速報があった（こんな日本に誰がした）

11/16 17:33のニュース速報。よりによってワケありで精神的に苦しんで酒を飲んで自分をリセットしようとしている所だった。だからもう酔っているが、一生懸命書かせてもらおう。

福島県で米の放射線検査を自主的に行なったところ、基準値を超える放射性セシウムが検出された。それが今の速報の内容だ。

実行が難しいけれども、それでも２つの事を分けて考えなければならないと思う。

１．基準値を超える放射線が検出された物品はもちろん買ってはならないし、避ける。

２．自主的に検査を行ってくれたというその行為が有難い。それがあったからこそ、放射能が検査をすり抜けずに流通を阻止できた。

消費者の不安が高じて１のほうばかり考えると、特定の地域の商品を買わなくなってしまう。でもそれはいけない。それは悪循環を生む。消費者と生産者はどちらも同じ人間。消費者が不信をあらわせば、生産者も不信をあらわすのが道理。沢山の生産者の中には、「売れないのは収入が得られないという事で、生きていくのに本当に困るから、いっそのこと、こっそり売ってしまえ」という考えの人もあるかもしれない。そういう悪循環を生む発端は、消費者が買い渋りをする事にある。

だから私は、上の２のほうを常に頭に入れておこうと思う。生産者とそれを管理している人々が頑張っているんだという事実を。そうしたら、スーパーで商品に手を伸ばすその瞬間に、選択肢が変わってくると思う。

後の問題点は、上の速報を別の視点から見た時の話だ。「それって、今までその県から出荷されていたその商品は、危ない商品だったという事なの？」

だから私は最初に書いた。「実行が難しいけれども」と。

・・・。
こんな日本に誰がした！