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孤独へ向って突っ走れ (38) [  PC-98x1(補完計画)]

絵が足りない。いくつも足りない。観戦の絵がないことは前の記事に書いたが、だんだん思い出してきた。一日の始まりの絵もないし、練習中の絵もない。ところが、不気味なことに3枚のフロッピーディスク内のDOSで読めるファイルを再確認したが、それらしいものが見当たらない。

本当にそうだろうか。そんな怪談じみたことは普通ない。パレットを変更したら別の絵が浮き上がる?それは理論上は可能だが、私はわざとサイケなパレットで表示したのだから、そんな仕掛けがあったらその時に見えている。EXEファイル内に特定の画像だけデータとして持っている?そんなことは普通しない。私はしばらく調べて、ちょっと思い当たることがあった。そういえばフロッピーディスクからpicファイルを集める時、複数のディスクに同じファイル名のpicがあった。私が趣味でゲームソフトを作った時は、違うデータが同じファイル名だと自分自身が後で間違ってしまうので、必ず違う名前にした。だから私は他人もそうするだろうと思い込んでいた。ディスク入れ替えが頻繁になるので仕方なく複数のディスクに同じデータを入れたのだろうと思った。ただそれでも、心の隅に引っかかってはいた。データ圧縮にこだわらなければならないほどディスク容量が小さかった当時、いくつものファイルを異なるディスクに入れるなんて、と。今日は寝る前に、この疑問をはっきりさせたかった。自作プログラムを書き換えて、どのpicファイルも単一のパレットデータでgifにするように変更した。パレットデータはどれでもよかった。とにかく真っ黒にならないパレットならば。そして、同じファイル名のファイルを上書きしないように、ディスクのディレクトリごとにpicをgifに変換した。

結果がどうなったかは、もう書くまでもないだろう。今度こそ全部の絵が出てきたと思う。私は以前の記事で、パレットの発色はおかしいがゲーム内の全部の絵を出したと書いた。でもそれは間違いだった。だからこのブログを見に来てくれる方のために情報訂正しなければいけない。

最初は、前回と同じくらいの大きさで絵を出そうと思っていた。ところが絵を見てびっくり、適当に選んだパレットが意外にもかなり多くの絵にマッチしてしまった。私は以前の記事で、色がサイケなうちだから絵を全部出せると書いた。ちゃんとした色で絵を出しまくって、ゲームをこれから自分でプレイしたい方の意欲を削いではいけないからだ。ところが私の意に反して、ちゃんとした色になってしまった。こんなにまともな色になったら、出せないじゃないか。それで、アイコンのサイズを、かろうじて絵が見えるほどに小さくすることにした。

ディスクAのPICディレクトリのpic
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ディスクAのPIC3ディレクトリのpic
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ディスクBのPIC2ディレクトリのpic
tt37.png

ディスクBのPIC4ディレクトリのpic
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ディスクCのpic
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