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震災瓦礫、東京へ [震災後の放射能漏れ問題]

震災の瓦礫は膨大な量で、被災地だけで処理しきれないという。そこで被災地以外の場所が瓦礫を受け入れなければならない。この瓦礫受け入れについては住民の反対から受け入れを拒む自治体もある。そういう中で、全国初の瓦礫受け入れ自治体として東京都、というか石原都知事が名乗りを上げた。昨日のニュースでも都知事は「もちつもたれつだから」と言っていた。初回の瓦礫が昨日、岩手県宮古市を出発して東京へ向かった。入念な放射線量チェックが行われたという。この瓦礫は東京で不燃と可燃に分けられ、可燃は燃やされる。ご存じのとおり、個々の瓦礫は許容値の放射線量でも、焼却することによりセシウムは濃縮する。程度がどれほどかは知らないが、今後東京の放射線量はいくらか上がるだろう。それでもエゴでなくグローバル(?)な視点に立てば、石原都知事の言う事は正しい。同じ日本人が困っているのに「エンガチョ!」と言い続けるわけにもゆかない。そこで溜め息と皮肉を少し交えてこう言わせてもらおう。

にっぽん民族みな被ばく 他に道などありゃしない
それでも原発やめられぬ お先真っ暗行き止まり

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