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ストレスなんとか病だった [その他の病気]

先生から来てくださいと言われていた土曜日にまた耳鼻科に行った。9時から診療なので15分前に着くようにと家を出たら、ひとつ前のバスに間に合って30分前に着いた。早すぎたかなと思ったらとんでもない、順番待ちの番号札15番だ。

ぼーっと待っていたら予想外に早く名前を呼ばれてびっくりした。診察の前に検査を先にやるという。例のヘッドホンのだったが、今回は普通のヘッドホンだけ。耳の後ろに付けるほうはやらなかった。前回は初めてなのにゲーム感覚で集中できたというのに、今回は緊張してしまった! 好結果を出そうと焦りが出た。こういう時は、集中が乱れて成績が落ちる。そうでなければ、前回の経験から無意識にボタンをフライング押しして実際以上の成績になる。

一度待合室に戻った後、またもや予想外に早く名前を呼ばれた。ピッピッピ音検査の結果は、フライング押しのほうだった。グラフの右耳の一ヶ所だけ高い所について、先生は、これは誤差範囲ですと言った。この前の検査で慣れてきたからかもしれないと。はいッ、私もそう思いますッ!

病院へ行く前、私は症状を紙に一覧にして書いた。先生に会った時に言えないかもしれないから。
耳鳴り なし。
めまい なし。
耳のつまり あり。程度は時によって変化する。仕事でストレスを溜めて喋る時がひどく、人の声が聞き取りにくい。家でリラックスする時は軽い閉塞感のみ。
その他。皿がカチャンとぶつかり合うような高い音がすると、耳に響いて不快なことがある。

私は、耳に響く症状が何か特別な病気を意味すると思っていた。それが診断の参考になるのではないかと。そうしたら、この症状は耳骨ナントカといって、耳が聞こえにくくなると生じるのだそうだ。病気の特定に関係なかった。そして先生は、はいっと簡単に紙を私に返してよこした。一生懸命書いて診断の参考になるに違いないと思っていた紙を私は、就職面接で不採用になって履歴書を返されるような気分で受け取った。

私の病気は通称ストレスなんとか病らしい。あまりストレスを溜めないようにと言われた。ストレスのピークが過ぎても、すぐには耳が治りそうにない。病気の種類と治療法が判明したから、あとは日にち薬で地道に治してゆくしかないだろう。

ステロイドの量を減らして薬を続けることになった。こういう時のステロイドは最初強くて徐々に減らしてゆくとネットにも書いてあったが、私は、今でさえ5mgの小さな錠剤なのにどうやって減らすんだろうと思った。薬をもらってわかったが、毎食後に飲んでいたのが朝晩の2回に変更されていた。その手があったか。他の薬は朝昼晩、ステロイドだけ朝晩。間違えないようにしなければ。

先生からは、一週間後の土曜日にまた来てくださいと言われた。そして会計では、一週間後の土曜日もまた予約が一杯だと言われた。診療開始の30分前に着いて番号札15番だったから、次回は診療開始の一時間前にでも行ってみるかな。

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