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親知らずと歯磨き奮戦記 (4) デンタプライド デラックス (その2) [歯ブラシメモ]

あれから1週間が経った。初めのうちは「丸いブラシで歯と歯の間のへこんだ所などをどうやって磨いたらいいのか」と思っていたが、そのうちに少しコツがわかってきた。たとえば、解説書にあるように常に丸いブラシを歯にかぶせるようにしなきゃと思うと難しいので、場所によっては他の角度からでもブラシ先端が歯の奥や歯茎との境目に接触する形を探す。

他にも色々試している。いちばん奥の歯の後面に届かせようと歯ブラシを口の横から入れて押し付けると、なんかモーター音が苦しそうな音だ。「過圧ストッパー」のあの音ではなく、ブラシの柄が押されて無理がある音らしい。そこで、いちばん奥の歯に届かせる時には歯ブラシ本体ではなく柄の部分に手を添えることにした。こうすると柄自体が押されても本体との接続部には無理な力がかからないので、正常なモーター音だ。

気になることは早くも出てきた。やはり奥歯だ。前歯ならば、歯並びが悪くてもブラシの当て方を工夫すればたいてい毛先が歯に当たる。この歯ブラシの強力な汚れ落とし能力ならば、毛先が当たれば汚れは落ちる。でも奥歯の、それも歯と歯の間の部分は困る。とりわけ歯の側面がくるりとカーブして見えなくなるその裏側。鏡を見ても見えない死角の部分。ここはどうも毛先が当たらない。電動ブラッシングの後で鈎型のピックを使って死角の部分をこすってみると、食べかすが出てくる。この電動歯ブラシの大きさと形状では無理なのかもしれない。でももう少し試してみる。それから、歯と歯茎の境目の汚れが本当に取れたかどうかは、もっと継続して使わないと結果は出ない。継続して使い、他の歯ブラシを使わなければ、そのうちに汚れが残る部分は目立ってくるはずだ。そうしたらまた報告する。

私のテスト方法は、普通の歯ブラシは併用しないが、電動歯ブラシの他にフロスと歯間ブラシは使う。これはつまり、「フロスアクション」ブラシの解説書に「フロスの機能を完全に代用することはできない」とあるからだ。フロスや歯間ブラシとの併用は想定内らしいと判断した。でもフロスや歯間ブラシでは歯と歯茎の境目は掃除できない。つまりここが、私のテストの大きな着目点だ。私のように歯並びがとても悪い人間が、朝晩(仕事のない日は昼も)必ず各2分以上電動歯ブラシで磨き(実際には6分以上磨くこともある)、その結果どこまで汚れが落ちるかを見る。

ところで、あのドドドドドドという独特の振動は、個人的には好きだ。面白いから。歯磨きも楽しみながらやりたい。不思議な植毛のブラシが不思議な振動をする様子を見るのも興味深い。そういうわけで、ひとまず今は楽しみながら磨いている。「フロスアクション」ブラシと「ステインケア」ブラシの使用感の違いはいまだに感じられない。黄色い美白ラバーカップは円形ブラシの中央の少し窪んだ所に埋もれているが、果たしてどれほど歯に接触しているのか。
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