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大昔のバチ当たりなタイトルのフジテレビ深夜番組 [  VHSビデオ(補完計画)]

私は痛風治療で酒を断っていた。そして今日は血液検査の日だった。いや、私は血を採ると信じていた。この日のために頑張ってきたんだ。今日その頑張りの結果が出る!ところが問診だけで終わった。採血は2か月後だそうだ。なんて事だ。もう酒を飲むしかない。アルコール依存症の人間の思考回路は、常にこうなる。

今日酒を飲んだら次にいつ飲めるかわからない。なにしろ飲みすぎると他人事でなく、私自身の足がおそろしく腫れ上がるのだ。数か月に1度の飲酒チャンスなのだから、飲みながら何か楽しい事をしなければ。私はVHSビデオテープ録画のPC保存をやっていて、もう99パーセント終わっているが、1パーセント終わっていない。それをやろう。それは単純な作業だった。2つの動画を見比べて終わるはずだった。古い動画と、今回作った動画を見比べて、「やっぱり作り直した動画のほうが綺麗だぜ!なにしろインターレース解除をマニュアル24fpsで頑張ったし、技術的にも知識的にも昔よりはレベルアップしたから。バンザーイ!」と言って終わるはずだった。そして私は見比べた。

古い動画
ponsu_z0.jpg

今回作った動画
ponsu_z1.jpg

なぜだああああああっ!!
今回作った動画はどうしてこんなにノイズが多いんだぁぁぁっ!

これは私のミスや技術不足のせいではない。だってNL-Meansまで入れているんだ。元動画の画質(VHSビデオテープを再生してからケーブルでBDレコーダーに入れて録画するまでの間の何か)に起因するとしか考えられない。出来る事は全部やったんだ。
・・・それって、何をやってももう無理って事なんか?
・・・。

これはもう、酒を飲むしかない!

今日は久しぶりの酒で楽しい記事になるはずが、なんか、荒れた記事になりそうだ。それなら、じつに久しぶりに、エロボケかますか。私は歳とってエロは無縁になったからそういう記事も無くなっていたが、今日は何かやらんと、やってられないよなぁ。何よりも数か月に1度の酒の日なんだぜ。

はるか昔にフジテレビでやっていた深夜放送、いってみよか。VHSビデオテープの録画は見る見ないにかかわらず保存してあるので、こういう時にも役に立つ。

タイトルは、あまりにもバチ当たりなので書きたくない。密教系の仏教で「ほとけ」の世界をあらわす目的で作ったもののはずだ。それを官能小説番組のタイトルにするとは、これは絶対にバチ当たりだ。

そういえば私はずっと前から官能って変な言葉だと思ってきた。ちょっと調べてみよう。コトバンクより:
1 生物の諸器官、特に感覚器官の働き。「官能検査」
2 肉体的快感、特に性的感覚を享受する働き。「官能をくすぐられる」「官能美」

んー、そういうわけか。官能小説と書かずに、わかりやすくエロ小説って書いてくれ。

今回ここで思い出すテレビ番組は、ウィキペディアでは簡潔に紹介されているだけだ:

フジテレビ系列で、1991年4月から1991年9月に深夜時間帯(JOCX-TV2)で放送されていたバラエティ番組。きたろう・松坂季実子の語りと写真のみで構成された「官能小説紹介番組」である。『村は七色』『いとしのファブリオ』に続く三部作最終作品。

タイトル画面は、こんなのだ。
fujitv01.jpg

この記事を書く前に動画を見てみたが、完全にエロ小説朗読、それ以外の何物でもない。私のこの歳では中身の紹介はもういいやという気になった。たぶん、同様の理由からネット上にも情報が少ないのだろう。若い頃にこの番組をドキドキしながら見ていた男性が、今では「いまさら官能小説は不要」という気になっている。私もそんな感じだが、「昔の思い出」という意味では別だ。「いまさら見たいとは思わないが、若い頃にそういうのあったなあ」という懐かしさは大事にしたい。

私の手元にはこの番組の全話はない。初めて見たのが第二回だったし、その後も気に入らない回は録画を消したようだ。まずは第二回のオープニングを出そう。(途中、再生不良部分あり。)中身はただのエロ小説朗読なのに、オープニングは何か真面目っぽい事を言ってる。でもこれは中身が目指す方向とは違う。


いま、「きたろう」氏についてウィキペディアで調べたら、古畑任三郎に1回だけ出ていると書いてあった。正直、今の私にはエロでなくこういう情報のほうがドキドキする。「古畑をもう一度見てみようかな」と思う。古畑なら、数か月に1回の私の飲酒を満足するものにさせてくれるはずだから。堺正章演じる歌舞伎役者が殺してしまったガードマンが、「きたろう」だ。ああ、あの話、良かったなあ。

いかん、今回のエロ小説への興味が失せてきた。せめてもう少し何か出さないと記事にならない。

この番組のとくに始めのほうでは、私が生まれるより前の古き良き昭和のスチル写真を映像として使っていて、それが貴重といえば貴重、でも中身のエロと違うやんかといえないこともない。



記事を書くには、その記事を読むよりもずっと多くの時間が必要だと理解していただけると思う。私は金麦を飲みながら記事を書いていたので、ついに酔っぱらってしまった。初めはもっと画像を出す(ただしエロではない)つもりだったが、頭がクラクラしてもう記事を書けなくなってしまった。すまない、この記事はここまでとさせてほしい。