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東京都に続き神奈川県が瓦礫受け入れ [震災後の放射能漏れ問題]

東京都が被災地の瓦礫を受け入れたという記事を私がブログに載せたのが11月3日だった。そして今日12月20日、関東では東京都に続き神奈川県が受け入れを表明した。条件として、放射性セシウムの量を100ベクレル/kg以下に限るとする。受け入れが決まっただけの段階であり、詳細は決まっていないようだ。私としてはぜひ、瓦礫を可燃と不燃に分別した後の可燃については、焼却後の灰の放射線量も測ってほしい。原発事故以来今までのニュースを顧みると、セシウムが焼却により濃縮したと考えられるホットスポットがあった。焼却灰の放射線量を測って規定値未満なら、よしとしようじゃないか。同じ日本人が苦しみ困っているのだから、助けなきゃ。(正直なところ助けるにも限度があるから、高濃度の放射能は受け入れられないけれども。)

今日は、思うところをつれづれなるままに書かせてもらいたい。私には外国人の友達もいるが、彼はもう日本に来ないかもしれないな。私が逆の立場だったら、なにも数ある外国の中から放射能汚染国を選ぶ必要はないと考えるし。さっきテレビのニュースで関東地方の放射線量を見た。今日はいつもより早く帰れたから久しぶりに見れたんだが、ずっと前と値が変わっていない。この放射線量で安定したということか。ということは、この放射線量のまま何年も続くのか。毎年少しずつは線量が減るはずだが、セシウムの半減期が30年なら2、3年では目に見えるほどは変わるまい。それから、ある時ふと思ってから忘れられない事がある。たぶん、ネット検索すらしていない私が知らないだけで、多くの人が思ったり書いたりしているに違いない。昔の有名なアニメに「宇宙戦艦ヤマト」というのがある。地球外生命であるガミラスが地球に遊星爆弾とやらを無数に撃ち込み、そのせいで地球に放射能が充満、それを元に戻せるのははるか大マゼラン星雲にある放射能除去装置コスモクリーナーDだという。私は子供の頃も、学生時代も、大人になってからも、これは現実に関係のないただのフィクションだとしか思っていなかった。自分にはまったく関係のないただの「ひとつのお話」にすぎない、と。ところがだ。今、私は、無性に欲しい!「コスモクリーナーD」が!現実のものとしてぜひとも欲しい!今の「除染」は結局、汚染された土などを人の力で削り取って、さてそれをどこに保管したら良いのか、というものだ。人の力で削り取る時点でその人が被ばくしたら元も子もない。放射能そのものを除去できる装置・・・フィクションだから何でも言えるといことか。しかし今それを全日本人が欲している。こんな事を思う時が訪れようとは、原発事故以前に誰が思っただろうか。

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