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個人的記録 エンペラシンで気が滅入る/プチ・サプライズ [痛風日記]

耳の詰まりが元で耳鼻科医師から薬を処方された。薬局でジェネリックとして実際に出されたのはエンペラシン錠だった。エンペラシンをネット検索すると、副作用として色々書いてある。副作用の多い薬は珍しくなく、うちの親が時々服用するリリカという薬は副作用の欄にあらゆることが書いてある。下痢と便秘が両方書いてあり、それは正反対だろとツッコミを入れたくなる。エンペラシンも同様で、不眠と眠気が両方とも書いてある。どうして正反対の副作用が出るのだろう。

エンペラシンの場合、さらに倦怠感、腹痛、気分が落ち込む、意識の混乱と続く。私はこの、気分が落ち込むというのがわかる気がする。私の場合、まず眠気から始まった。四六時中眠い。眠いから認識力とか理解力が低下し、意識レベルが微妙に下がる。すると、視覚情報をはじめとする自分の周囲の様子が気にならなくなってくる。何かすべてがどうでもいい。世界が自分に向かって閉じてくる。だから孤独感が出る。私の場合、もともとストレスが元で病気になったので不安が非常に強い。その状態で孤独になると、理由もなく物事を悪い方へと考え、鬱になる。

少し前までは、この薬は睡眠薬要らずでいいと思っていたが、これはちょっと良くないかもしれない。耳に響く現象は明らかに軽減されたが、精神面に影響する副作用が気になる。

おそらくそれが原因で今日は、エンペラシンで眠いにもかかわらず悪夢を見そうだ。だから睡眠薬を飲んでぐっすり眠りたいのだが、ちょっと気になってネット検索してみた。エンペラシンに中枢抑制剤を併用すると、相互に作用を増強とある。そりゃそうだよなあ。危ないかなあ。参った。

ここまでは、エンペラシンという薬についての記録。痛風とは関係ないが、記事を分けるほどでもないのでここに書いた。ここからは痛風の話。

今日は血液検査の日だった。言うまでもなく世の中というのは、程度の差はあれ自分の思っている通りには行かないものだ。だから毎日が新鮮だともいえる。今日も、小さなサプライズがあった。まず、今まで必ず予定時刻より5分遅れて来た病院の送迎バスが、今日はなんと予定時刻よりも1分早く来た。時間ちょうどに待ってる人や、いつも通りに遅れると思っていた人は、乗り遅れたかもしれないぞ。次に、今まで必ず45分から1時間遅れで名前を呼ばれて診察室に入ったのに、今日は予約時間ちょうどに名前を呼ばれた。患者が妙に少なかったからか。とにかくこんなことは初めてだ。私はただでさえ採血の日だから、午前の送迎バスは絶対間に合わないと思い、わざと予約時間を遅めにした。そうしたら午前のバスに間に合ってしまった。これらが今日のプチ・サプライズだ。

気になるのは血液検査の結果だ。なぜ気になるかというと、4月のはじめ頃から私はストレスで右耳が詰まり聞こえにくい。それで耳鼻科に行ってステロイド薬を服用しているほどだ。精神面も肉体面もかなりアブナい。それが血液検査にどう影響するか気になった。逆に言えば、耳が聞こえにくくなるほどのストレスで血中尿酸値が許容範囲内ならば、今後も何か突発的な事件があっても何とかなると思われる。それを知る良い機会ともいえる。あと、4月のはじめ頃からステロイドを内服しているから、そろそろ内蔵への影響が気になる。処方されるステロイドの量が減ったこの時期にたまたま血液検査があり、副作用の有無を調べられるのは有難い。

結果は、血中尿酸値6.2mg/dLだった。医師から、今までよりも高いと言われた。私としては耳が聞こえにくくなって焦り、痛風がどうのという事は頭から吹き飛んでいた。その後も新年度の仕事の忙しさと病院通いと不安から精神的に疲れて、それを何とか改善したくて暴食した日もあった。7mg/dLを超えていなかったのはむしろ幸いといえる。ちなみに今までの血中尿酸値は
2017/06/22 8.0mg/dL 痛風発作後に最初に来院
2017/07/26 5.1mg/dL
2017/11/15 5.4mg/dL
2018/05/16 4.9mg/dL
2019/04/17 6.2mg/dL
2018年に1回しか検査していないのは、以前の記事に書いたが、先生が次回採血と言うからそのつもりで行ったら採血がなかったから。今回は受付で最初に私から「今日は採血」と言ってやった。そうしたら受付の反応が、なんだか採血の予約がなかったような感じだった。私としては、先生が次回採血しますと言って患者がその予約をしたら、それで次回は採血になると思っていたのだが、予約の電話口で患者が「採血!」と言う必要があったのだろうか。

肝機能正常、炎症なし、血糖値は朝飯を食ってきたにもかかわらず空腹時の正常値内にぎりぎり収まっている。赤血球の数は今回も少なめで貧血気味。

こういうわけで、悪い結果ではない。それなのに、先生が尿酸値が今までよりも高いと言ったそれだけのことで、エンペラシンのせいか理由もなく物事を悪い方へと考え、不安が増大する。悪夢を見そうだ。睡眠薬を飲みたい。これで、この記事の前半と話がつながった。

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