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新春のミステリーツアー(関東)(2) [旅行 国内]

前回に引き続きミステリーツアーの感想なので、同様のツアーに参加予定の方はネタばれにご注意ください。

新春の日帰りミステリーツアー「午後の部」ですが、正午を過ぎても昼食はまだです。その前に旅日記(ハーブ庭園)に寄りました。

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建物前の花梨の木に大きな実が。

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今は真冬なので、ハーブ鑑賞は温室内です。まずはシクラメンの広間。

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それからハーブの広間。ローズゼラニウムの前で解説しようとする(が、客がなかなか来なくて時計を気にする)店員。

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最後に蘭の広間。ここまで温室内。

それからショップに行って、言葉巧みに乗せられてお買い物です。

つい買ってしまったのが、スキンローションとスキンクリーム。(この買物はまったく女性用に見えますが、私は男です。)クリームは、クリームというよりもなぜかゼリーのようです。実は他にもあります。ブルーベリージュース。試飲で濃くておいしかったから。でもねえ、現地での説明はワイルドブルーベリーの紹介に熱を入れて、目にいいのは普通のブルーベリーでなくワイルドブルーベリーだと力説していたのに、売っているブルーベリージュースの箱やビンのどこを見てもワイルドの文字はないんです。

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バスに戻ると座席にブルーベリーティーの小袋(お土産)が置いてありました。後日飲んでみると・・・ちょっと甘すぎるかも。

午後1時半、昼食です。

『高級食材フカヒレコラーゲン鍋、極旨2種のブランド牛&3種のブランド豚陶板焼、うなぎのひつまぶし蕎麦、松茸の天ぷら、松茸の炊き込みご飯、松茸入り茶碗蒸しなど「フカヒレコラーゲン鍋と極旨ブランド肉&松茸尽くし御前」』

上の文句が、もらったパンフレットそのままの写しです。では実物の写真をどうぞ。

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手前の四角い箱の中に生の牛肉と豚肉が入っています。それを左側の陶板に入れて蒸し焼きにして塩でいただきます。肉は箱の中では写せませんでしたが、2枚下の写真を見ればわかります。右端の小皿に、くるくるっと丸まったものがあり、よく見るとその下にゼリー状のものも見えます。これがつまりフカヒレとコラーゲンです。右側の鍋に入れます。

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天ぷらの中には確かに大きなきのこの薄切りが混じっています。その下にはうなぎのひつまぶし蕎麦があります。左側にきのこの味ご飯もあります。真ん中の小皿は、みそしいたけだったかなぁ。

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全体の量は充分にありました。肉の味、鍋の出汁の味、味ご飯の味、いずれも私はとても良かったと思います。いっぽう他のツアー客にも共通の不満は、すべての料理の味が濃いということでした。ご飯が白いご飯なら良かったんですが、ご飯も含めて全部の味が濃いと、たとえ個々の味が良くても喉が乾いて印象悪くなるんです。

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そして料理の中で唯一の汚点が、これ。「松茸入り茶碗蒸し」だそうですが、印象としては「具のほとんどない茶碗蒸し」でした。松茸にこだわらなくていいから、安い具でいいから、何かもっと入れたほうがいい。

最後に良い所を繰り返しておきますが、茶碗蒸し以外のすべての料理は美味しかったですよ。

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昼食会場の真向かいが恵林寺(えりんじ)です。武田信玄ゆかりの寺。昼食後のわずかな時間でできることは、行って手を合わせることだけ。本格的な拝観の時間はありません。

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バスに戻ると座席にフルーツゼリーが置いてありました。

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バスは最後の目的地へ。途中で車窓から善光寺が見えました。善光寺にもいつか行ってみたい。

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やがて昇仙峡の覚円峰を車窓から見つつさらに先へ。そして昇仙峡ロープウェイに乗ります(オプション、割引券をくれました)。

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ロープウェイを降りると、パノラマ台という所。ここからは富士山がよく見えます。ガスっていなければ、ね。残念だなあ。

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パノラマ台には八雲神社があり

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福仙人神社もあります。ご神木の手前にある太鼓を1回だけ打って参拝します。ご神木のいわれ(いやはや何とも、誰が思いついたやら)については、昇仙峡ロープウェイ等のホームページに譲ります。行く機会のある方は手を合わせた後でご神木を拝観なさってください。

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またロープウェイに乗って降りてくると、こんどは夫婦木神社。これらの神社は夫婦和合や縁結びのご利益があるそうです。

それから影絵の森美術館(オプション、割引券をくれました)。館内には常設展示と企画展示がありますが、入ってすぐは常設展示、この美術館のメインです。これは美しいです。この美しさを言葉で説明するのは意味がないと思います。とにかく行ってみればわかります。私たちに馴染みのある作品群ですから、予備知識なんて要りません。ただ行って、見て、感動できます。写真撮影は禁止です。

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ひととおり展示を見たら、ツアーでもらったドリンクサービス券で何か飲みながらひと休み。その時お茶菓子ももらいました。その名も「影絵サンド」。中身を見て、私はゴーフルみたいなものかと思いました。他の人が言いました。「瓦せんべいの薄いの?」私は思いました。それはないだろう。せっかくの影絵のイメージが台無しだ。そして食べてみました。
食べた感想は、瓦せんべいの薄いのでした (; ;)

美術館を出ると、そばにテントが張ってありました。ここは「キウイフルーツ詰め放題」の会場です。もらったビニール袋に入るキウイフルーツはせいぜい6個。ところが、これに7個を詰めた人がいました。すごい。

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バスに戻ると、座席に「ミニどら焼き」が置いてありました。後で食べてみたら、まずかった・・・

最後の最後は夕食です。

『冬の味覚の王様ズワイがに半身、招福ふぐ&めで鯛しゃぶしゃぶ、渡がにの寄せ鍋、あわびの炊き込みご飯、甘海老刺身びっくり7尾、煮さざえなど「豪華!かに・ふぐ・たい・えび・あわび合戦海の幸新春料理」』

上の文句が、もらったパンフレットそのままの写しです。では実物の写真をどうぞ。

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カニは美味しかった。たとえばツアーでカニの食べ放題に行くと、やたらと水っぽかったり一部凍っていたりする場合もあるけど、今回はそうじゃない。半身だけど満足できる美味しさ。手前に甘エビと煮さざえ切身の小鉢が見えます。左の寄せ鍋は、きしめんみたいな平たい麺にかぼちゃ、みそ味で、ほうとうになっています。渡り蟹のハサミが入っていました。写真右下にふぐと鯛の切り身、それにえのき茸、ネギなどの入った小鉢が見えます。これは右上の鍋の中で、しゃぶしゃぶにします。

結局このツアーは、格安ツアーのくせにあまりにも豪華な宣伝をこれでもかと載せていましたが、その宣伝に嘘偽りはまったくありませんでした。書いてあるお土産は全部出てきたし、料理の内容も全部(たとえ量はそれぞれ少しずつだとしても)確かに出てきました。それに美味しかった。

帰りの車内で地酒などが当たるくじ引きもありました。総勢45名のうち8名様だから私には当たらなかったけど、でも楽しかったです。

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そうそう、忘れちゃいけない。最後にとんでもないものが。バスを降りて解散という時に1人1本新巻鮭プレゼント。持ちやすいように箱入りで取っ手が付いているからそれは良いんだけど、家に持ち帰ってからが大騒動。2人でツアーに参加すれば鮭2本。切るだけでも大変でした。それに、正直「脂の乗った美味しい鮭」ではないし、輪切りにするとスーパーで売ってる鮭の切身と比べてずいぶん小さい。つまり格安ツアーのプレゼントとしては大きいけど鮭としては小ぶりなわけ。そんなわけで人様に手伝って食べていただくのは、はばかられて諦めました。腹に塩を詰めてあるけどどうやら詰めた後ですぐ冷凍したらしく、腹の部分以外は塩気がない。だからこのまま放っておくと長期保存は無理。(ウィキペディアによると、新巻鮭は塩鮭ほどの塩を使わないために貯蔵性が比較的低く、冷蔵保存の必要があるそうです。)どんどん食べなきゃ。毎日鮭か?そうなんです。毎日鮭なんです。
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