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第四の生き甲斐を探します254 なんちゃって登場人物紹介 [手記さまざま6]


登場人物


ペーター・メルツ
双眼鏡を作るマイヤーホルツ社の社員。独自の手腕で双眼鏡の売り上げに多大な貢献をしてきた。彼の信念によれば、どんな取引相手も「食う・飲む・セックス」の3つを十分に与えてやれば必ず攻略できる。映画の中では誘致合戦でユニークな作戦を披露する。仕事で業績を上げることを最優先とし、家庭をかえりみない。

アンナ・メルツ
ペーターの妻。良き妻だったが、夫がそもそも家庭をかえりみない上に、仕事のために祖父譲りの家を勝手に売り飛ばすという暴挙に出たことをきっかけに我慢の限界を超える。その時偶然にタカハシJr.と出会う。

テアマリアンネ・ヘーダーバッハ
企業コンサルタントとして起業したばかりだが「やり手」の女性。メルツとは違って、取引を成功させるには相手を賞賛する気持ちを伝えることが大事だと考える。メルツと誘致合戦を繰り広げる。

ミチオ・タカハシ
タカハシ商事の社長の息子。父親からドイツでの投資の采配を任される。事業家としては素人で、メルツとヘーダーバッハ両方の誘いに「はい」と答えて混乱させる。今回の事件の一端は彼の優柔不断にある。大学では音楽、とくにスタインウェイを学び、スタインウェイを愛する。彼の感覚ではスタインウェイは「電子的」だそうだ。

ブラシュケ
ペーター・メルツの部下。よく働くが「切れ者」ではなく、映画の中ではコミカル要素担当になることが多い。日本の文化や風習に傾倒しているが、認識に妙な誤解があり、それもコミカル要素になっている。

カティア
アンナの友人で美容アドバイザー。アンナにタカハシJr.をくっつけようと画策した張本人。他の登場人物たちがみな右往左往している中で一人ブレることなく二人の仲を取り持って行動しており、その意味で物語で一番の「やり手」かもしれない。