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第四の生き甲斐を探します207 日本人類史展 [手記さまざま6]

今回は「日本人類史展」冊子を例に、オーバーヘッドスキャナーの意外と厄介な点を書きたい。

オーバーヘッドスキャナーは専用マットの上に冊子を開いて載せてスキャンする。そのマットが黒いから、冊子の端に黒いイラストや写真があるとマットとの境界を認識できずにページの黒い部分が切れる。そういう時は、ページの下に白い紙を挟んでスキャンする。これでページの黒い部分が切れることはない。
nihonjinrui1.jpg
ただしこれをすると、今度は白い紙のせいで本の輪郭が認識されず本以外の場所が自動でトリムされない。後から画像編集ソフトに読み込んで自分でトリムする羽目になる。

nihonjinrui2.jpg
いつもうまく行かないわけではない。うまくスキャンできるページもある。それでもよく見ると、綴じ部分の紙があまりに斜めなので補正しきれず、その部分のハニワが歪んでいる。あくまでも疑似的に見た目を良くする程度の機能だ。