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さらば昴よ [手記さまざま3]

カセットテープ補完作業が谷村新司の昴にさしかかった。ふと思い出すに、私が子供の頃に昴、つまりプレアデス星団を見たのは、実物ではなく、図鑑の巨大な写真だった。遠く離れた叔母の家に親と共に行った時、子供の私は会話に加われないので暇潰しにと、叔父が大きな図鑑を見せてくれた。その大きな図鑑の巨大なプレアデス星団を今も覚えている。その後叔母は離婚したので、私がその図鑑を再び見る可能性は全くない。さらば昴よ、だ。それでも、この歳まで残る思い出をもらった。
たしか昴は冬に見えると思い、今夜、空を見てみたいと思った。スマホの星座早見盤アプリで調べてみた。そうしたら、今(3月12日)昴が見られるのは午後7時頃だけだ。1月ならば、昴は空の高いところに、もっと遅い時間まで見られたらしい。でも今はもう3月半ば。午後7時に西の空50度くらいの高さにかろうじて見えそうだ。それより早いと昴の位置は高いけど空がまだ明るい。それより遅いと昴はどんどん低くなり、遠くの街明かりに紛れたり建物の屋根に隠れたりで見えなくなる。もう季節的にギリギリのようだ。さらば昴よ、だ。
昴をどうやって見つけるか。同じ西の空30度の高さに金星が見えるそうなので、まずそれを見つけられれば良いのだが。でもウチの西側には近いところに建物がある。金星も昴もその建物に隠れないか心配だ。こう書くと、建物が邪魔にならない場所へ行けば良いと思われるだろうが、二階である自宅からは街灯の光に邪魔されずに星が見え、道路に立つとどこへ行っても街灯が邪魔して星が見えにくいのだ。
今回の記事は、3月12日の星の運行について書いているから、明日になれば星の位置は少しずれ、一週間も経てば昴が見える角度は明らかに低くなってしまう。だから今日のうちに記事をUPする。そのかわりに、私が実際に星を見る前にUPするので、上に書いた通りに星が見えるかどうかは残念ながら私もまだ知らない。


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RZ-TS103M奮戦記(10)おかゆ [手記さまざま3]

今まで炊飯テストのたびに炊飯器の説明書を読んで、もう説明書を読み直すのが面倒だから、おかゆに挑戦する気はなかった。でも何の因果か親はおかゆが好きなのだ。
説明書を読み直したところ、おかゆを炊く時は「おかゆ」設定の他に何もない。おかゆの時は「少量」設定もできないし、水位目盛りもかためとやわらかめに分かれず、ひとつだけだ。
説明書の通りに、あらかじめ米を水に浸さなかった。おかゆなんだから、説明書通りに炊いて固さを感じてはいけない。おかゆに「芯が固い」はありえない。それを確認したい。
炊飯ボタンを押すと、残り時間は出ずに時刻表示となった。4時03分に炊き始めた。4時34分(残り時間表示はまだ出ない)、シュッシュと湯気が出たのを確認。でもずっと出続けたのではなく、また出なくなった。5時05分に見に行ったら、残り時間11分と出ていた。ということは、炊飯時間73分ということか。
試食。親の合格が出た。メーカーさん、ヨカッタネ。


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