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現状記録(AviUtlフリーズ、解決か?) [  VHSビデオ(補完計画)]

県立地球防衛軍と鉄人タイガーセブンは、私のPC再保存で最後まで残った課題だ。

鉄人タイガーセブンのほうは、マニュアル24fpsの作業をとっくに終えている。では何が課題かというと、aupを読み込むたびにAviUtlがフリーズするようになったのだ。これではmp4エンコードできない。

この元動画は、最初から変だった。編集がある時点にさしかかるとAviUtlがフリーズする。ただし編集ポイントをそこへ移さずエンコードだけすればmp4は作れる。そういうデータだった。VHSビデオ映像をDVD-RWに入れてPCへ移す時、つまりMPEG-TSは、まれにそうなる。MPEG-TS内の制御データが残ってしまい、それをAviUtlが読んで誤動作するのだろう。

この鉄人タイガーセブンも、ただエンコードだけすればmp4は作れた。でも当時の私はちょうど、1フィールドだけのノイズを消すのに凝っていた。なにしろ、テレビで見たらどうしても見えてしまうノイズが消えるんだから、その方法を見つけた直後は有頂天になる。それで鉄人タイガーセブンもノイズを完全に消してやろうと思った。

でもさっき書いた通り、このデータはある場所でAviUtlがフリーズするから、その場所を避けつつ前後のノイズを消していった。こまめに保存しつつ、その場所に近づきすぎてフリーズしたら再読み込みして、今度は近づきすぎないように作業する。当時PC再保存を始めたばかりで元気だった私は、そんな面倒な事を面倒とも思わずにやっていた。そして作業はうまく行った。フリーズする場所を避けてノイズを取った。ところが!作業中はフリーズしなかったというのに、一度保存して後日読み込んだらフリーズした!それはないよ!

それ以来、そのaupは何度読み込んでもフリーズする。バッチ処理でエンコードを実行しようとしてもフリーズ。どうにもならなくなった。

私は、編集ポイントがフリーズする場所にあるからいけないのだと推測した。aupの中に、編集ポイントを移動させるコマンドが含まれている。それをバイナリエディタか自作プログラムで取り去ればフリーズしないかもしれない。そのためには、aupのデータ構造をある程度解析しなければならない。でもそれは無理だった。他人が作ったデータ構造の解析は、数え切れないほどの実験をして何ヵ月も必死に頑張らないと出来ない難物だ。今の私にはその覚悟と信念がない。時間もない。

それで、私は現状をとにかく保存して、他の動画の作業に取りかかった。それが多分今年の5月ごろだっただろう。今は9月。他の全ての作業が終わり、私はまた鉄人タイガーセブンに戻ってきた。

私は再度、例のaupをAviUtlに読み込んでみた。やはりフリーズ。このまま諦めて作業を終わらせるのだろうか。私はまだ試していない事はないかと思い巡らした。

元動画にフリーズする部分が含まれるからフリーズする。元動画をその場所よりも前でカットすれば、そこまではAviUtlに読み込めるだろう。その後で、ノイズ除去していない元動画を追加読み込みし、不要部分をカットして連結しよう。そうすれば、連結部分より前だけはノイズ除去済みになる。

それでは元動画をカットだ。使うソフトは無劣化でカットできるavidemux。少なくとも映像はCopyとし、コンテナは元と同じMPEG-TS。いや、わざわざ余分な制御データを付ける必要はない。MPEG-PSにしよう。

この時点で、あれ?と思った。動画に制御データが残るからAviUtlが誤動作する。今、制御データを付けないようにMPEG-PSにしようとしている。それなら、カットする必要はあるのか?

私はカットせずに元動画をMPEG-TSからMPEG-PSに変換した。aupはすでにバッチ処理に組み込まれている。(でも今までは、バッチ処理を実行するとAviUtlがフリーズした。)バッチ処理を実行した。AviUtlはフリーズせずに動き出した。

今、エンコードと同時進行で私はこれを書いている。ついでに朝食の用意と秋冬用布団を出すのも同時進行だ。そう、今までのように趣味ばかりやってはいられない。だからこの記事はここまでとなる。もしもうまく行けば、私は鉄人タイガーセブンの残りの部分もノイズ除去できるだろう。家事と同時進行で、日にちをかけてゆっくりと。