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2号機でキセノン検出 [震災後の放射能漏れ問題]

たまたま今日は仕事に行かず家で歯医者の時間を待っていた私の耳に、昼のNHKニュースが飛び込んだ。福島第1原発の原子炉2号機からキセノンが検出された。キセノンはウラン235が核分裂するさいに生じる物質なので、原子炉2号機で一時的な臨界が起きた可能性がある。検出されたのはキセノン133とキセノン135で、このうちキセノン135の半減期は9時間と短く、臨界が起きたとしたらほんの少し前ということになる。検出されたキセノンの量は微量であり、原子炉の状態に異常は認められない。とはいえ、ネット上ではすでに、東電の「原子炉の冷温停止を年内に達成する」という発表の実現を危ぶむ声が至る所で聞かれる。

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