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スキャン日記 焼肉は焦げて炭になる [手記さまざま3]

ひとつ前の料理本のスキャン結果がひどくなり、それでも再スキャンは思いとどまるべきだと思う私は、次の小さめの料理本に期待を寄せた。ところが、すぐに愕然とした。

私はまずサイドライトを使い、本を正位置で通してスキャンした。しかし画像の下方にどうしても我慢できない問題点が生じた。焼肉の影の部分は黒潰れを起こし、肉が焦げて炭になっているようにしか見えない。料理の写真として最悪だ。下半分に写真があるページは本を逆さにして再スキャンしたが、ページの上にも下にも写真がある場合は重要でないほうの写真を犠牲にした。

サイドライトでの再スキャンを終えても、どうしても我慢がならず、今度はメインライトで通して再スキャンした。メインライドの場合は、そのままでは緑がかっているのでXnViewの「自動レベル」をかけた。黒潰れはない。しかしすべてのページが何となく緑っぽくて変な感じだ。画像の中央にはテカりがある。

サイドライトを使ったほうの画像は、元の本では茶色い焼肉が赤っぽくなった。今回は中のページだけでなく表紙も同じ。ただし表紙の肉の色を茶色にしたら、中のページの肉がとんでもない色になった。各画像ごとに色調補正するのは大変すぎるので、ひとまず放ってある。メインライトを使ったほうの画像は焼肉がちゃんと茶色いが、メインライトを使ってすら肉が焦げて炭になったように見えることがある。つまりお手上げだ。

このスキャナで料理の写真をスキャンしてはならない。焼肉は焦げて炭になる。


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