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備忘録 [坐骨神経痛]

たったいまラジオで聞いたことをメモしたい。私はラジオで色々な人が喋る時に、この人は話すのが上手い、この人は下手だとよく思う。今日のアコーディオン奏者はとても話の上手い人だった。人を惹き付ける話題の選び方、その話の喋り方。アコーディオン奏者でなくて話すことを職業にしているんじゃないかと私は思った。ラジオに出てくる人の中には、せっかくNHKに呼ばれながら、抑揚も緩急もなく私の耳と頭に内容が残らない話し方をする人や、自分の頭と口の中だけで喋って私に何も伝わってこない、そもそも聞き取りにくい話し方をする人もいる。そういう人々はぜひ、今日のアコーディオン奏者や他の良い話し方をする人々の話を聞いてみてほしい。

ここからは、そのアコーディオン奏者の話の一部から私が自分の体について思い、忘れないうちに書き残したいと思ったこと。アコーディオンを弾いていると、蛇腹を支え持つ左腕がとりわけ鍛えられ、右とのバランスが崩れるのだそうだ。それが体調の崩れに繋がることがある。ある時この人はひどい歯痛に襲われた。歯医者さんはアコーディオン奏者をじっと観察してから、「これは職業病ですよ」と原因を言い当てた。それからアコーディオン奏者はジムに通い、左腕に見合うように右腕のトレーニングを始めたら、歯痛はすぐに治ったそうだ。

私は腰痛に悩まされている。その原因は私自身うすうす感じ取っている。書籍のデジタル化を始めてから、私は和室用のテーブルの前に正座して何時間も作業する月日が続いた。作業するから手は常にテーブルに向かって前へ突き出し、体は無意識にも前傾していただろう。それを何ヵ月も続けるうちに脊柱がバランスを崩してずれてしまったと思われる。あのアコーディオン奏者が左腕ばかり鍛えられて体のバランスを崩したように、私は前傾姿勢でバランスを崩したのではないか。アコーディオン奏者はジムに通い右半身を鍛えることで体のバランスを取り戻した。ならば私は前傾姿勢をやめ、後ろ反りの腰痛運動をして体を改善させてみよう。さしあたって困ったのは、今まで使っていた和室用のテーブルが使えないということだ。正座をせずに椅子に座る生活を徹底させなければならない。近頃は仕事も趣味もこのテーブルでやっていた。椅子に座れる机があることはあるが、その上にはタワー型のパソコンとディスプレイが乗っていてスペースがない。さて、どうしよう。

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