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レコード音声のデジタル化 個人的記録 (5) [  レコード(補完計画)]

昨日のデジタル化の終わり方が尋常でなかったので、私は今後の作業にカビを覚悟した。昔から使ってきたクリーナーはカビ入りジャケットに入ったレコードを拭いてしまったから、カビの脅威が少ないレコードのために新しいクリーナーを買うことにした。そして、覚悟して始めたデジタル化の続き。

意外なことに、もう1枚のメモルは元気に生きていた。
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カビがない。
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そして次のレコードも・・・だあッ!!メモルの次にいきなりこれか。わたなべぢゅんいちテイスト全開のイラストではないか。
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上の絵を見て、私は最初、微笑む渚の背後にモンスターが忍び寄っているのかと思った。でもやがて、それは私の勘違いだと思えてきた。すべてのモンスターが渚を狙っている(渚を見ている)のではなく、カメラ目線だということに注目したい。これはつまり、みんな「カメラに向かって微笑んでいる」んじゃないか?なにしろモンスター達はこのツラだから、怒っているんだか笑っているんだかさっぱりわからん。でもこいつらきっと、微笑んでいるんだよ。

レコードジャケットの中にこんな紙が入っていた。私の記憶にはない。私はある時期になると、レコードを日常的に出してそのたびに静電気に苦しめられるのが嫌になり、日常鑑賞用にVHSビデオテープのHi-Fi音声トラックに片っ端から録音したものだった。きっとこのレコードは、買ってくるなりVHSに入れてしまい、もっぱらVHSを聴いていたんだろう。だからジャケットや解説紙の記憶があまりないんだ。
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レコードレーベルはこんなデザインだ。これも私は記憶になかった。
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このレコードは、30センチ盤なのに45回転という少し珍しいものだ。33 1/3回転だと曲が足りなくて余白が多すぎるからだろうか。

この後、さらばハイセイコー(私は親がテレビの競馬を見るのを脇から見ていてハイセイコーのファンになってしまった)もカビはなかった。でも、ハイセイコーのレコードジャケット見たい人はきっといないだろうから省略する。

そういうわけで今日はカビの一件から立ち直ったのは良かったが、全部で3枚しかデジタル化できなかった。そんな日もあるさ。焦らず着実に進もう。

今日は寝るまでにまだ少し暇があるので、ついでにとても個人的な話と写真を出したい。大昔のレコード針 テクニクスSL-????用。
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はるか昔に、レコードが廃れるだろうと思ってその前にと買っておいた交換針。引き出しから出してみたら、テクニクスの純正品じゃなかった。きっと、純正品は値引きなしで高かったんだと思う。当時の私の小遣いで6,300円ってのは厳しすぎたんだ。それで仕方なく4,730円のサードパーティー製に甘んじたのだろう。当時のこだわりがあった私はきっと石丸電気でずいぶん悩んだだろう。ナガオカだ。当時レコード用品というとクリーナーにしろスプレーにしろナガオカのお世話になっていたな。
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上の写真は、じつはもうシールをはがして中身を出してプレーヤーにセットした後のもの。その時焦りまくっていて、先に写真を撮っておこうという余裕がなかった。後から空箱だけ写真に撮るのも嫌だったから、プレーヤーから取り外した古い針を入れて写真を撮った。古い針のほうは純正品のはずだ。純正品とナガオカ製は、プラスチック部の色は同じ。違いは、カンチレバーの根元から伸びる金属が純正品は銀色、ナガオカは金色。

裏。いちおう説明書が付いているが、あまり意味のない説明書。
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たいしたこと書いてないだけでなく、ナガオカ製の全部の針に共通の説明書らしい。
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唯一意味があったのは、寿命が約200時間という記述。これは重要。
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