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腰痛日記(仕事と健康) [坐骨神経痛]

私は本来仕事人間だ。自分に与えられた仕事は全力でこなすものだと思っている。外出すると、何の因果か自分の足元にある機械を腰を曲げて操作しなければならない。腰痛の私にはそれが地獄だ。だが仕事中の私は上記のとおり信念に燃えているので、苦痛に顔をしかめ、このまま動けなくなったらどうしようと不安に襲われながら仕事を続ける。リストラされたから今では仕事は数日おきにしかない。次の仕事までの間に腰痛が治る。そしてまた外出して腰を痛くして帰ってくる。いつまでこうしていられるのか、いつか動けなくなるのではないか。それでも男は仕事をしなければならない。それが人間だ。それが男だ。

そう思ってきたのだが、先日他のことを思う機会があった。うちの親は、始終口の開いているごみ袋に生ゴミをポンポン投げ込む。私はそれが嫌だ。もうだいぶ暖かくなった。この先暑くなる。生ゴミはすぐに異臭を放つ。ビニール袋に包んで捨てれば臭いはかなり抑えられるが、裸のままの生ゴミはたまらん臭いがする。だから私は親が席を外したわずかの隙に素早くビニール袋を取り、裸のまま捨てられた生ゴミをビニールに詰めた。その時急いで不用心に腰を曲げたものだから、腰痛が起きた。私はハッとした。仕事の時も、私は仕事を最優先にするあまり不用心に腰を曲げているのではないか。今まで私は仕事最優先と思ってきたが、腰のことを何も考えないのは間違いだったのではないか。


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