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腰痛の今までとこれからを考える [坐骨神経痛]

私の最初の腰痛は高校生の時でした。体育の授業で腰をしこたま打って、それでもその日は普通に帰宅しました。翌朝腰が痛いのを押して登校しようとしましたが、頑張って数百メートル歩いた所で限界となり、何とか家にたどり着いて寝たきりになりました。医者に来てもらってブロック注射を打ってもらったら快方に向かいました。これを読んでいる方が椎間板ヘルニアを体験なさっていたら、この時の症状は軽い方だと思われるでしょう。私は後年にもっとひどい腰痛を体験しましたが、その時はブロック注射がまったく効きませんでした。

私の椎間板ヘルニアはおおよそ5年に1回くらい発症していると思います。原因のひとつは、私の趣味がプログラミングを始めとしてことごとくパソコンの前に座らないとできないものだということです。若い頃は、丸一日パソコンの前に座り、それを1か月続けました。ある程度大きなプログラムを組むには、そういう努力が必要です。親は、学校が休みになると私が病気になるとよく言ったものです。つまり私は夏休みや春休みに、ここぞとばかりに体に無理をさせたのです。

2012年からは腰痛の頻度が上がりました。2012年、2014年(軽い)、2015年、2016年、2016年(二度目)、2016年(三度目)。頻度がどんどん上がりましたが、2016年の三度目を最後に現在(2019年2月)まで椎間板ヘルニアはありません。

なぜ頻度が上がったか。私が「人生補完計画」を頑張ったからです。カセットテープのデジタル化、書籍のデジタル化、プログラミング。私が人生を頑張るたびに椎間板ヘルニアになります。

なぜ2016年の三度目を最後に椎間板ヘルニアが発症しなくなったか。私が「補完計画」を頑張らなくなった、いや、頑張れなくなったからです。2016年12月に、椎間板ヘルニア以外の症状が現れました。椎間板ヘルニアは、一度発症すると痛くて動けなくなり、1か月かそれ以上かけてわずかずつ改善してゆき、ある日全快して何でもなくなります。いっぽう新しい症状は、痛いのだけれども動けないほどではなく、そのかわりに1か月どころか延々と続きます。2019年2月現在まだ治っていませんから、2年以上症状が続いています。この痛みのせいで私は体に無理をさせることができなくなりました。皮肉にもそのおかげで、椎間板ヘルニアのほうは発症しないのです。

以上が、今までの腰痛です。

次に、これからの腰痛を考えます。まず急務は、今の腰痛を治すことです。MRI検査の結果骨に炎症があることはわかりました。炎症は組織の癒着など悪い結果を招きますから、できるだけ早く治したいです。今かかっている整形外科の先生は積極的な治療をしてくれないので、自分で運動したり、無理な動きをしないように気をつけたり、湿布薬を貼ったりして、努力しなければなりません。症状は、2017年1月ごろに一番ひどかったように思います。というのは、新しく買ったBDレコーダーを「ちゃぶ台」の高さの台に載せ、立って腰を曲げてレコーダー天面のボタンを押そうとしたら腰が痛くてとても手が届かなかったのです。あるいは、上半身だけひねるなんて事は怖くてできず、横を見るには体ごとその方向に向いていました。私は若い頃に見たウルトラマンパワードのゼットンみたいな動きになってしまったと思ったものでした。(パワードのゼットンとは、下の動画のことです。)

その後わずかずつ改善し、2018年半ばまではただ椅子に座るという動作だけで腰痛が起きることが多かったのが、2018年半ば以降は腰痛が起きにくくなりました。2019年2月はじめ頃、夜の散歩はまだとても寒いにもかかわらず、足腰を痛くせずに歩いて来られるようになりました。そうかと思うと数日前にうっかりひねってしまって以来常に腰に違和感があり、右太ももにかすかな痺れを感じ、低反発マットレスの上に寝ても仰向けだと腰が痛い状態が続いています。道程はまだ長いです。

椎間板ヘルニアのほうは、このままいつまで発症しないでいられるか観察します。発症させないためには、もう今までのような体に無理をさせる「補完計画」をしてはいけません。私の生き甲斐を否定されるかのようで、残念です。


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