SSブログ

現状記録(おとなの子守唄終) [  VHSビデオ(補完計画)]

前回の記事に書いたボケボケ修正に、私はNL-Meansというノイズ除去フィルタを使うことにした。AviUtlにはじめから付いているノイズ除去(時間軸)フィルタに似ているが、フィルタがかかる要件を輝度と色差に分けることができるらしい。今回のボケボケの元と思われるチラチラノイズは輝度に由来する。はじめに輝度空間と輝度時間を試行錯誤により確定し、輝度分散の値を変えていった。保護は0。

NL-Meansなし
otona400.jpg

輝度分散19
otona401.jpg

輝度分散29
otona402.jpg

輝度分散39
otona403.jpg

輝度分散49
otona404.jpg

そして比較のために既存動画の同じシーン
otona405.jpg

私が思うに、制服のベストの紺が19ではまだザラザラしている。これは細部が表現されているというよりは、ノイズが見えているのだろう。29ではザラザラがかなり少ない。39ではもっと少ない。今度は髪の毛を見る。39から49へと連続表示すると、髪の毛があきらかにぼやける。

以上のことから考えて、49は除外。制服のベストの紺は29か39。髪の毛は、既存動画の同じシーンと同程度の見え方を求めるならば19。29ではぼやけ始めているように見える。しかし19はベストがザラザラでノイズが取れていない。妥協して29だろうか。

この動画は色々頑張って最高の出来になるはずだったのだが、まさか元動画そのものに以前の保存時と比べて問題があったとはなあ。でも、めげず、くじけず、次の動画へと進まなければ。再保存対象動画は、あと2つ残っている。




追伸
結果に満足できない私は、次の動画へ進まずにぐずぐずしていたが、これ以上どうしようもないので諦める時が来た。今回の再録分よりも前に保存済みだった既存動画と比べて、悪くなった所もあるが良い所もあるさと認識して次へ行こうと思う。

otona500.jpg
鶴光とアシスタントがデスクに並んでいるシーン。既存動画では人物の表情が認識できるが・・・

otona501.jpg
今回保存分は残念ながら細部が潰れて表情がわからない。

otona600.jpg
でも、藤村真美は既存動画では映りが悪く・・・

otona601.jpg
今回保存分のほうが細部の表現はいい。