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第四の生き甲斐を探します123 [手記さまざま5]

次のネガはブローニーでなく35ミリだと思いつつ出してみたら、ハーフサイズだ! ネット上にはハーフサイズを自動領域認識させるとコマ飛びすると書いてあった。コマ数を確認しよう。ネガ上で数えると22コマ。これを自動領域認識させると写真が2つずつくっついた状態で11コマ。ただし最初の写真は有効な写真でなく真っ黒な領域で、最後の11コマ目は写真ひとつだけだ。ということは、写真が2つ足りない。手動領域指定でスキャンする。元がハーフサイズなので、他のネガと写真の大きさを揃えるために4800dpiとする。

第四の生き甲斐を探します122 [手記さまざま5]

さあ今日から白黒ネガのスキャンだ。

初めてのこととて最初に設定について認識しなければならない。退色復元は意味がなく、Digital ICEは使えない、ということで良いのだろうか。だとすると、on/offを試すのは(アンシャープマスクはデフォルトでonとして)ホコリ除去だけだろうか。

念のために退色復元ありと、Digital ICEありのサンプルも作った。どちらも、「なし」との違いがわからない。退色復元は違いがなければ不要だし、Digital ICEは万一誤認識したら大変だ。

今までとの作業の違いは、作業部屋に居続けなければならないことだ。Digital ICEがoffのせいか、1回のスキャンが3-4分で終わってしまう。今までのカラーネガは30-40分かかったから、その間にベッドに横になって休んでいた。ではそれだけ作業が早く終わるかというと、そうではない。白黒ブローニーはひとつのネガバインダーの中に2コマ続きのネガが6本入っている。これをホコリ除去あり/なしの2通りでスキャンするから、作業のロスタイムを含めて5分×12スキャンで60分。

白黒だから退色はないかと思っていたが、茶色く変色したネガに遭遇した。退色復元では色合いが微妙に変わるだけで茶色は取れない。