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個人的記録 レコードを撮影した その3 [  レコード(補完計画)]

記事の作成に意外と手間取ったので、「その1」と「その2」の記事にはまだ撮影したレコードの話題がほとんど出ていない。期待していたビデオカメラの静止画撮影モードに欠点発見とか、レコードジャケット撮影法にいまだ画期的なもの見つからずとか、撮影機材と技術の話が先になってしまった。そこで今回「その3」は、撮影したレコードの話をしたい。


題して
「両A面シングルって、こういうものなの?」

水島裕の「初恋少女/彩の季節」は両A面シングルだ。私は初めて両A面シングルというものを手にした。そしてちょっと不思議に思った。

まず、歌詞カードから。このレコードの歌詞カードは2つ折りになっていて、表と裏という表現が適当でない。ひっくり返してもそれは表。片側が「初恋少女」側の表。
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もう片方の側が「彩の季節」側の表。
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そして2つ折りの紙を開くと、それは裏というよりも中と表現するべきだろう。見開きの左側に「初恋少女」の歌詞、右側に「彩の季節」の歌詞。
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あーあ、この画質。もしもこれが子供の頃のレコードの撮影ならば、絶対にデジカメで撮り直している。
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グッドラックマイシスターって、英語でなくカタカナで書いてある。歌詞がわからなかった頃、私はsweet starだかsisterだかわからずにいたので、どんな内容の歌かも正確にはわかっていなかった。でもマイシスターってことは、この歌は「妹ベタ褒め兄貴」の歌だったのか。

ではいよいよレコードレーベルを見てみよう。これが「初恋少女」側。SIDE Aだ。
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さて「彩の季節」はSIDE Bなのだろうか、それとも紛らわしいことにそちらもSIDE Aなのだろうか。もしも「両A面シングル」を言葉通りに再現するならば、「彩の季節」側もSIDE Aのはずだ。でもそれではどちらの面か区別がつかず、わざわざSIDEを明記する意味がない。いっぽう、もしもSIDE Bと記せば2つの曲に順位を付けることになり、「両A面シングル」と呼ぶにふさわしくない。お待たせしました、結果発表です。
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ジャーン。SIDE 1です。って、それってアリ? たしかに「両A面シングル」の名にふさわしく、2つの曲に順位を設けない。でも一方がAで他方が1って、この「互いに譲らぬSIDE表現」は、すごいな。「究極のメニューと至高のメニュー」とか、「常勝のラインハルトと不敗のヤン」みたいなものを感じるぞ。


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