボケになってしまった。この記事が作り話でなく実際にスキャンディスクを実行した証拠としていちおう出しておく。)
20181003_144857.jpg

この外付けハードディスクがオシャカになっていないことははっきりしたが、依然としてブートだけができない。こういう症状の対処法は、ネット検索しても見つからない。

仮にFDISKが見つかったとして、私はどうすべきなんだ。変なことをしたら、逆にハードディスクを壊してしまうのではないか。


追記
WIN95_03.CABにFDISK.EXEが入っているという情報を見つけたので、この記事の続き「PC-9821のデュアルブートが無効になった(5)」では何か進展があるだろう。

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