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最後の書籍補完計画 (06) [  昔の本(補完計画)]

今回の記事は前回(05)の続きではない。あれから私は自分が持っている漫画本について、改めて調べた。普通、人は自分が持っている本についてわざわざ調べない。だって、本は調べるものじゃない。読むものだ。そして読む本がすでに手元にあるというのに、何を調べるというのか。そこをあえて調べて、自分が長年所持してきた物品を認識し直し、大事にしてやる気持ちを新たにする。だから補完計画なのだ。

今回のテーマには、本当は聖闘士星矢を選びたかった。「やっピー」だ。「マンモス憐れなヤツ」だ。作品の中でこのへんだけ変な言葉遣いだったのが懐かしい。今回調べたら、後の出版ではこれがないという。読者は変更をしてほしくないよね、たとえそれが過ぎ去った時代の流行り言葉でも。それを私からも主張したかった。ところが私はこの部分をまだデジカメ撮影していない。それで仕方なく、今回は他の漫画を先にする。

電影少女。星矢とジャンルは違うが、これも有名作品だ。この漫画はコンセプトもストーリーもたいしたものだ。レンタルビデオ店のビデオテープを再生すると実体のある女の子が現れる。若い男子がふと戯れに考えそうなことを、長編の人気漫画にまで作り上げてしまった漫画家の手腕には、ひたすら感服するしかない。だから、本来ならばひたすらストーリーにのめり込むべき作品なのに、妙に一部のシーンが話題になってしまう。話題になってしまうような一部のシーンを作者が描いているのもまた事実だから。

私は、雑誌掲載時のページを保存したと思っていた。雑誌の束はスキャナーでスキャンはしたものの、ファイルの全部が連番だからその中から電影少女を探すのに苦労する。それで私はまず、単行本のほうに電影少女がないことから確認しようと思った。そうしたら、私は単行本を持っていた。
mai1.jpg

厳密には、スキャナーでスキャンした後処分したとメモしてあった。てっきり雑誌のページを保存したと思ったが。でもまてよ、ひょっとして、と私は考えた。面倒だったが雑誌の束スキャンを最初から調べて行った。雑誌のページもあった。
mai2.jpg

若い頃の私は、何やら妙な所に情熱を傾けていたらしい。もしも別の分野で情熱を燃やすことができていたら、社会で成功していたかもしれないが。でもしょうがない。そういう分野には興味が湧かなかったんだろうよ。

コメント(3) 

コメント 3

コメントの受付は締め切りました
saco

いつもこっそり覗かせてもらっています。
ところで2016年11月11日あたりの記事からコメント欄が表示されないようです。そのように仕様変更されたのであればいいのですが、一応ご報告まで。

「ウドンゲのなぞをとく」は私も学校の図書室で借りて読みましたので去年12月の記事は懐かしく、面白かったです。
by saco (2017-02-10 09:06) 

blueclouds

sacoさん、コメントをどうもありがとうございました。
コメント欄がなくなったのは、私の元気がなくなり、自分に自信がなくなってしまったからなのです。そのうちにまた元気を取り戻して、もっと楽しい記事が書けるようになり、コメント欄も復活させたいと思っています。「ウドンゲのなぞをとく」の記事は勝手な事ばかり書いてしまい恥ずかしいです。

by blueclouds (2017-02-10 10:17) 

saco

了解しました。

これからものんびり楽しませてもらいます。
by saco (2017-02-10 10:32)