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個人的記録(ブツブツノイズ)続き [  レコード(補完計画)]

前回の記事は、無料ソフトの使い方を知ろうとヘルプを見たらアルファベットの海が広がっていたという所まででした。

昔は、アルファベットの海が広がっているとその先へは行けませんでした。でも今はスマホアプリという強い味方がいます。
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アルファベットの海の写真をスマホで撮ると、たとえそれが英語以外の言葉でもたちどころに訳してくれるのです。

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・・・。この訳は、本当に合っているのですか。このソフトは音声のブツブツノイズを取るためのものだと思っていたのですが、世界を征服するのですか。そもそもこれは、ソフトの取扱説明書ではないのですか。

どうやら、方法を変える必要があるみたいです。私は、翻訳アプリをひとまずやめました。

今の私は年をとってしまいましたが、若い頃の私はこういう時、無謀にも強大な敵に立ち向かっていったものでした。たいていは玉砕しましたが、その無謀さ、向こう見ずが若さの特権というものでした。今のこの年とった私が、少しだけ、向こう見ずに立ち向かってみましょうか。ドン・キホーテのように。

でも、立ち向かうのはアルファベットの海じゃありませんよ。ソフトそのものに立ち向かうのです。いじりまくって、失敗の中から使い方を学びましょう。

私はアルファベットの海に囲まれると溺れてしまいますが、パソコンのソフトに囲まれるとモリモリと元気が湧くのです。パソコンのソフトをいじる時、私はラ・マンチャの男になれるのです。

Rillenputz.exeを起動します。

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これが初期状態のウィンドウです。左上にDateiと書いてあります。たいていキャプションバー直下のこの場所はメニューバーで、そのいちばん左は「ファイル」と相場が決まっています。

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「ファイル」のサブメニューの一番上は「開く」と相場が決まっています。何とかなるもんです。ここを選択してwavファイルを読み込みます。

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"test.wav"を読み込んだ後のウィンドウです。一番下のステータスバーに、読み込んだwavの情報が出ます。ついでにウィンドウの右端を見ます。3つのタブがあり、初期状態で一番左のタブが選択されています。「DeClicker」です。ブツブツノイズ軽減は、これです。

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「DeClicker」の中に「Ein」というチェックボックスがあります。ブツブツノイズを軽減するならば、必ずここにチェックを付けます。チェックが付いていないと、DeClickerはオフになります。DeClickerのパラメータは「Empfindlichkeit」というスライダーと、「Breite」というラジオボタンです。市販のソフトのパラメータから察するに、どちらかがthreshold、もう一方がsensitivityでしょうか。「Schellack」にチェックを付けると、非常に強くdeclickします。「nur」にチェックを付けると、テスト再生のさいに音楽でなく、音楽から取り去ったブツブツノイズだけが聞こえます。

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上にテスト再生という言葉が出てきましたが、テスト再生のボタンは右下の「Vorschau」です。ここをクリックすると再生が始まり、ボタンの文字は「Stop」に変わります。「Stop」をクリックすると再生が止まります。テスト再生はwavをループ状態で繰り返します。だから、数秒のwavを読み込んだ場合は、その数秒を繰り返し聴けます。聴きながらDeClickerのパラメータを変更して最良の値を見つけます。長いwavの場合は、やっぱり全体がループするんでしょうかね。それはまだ試していませんが。(ブツブツノイズのある場所だけを繰り返してくれると嬉しいですけどね。)

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ノイズを軽減したデータを書き出すには、ウィンドウ左下の「Ausführen」をクリックします。DeClickerの「Ein」にチェックが付いていないとDeClickerは無効だということをお忘れなく。

ひとまずここまで動作を解析できました。さすがに試行錯誤は疲れたので、少し休もうと思います。私にとってはここまでの動作で十分な気もするので、これで終わるかもしれません。その場合は、記事の続きは出ません。


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