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個人的記録 MRI検査 [坐骨神経痛]

11時予約で10分前までに来てくださいと書いてあったので、10時45分になったらMRI検査室のある病棟へ向かった。前の記事に書いたが、私はいつもこの病院の外来区画だけを通うので、病棟がどんなか興味を持っていた。その結果は、病院の病棟はどこも同じようだという感想だ。親が手術を受けた他の整形外科医院もこんな感じだった。地下には売店もあった。MRI検査室横のインターホンのボタンを押したら係の人が出てきたので診察券・予約票・問診票を渡した。もうじきご案内できるということで外の椅子で待つことになった。後で検査室に入った時にわかったが、その時ひとつ前の予約の人が検査している最中だった。あまり待たずに検査室に案内された。検査室に入った所に更衣コンパートメントが2つあって、私が片方に案内されるのと入れ替わりにもう一方から男性が出てきた。更衣コンパートメントでは下着と靴下以外を脱いで備え付けの検査着を羽織る。病棟を通る時に付けるように指示されたマスクもここで取る。パンツだけでなくアンダーシャツも着ていて大丈夫だった。更衣コンパートメントのドアに差してある鍵をかける。係の人が金属の最終チェックの質問をする。入れ歯は取るが、取れないかぶせ物はそのままで良いそうだ。鍵だけを持ってMRI機器のある区画へ。その入り口に先ほどの鍵を下げるフックがある。機器に横になり、腰の撮影だから膝の裏側に大きめの固いクッションを入れて膝を曲げさせる。
横になって背筋を伸ばしたつもりなのに、係の人が私の腰を左へずらした。私としては腰だけ左へ行った感じだ。でも人から見たらこれでまっすぐに見えるのだろうと思いつつハッとした。先週のレントゲンで骨盤に近いいくつかの椎骨が極端に曲がっていたのを思い出した。私の感覚で腰をいっぱいに左へずらす位が、実は脊柱は真っ直ぐなのかもしれない。腰痛の原因ひとつ発見か?
横になってから緊急用のスイッチを持たされるが、コードの先に小さなバルーンみたいな形のものが付いている。体のどこかが熱くなった等異常の時はそれを握るそうだ。両手は体側にだらんと伸ばすよう言われた。腰の横に手が来るので、腰の撮影なのに邪魔になりませんかと聞いてみたが大丈夫だそうだ。横になった幅の狭いベッドが機械の中に入る時に肘がぶつかるかもしれないから、その時だけ腕をぴったり体側に付けておく。機械の内面は、いくぶん青みを帯びた白い光で満たされていた。狭い空間だから心理的なことを考慮しての照明だろう。始める前に、工事現場のような音がすると説明を受けたが、音質は削岩機に似ていない。断続的に鳴る鳴りかたは似ている。確かに大きな音だが、我慢できないほどではない。そのまま色々なことを考えつつ横になっていたが、私が考えたことをいちいち書くのはやめておく。とにかく30分くらいかかると聞いていたのでまだまだ長いぞと思っていたら、意外と早く終わった。更衣コンパートメントで服を着て1階会計前待合室まで戻ってきたらまだ11時20分だった。私がMRI検査室へ向かった時から移動や更衣を含めて35分しか経っていない。暫くして会計で名前を呼ばれたが、今回は自動会計機に診察券を入れるのでなく会計窓口で支払いだった。5700円だった。

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