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親知らずと歯磨き奮戦記 (2) プレスタライト [歯ブラシメモ]

予定では第2回は特製改造歯ブラシの話のはずだった。でもプレスタライトが届いたから、新しい話題から書くことにしよう。

前回までのあらすじだが、ようするに私は奥歯をしっかりきれいにしなければならない。これが話の中心だ。個人的な理由は「親知らずを抜かれたくないから」だが、読者の方にとって有用なのは奥歯のケアの記事だろう。

私はいくつものことを考えたが、その中のひとつに「奥歯は暗くてよく見えない」というのがある。見えなければ、きちんとケアできない。汚れが見えて初めてしっかりきれいにできる。

どうやったら奥歯がよく見えるか。もちろん光で照らすんだ。たとえば太陽がまぶしい日は洗面所の鏡で奥歯を見てもかなりよく見えるが、曇りの日や夜は暗くて奥歯が見えない。光が足りないんだ。夜でも明るく歯を照らす道具が要る。

最初私は、そんな都合のいい道具があるはずないと思った。だから小型ペンライトを使おうと考えてインターネットで検索した。でも小型とはいえペンライトだから、デンタルミラーと一緒に口の中に突っ込むには大きすぎる。ところがそのうちに、まさに目的にぴったりの道具に出会った。プレスタライトだ。

これは指にはめて使う小さな光源で、奥歯などを明るく照らして見るためのものだ。あまり広く通販されていないようだが、それでも入手は可能だ。日々の仕事や雑事に追われて購入が遅れたが、このたびやっと手に入れた。

まずは初期不良がないかどうかチェックだ。スイッチをスライドさせるとLEDが点く。なるほどかなり明るい。次は電池の入れ替え方法確認だ。左右に引っぱるとケースが分かれるらしいのだが、これがなかなか分かれない。強く引っぱって壊れないかと心配しつつ力をこめると、案の定というか、2つに分かれた拍子に飛んで行ってしまった。部品を拾い上げると壊れていない様子。でも電池入れ替え以外の目的では開けずにそっと使ったほうがいいな。

中身は単純だが微妙な構造。ボタン電池2個が直列に(つまり重なって)プラスチックのホルダーに収まっており、このホルダーに直接LEDがくっつく。LEDの2本の端子(つまりLEDから出ている針金)が微妙な角度で折れ曲がっていて、これがホルダーの微妙な溝にうまくはまる。点灯用のスイッチは電池ホルダーの一部で、これをスライドさせるということは電池ホルダー自体を回転させることで、それによってLEDの端子が電池と接触したりしなかったりする仕組みらしい。詳しく見て調べたわけではないが、おおよそそんな感じだった。

単純な構造物というのは、複雑な構造物よりも壊れにくい。その点は良いことだ。ただ、LEDの端子の微妙な折れ曲がり方が電池との接触を左右するので、電池交換のさいにLEDの端子を誤って曲げないように気をつけようと思った。その他に壊れやすそうな部分は見られない。力を入れないとケースが2つに分かれなかったのが少し気になる。力を入れるとまた分かれた拍子に吹っ飛んで行きそうだし。

実際に自分の奥歯を照らしてみた。つまり、スイッチをスライドさせて点灯し、人差し指にはめ、口の中に指先ごと突っ込んでデンタルミラーも突っ込んだ。第一印象は「自分の親知らずはこんなに黒くなっていたのか」ということだ。それだけよく見える。これで、曇りの日でも夜中でも奥歯をよく見ることができる。デンタルミラーでも見えにくい完全な死角を見るにはこれから試行錯誤が必要だが、それ以外はプレスタライトとデンタルミラーの組み合わせで大丈夫だ。

プレスタライトについては、何か気づいたことが出来たらまた書くことにする。
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