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孤独へ向って突っ走れ (44) [  PC-98x1(補完計画)]

貞子を見損ねた一件とシェーンの放送があった一件で、ちょっと逆アセンブラ結果の解析は滞ったが、それでも少しずつ進めている。

今やっているのは、純粋なコード解析とは少し違う。パレットファイルが判明しても、それを適用するpicファイルのほうが判定できない場合がある。ファイルを読み込む時点でのデータセグメントの特定の場所の値がわかれば判定できるが、それを知るためにはその場所に値を書き込むコードを探して長い長い解析をしなければならない。いずれはそれもする必要があるが、その「難物」は最後に回そうと思う。それ以外の楽に判定できるものを先に片付けて、いわば囲碁のように「難物」の周りを固め、それから攻略すれば、解析の上でも精神的にも苦労を軽減できるという考えだ。で、本来ならばそのpicファイルは判定できないのだが、それでも判定できる場合がある。なにもコード解析が唯一の方法ではない。ゲームをプレイするという方法を忘れてはいけない。

つまり、こうだ。コードを遡って見てゆくと、判定できないはずのpicファイルを表示する直前に別の絵を表示している。その絵はイベントの絵だ。そこで私はゲームをプレイした時のことを思い出した。このゲームではショッピング、レストラン、アルバイトなどのイベントは1枚の絵で表現される。
tt53.jpg

そしてそのイベントが終わるとスケジュール画面に戻るが、次の日へ移行するまではイベント絵と同様の絵が画面右半分に表示されたままになる。この画面の一部として表示されている絵のうち、先に表示されたイベント1枚絵と明らかに同種の内容を示すものが、判定すべきpicファイルだ。
tt54.jpg

つまりそれはtt55.jpgtt56.jpgtt57.jpgの3つだ。

こうして、判定できないはずのpicファイルは、ゲームをプレイした人間にとっては、コード解析としてでなく、ゲームの進行から判定できる。

でも、今日私はそれを書きたくて出てきたのではない。妙なものを見つけてしまったから、それを報告するために出てきた。

まずは、これを見てほしい。何か気づかれるだろうか。縮小するとわかりにくくなるので、わざと縮小しないで出した。マウスでクリックすると大きくなる。
tt58.jpg
きっとあなたは気づいただろう。ついに日本のカレンダーには、4月00日が出現したらしい。

tt59.jpg
4月44日だってある。私はプログラム解析の途中で何かやらかしてしまったかなと心配したが、ネット上のゲーム写真にも4月44日があったので、どうやらどのディスクを使ってプレイしてもこうなるようだ。

他にも、こういうのが見つかった。縮小したからわかりにくいが、この記事の同様の絵と比べるとひょっとしたらわかるかもしれない。画面左半分だ。
tt60.jpg
上のほうにトレーニングジムの建物が小さく表示されているが、地盤沈下を起こして下へ少し沈んでいる。つまり、画像領域の上辺が黒くなっているが、本来はここに建物を描いた絵の上辺が来なければいけない。でもこれは描画位置のバグではなく、そもそもpicファイルの内容がこういう絵として記録されているという間違いだ。

・・・あっと、睡眠薬が効いてきた。ちょうど書きたかったことは書けたので、今日はここまでにしたい。これからも記事の頻度は減ると思うが、それでも少しずつ解析を進めようと思っている。

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