SSブログ

RZ-TS103M奮戦記(7) [手記さまざま3]

第7回テスト炊飯

前回の記事(6)で2つのテスト課題を書いた。
(a)4合よりも2合のほうが美味しく炊けるのか?
(b)エコ炊飯という設定が駄目なのか?
そして第6回テスト(浸し米4合+極上ふつう)では、(b)のほうをテストした。結果は、とりわけ一度凍らせてからチンした時にエコ炊飯は駄目で、極上ふつうはそれよりも美味しかった。でも第5回テスト(浸し米2合+炊き込み)は、もっと美味しく炊けた。だから予想としては(a)の結果は2合のほうが美味しいのではないかと思うのだが、それは実験しないとわからない。
では、どういう実験をするか。テスト項目だけを違えて後は全て同じにして比較するのが常識だ。第6回テストが浸し米4合+極上ふつうだったから、これと比較するのは浸し米2合+極上ふつうだ。
水量は2合の目盛りのうち「やわらかめ」。内釜を本体にセットし蓋を閉じたら1時間後に蓋を開けずそのまま炊き始める(前回のテストと条件を同じにするため。)「極上ふつう」設定の他に、「少量」設定もする(2合だから)。炊き上がったら蓋を開けて底から混ぜる。

炊きたての試食。うーん。第6回テストの炊きたてご飯を食べてから何日か経っているから正確な比較が難しい。まずは前回との比較でなく、今味わった感想をできるだけ厳密に書いてみる。
ものすごく美味しいというレベルではない。でも美味しくないというレベルでもなく、私が望む炊けかたよりは固めだが、芯が固いという意味ではなく米粒の中も外側も均一で、ある程度の甘みも感じる。こんなものじゃないかなという及第点のレベル。
ここで改めて前回の記事の第6回テスト(炊きたての試食)を見直すと、「あまり美味しくもない」となっている。炊きたてについては、及第点ではなかったようだ。
これで結果が出た。1回に炊く米は4合ではなく2合が美味しい。


これまでの7回の炊飯テストから導き出されるRZ-TS103M最高美味炊飯方法は、以下のとおり。

1. 米はあらかじめ1時間水に浸しておく。これで、ご飯の芯に固さが残らなくなる。(テストしたのが冬なので、気温の高い夏はさらに短時間でも良いかもしれないが、それは夏にならないとテストできない。)

2. 1回に炊く米は4合ではなく2合とする。炊いた時の美味しさが違う。(3合は試していない。)

3. 設定は「極上ふつう」にする。「エコ炊飯」では美味しく炊けない。

4. 「極上もちもち」設定は使わない。この設定で炊飯に90分もかかるのは炊飯工程に浸しが含まれているからだが、それでもご飯に何かしらの固さを感じる。これを使わずに、あらかじめ水に1時間浸した米をふつうに炊いたほうが、ご飯の芯に固さが残らない。 


次はいよいよ「あきたこまち」を炊く。今までの感想で美味しくなかったと書いたのが、炊飯のせいか、それとも米のせいかを判断する。




コメント(0)