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第四の生き甲斐を探します59 DTM再挑戦 [手記さまざま5]

DTMは、すでに年をとった私向きの趣味でないと思うに至った。趣味には色々な種類がある。読書が趣味の人は、本を調達すれば読み始められる。ウォーキングが趣味の人は、シューズがあれば歩き始められる。ところが今頑張っているDTMはどうだ。何日も頑張っているのはDTMを「始めるための準備」であり、DTM自体は始まってもいない。なぜ準備にそんなに日数がかかるか。そもそもセッティングがカオスと化している。たとえばWindowsのバージョンアップによりMIDI Yokeがインストールできなくなったことの解決策は、Vista用の方法がWindows10ではすでに通用しない。Vista用の方法が今も使えると信じ込んだ人は、そこで壁に突き当たり「難しい」と感じる。自分はやることを全部やったはずなのに、なぜ失敗するんだ、と。あるいは、XILS3のインストールでは、バージョンが上がるごとにインストールウィザードでのコンポーネント選択肢が増える。RTAS, AAX, VST3。VSTは2.4と3があり、普通こういう場合はバージョンの新しいほうを選択すべきだ。ところが無料で使えるReaperが昔の物だけなので、VST3をサポートしていない。そして今私が突き当たっている壁は、VSTHostがMIDI Yokeを認識しないこと。MIDI Input Devicesに何も表示されない。だがMIDI Yoke自体はPCにインストールされており、ペンちゃんの不思議なけんばんとMS-20はちゃんと接続されている。その後ネット上に「MIDI Yokeは64bit版のOSに対応していません。」という記述を見つけた。XILS3に64bit版を使ったのが悪かったかと32bit版に切り替えたが、それでもVSTHostはMIDI Yokeを認識しない。そもそもMIDI Yokeが64bit Windows10上のペンちゃんの不思議なけんばんとMS-20で使えているのだから、「MIDI Yokeは64bit版のOSに対応していません。」という記述は誤りだ。そう、ネット上のセッティング情報が現状と合わず、もはやカオスと化している。DTMを始めるための準備をするには、何日も試行錯誤して、必要な情報と必要としてはいけない情報を選り分けながらセッティングしなければならない。もちろんそういう趣味があってもいいと思う。コンピューターを本格的にいじると、大抵はそういう結果になる。でも私個人はすでに年をとった。若い頃の気力・体力・健康はもうない。本を調達すれば始められる読書のような趣味が適している。