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第四の生き甲斐を探します202 [手記さまざま6]

アルバムの写真撮影を終えた私は、ひとつの残念な発見をした。スマホカメラは細部の画質が粗い。私は自宅にあるスマホの中でカメラ性能が一番良い物(親のHUAWEI)を使って撮影した。このスマホのカメラはかなり良い絵が撮れるのに、それでも不満が残った。スマホよりも良い絵が撮れるデジカメは、長年使ってレンズ内に埃が入ったので転居時に処分した。それでも私には最後の切り札があった。Sonyのデジタルビデオカメラだ。これで静止画も撮れる。

Sonyのデジタルビデオカメラは私が今までに入手したカメラの中で一番性能が良い。だから転居の際に処分せずに持ってきた。私は、これさえあれば問題はないと信じ込んでいた。そうしたら、ピンボケ写真があった。私がピント合わせを待たずに焦ってレリーズボタンを押したのがいけなかった。

私は思い出した。完璧を目指して努力しても、それでもどこかがうまく行かないのが人生だ、と。

その日の被写体は、EXPO'70。はるか昔の大阪万博を特集したグラフ雑誌だ。当時の私はかなり小さな子供だったので、このグラフ雑誌は親が買ったものだ。
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このグラフ雑誌撮影の翌日、私はスケッチブックの撮影をし、今度はピンボケがなかった。スケッチブックの中身は私が描いた絵なので、グラフ雑誌のようにお見せすることが出来ない(そもそも私以外の誰も興味を示さない)のが残念だ。