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個人的記録 メガネ買いに行った [目の病気]

私が今のメガネを買ったのは30年くらい前で、その時の記憶はもうほとんどない。だからメガネ店には今回初めて行ったのと同じようなものだ。

メガネ店に入って自分の事情と要望を伝えた。事情と要望は前回のブログ記事に書いたのと同じだ。

レンズとフレームを購入する方法と、レンズのみ購入して今のフレームに入れる方法があると伝えられた。私のメガネはとても古いので、新しい今風のフレームにしようと最初は思っていた。ところがメガネのフレームには流行りがあり、大昔のメガネのレンズは、まあ何と言うかブラウン管時代の4:3テレビみたいな縦横比だったのが、ある時期から16:9ワイド画面みたいな縦横比のレンズになり、今もそれが流行りだ。レンズの幅は昔とほぼ変わらず、高さが変わった。レンズが目の下まで覆わなくなった。目の周りをもっと覆うタイプのフレームもあるかと思っていたが、それはなかった。私が紫外線を気にしていないならば、流行りに従ったほうが私の顔を見た人々の印象もよく、そうしたに違いない。ところが私はひたすら紫外線を気にし、そのためにメガネ店に来た。紫外線をカットするレンズができるだけ目の周りを覆ってほしい。それで、レンズだけを買って今のフレームに入れてもらうことにした。

単焦点レンズと遠近両用レンズについて。遠近両用は、近くを見る時、たとえば新聞を読む時は、顎を少し突き出すようにしてレンズの下側を見ると近くに焦点が合う。普通にまっすぐ見ると遠くに焦点が合う。このレンズの前で店員さんが手を右から左へと動かすと、見え方にある種の歪みが見てとれる。魚眼レンズのようなと言ったら明らかに言い過ぎだが、もっとわずかな、何かこう、見え方の歪みだ。歳をとってから初めて遠近両用メガネにすると、階段などでこの見え方に不安を覚えるそうで、遠近両用を使うなら私の歳から使用して慣らしておくのが良いという。私の場合、リストラで少なくなったとはいえまだ学校の仕事が少し残っている。ひとつの授業の中で遠くの教え子を見たり近くの教科書を見たりを繰り返さなければならず、その間も頭の中は教える内容と教え子の反応を両方とも考えてフル稼働している。ゆっくり新聞を読む時のように少し顎を突き出してレンズの下側を見る暇はない。それで、遠くを見る時専用の単焦点レンズにした。

初めは視力0.8に矯正するレンズを試していたが、それから0.7に変更した。どちらも、手元の新聞を読む時はメガネなしの時よりも目から新聞を離さなければ焦点が合わない。その離す距離がわずかに違うだけだ。より明らかな違いは、レンズを装着した状態で立ち上がって少し先の地面を見、向こうの景色を見た時だ。見え方の違いというよりも、感覚として、0.8に矯正すると頭の中にボワーンとした感覚がある。見た目の何らかのわずかな違いを脳が違和感として受け止めているのだろう。それで0.7の矯正にした。

単焦点と視力矯正(私の場合は左目の軽度の乱視矯正も)が決まったら、レンズの種類と価格の一覧表で購入するレンズの種類を決める。表の左側へ行くほど薄型レンズになっていた。私の視力の場合はすごく薄型にする必要はないそうで、表の真ん中あたりとなった。その種類は曲面レンズと非曲面レンズがあるそうで、非曲面レンズとなった。UVカット素材がコーティングでなく練り込みだということは最初に確認したが、表面に傷をつけにくくするハードコーティングが選択肢としてあり、これは追加料金でお願いした。

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