SSブログ

mp4を音ずれなく再編集する [  VHSビデオ(補完計画)]

VHSビデオなどの映像をPC保存しようとしてmp4にエンコードした後、PCに入れていた元MPEG-2を消し、それから初めてミスに気づくことがある。普通に再mp4化するにはVHSビデオをまた引っぱり出して再生しなければならず、運が悪いとそれもできない。(一度再生し、二度目の再生をしようとしたらテープが機械に巻き込まれてオシャカになったことがある。)すでにあるmp4を手直しして終われる場合は、そう出来ると有り難い。ところが、mp4を再編集しようとすると音ずれを起こすのは有名な話。しかも単純に再生位置をずらせば直る音ずれではなく、速くなったり遅くなったりという不気味なずれ方をする。私はつい最近もそういう体験をした。私はmp4をビデオオーサリングソフトに読み込み、最初のほうのある時点と最後のほうのある時点で映像と音が合うように、音声の伸縮を行った。そうしたら不思議なことに音声全体が短くなり、動画の冒頭はまだ音声が始まらず、動画の末尾ではとっくに音声が終わっている。それでいて、伸縮の時に音合わせをした2つの時点ではちゃんと音が合っている。試しに他の場所を聞いてみたら合っていない。これはどうにもならない。私は方法を変えなければならなかった。ネット検索したら、l-smash worksというAviUtl用入力プラグインがあった。設定をいじると、可変フレームレートを固定フレームレートに変換するようになる。私がmp4を作る時に使ったインターレース解除プラグイン・自動フィールドシフトは、可変フレームレートのデータを作る。これが音ずれの原因だったのかもしれない。試してみた。少ない実験結果に限れば、音ずれは起きなかった。ところで、mp4をAviUtlに読み込んで無事に手直しが済んだとして、今度はどういう設定で再mp4化するべきだろう。すでにインターレースは解除済みだから、自動フィールドシフト等を使ってはいけない。インターレース解除なしでそのままx264エンコードか。avi用のエンコーダーでPCに入っていたものを一通り試したが、画質的に使えなかった。あるものは全画面表示にまで拡大すると対象が小さな正方形の集合体に見え、他のあるものは陰影が段影で表現された。H.264は、人間が肉眼で見た時に不満が少なく見えるように工夫されているのだろう。まだx264での再エンコードは試しておらず、どれくらい劣化するかはわからない。今日はここまでにして、私は外出しなければならない。