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腰痛日記(お辞儀が恐い ほか) [坐骨神経痛]

私はお辞儀が恐い。前屈みになって椎間板ヘルニアが出てそのまま動けなくなるのが恐い。家から二時間半あまり離れた場所で動けなくなったら、私はどうしたらいいのだ。今日は相手が3回もお辞儀をした。私が相手を「地獄の相手」だと思っていることを相手は知るまい。

家では自分で気をつけていれば、恐い格好を避けることができる。でも外では相手がいるから、相手に合わせなければならない。少し前の外出時にそれで腰が痛くなり、消炎鎮痛剤の湿布を貼ったが翌日も翌翌日も調子が悪かった。

ところが神経は摩訶不思議なもので、昨晩は妙に調子がよく、夜寝る前に外を歩き回った。ところがところが、今朝は妙に調子が悪く、足が思うように前へ出なかった。さっぱりわからない。

昼になってようやく調子が出てきた。そうしたら、さっき話した3回のお辞儀の人に会った。また腰が痛くなった。

私の歩き方と、今日試した新しい歩き方の話。私は学生時代から、右の股関節が何か変だ。歩いていて右足を前へ大きく踏み出した時に股関節が痛くなる。つまり炎症を起こす。あまり大きく前へ踏み出しちゃいけないんだとわかった。そこで私はもも上げ歩きをした。足を前でなく上へ上げるからなかなか前へ進まないが、そのぶん人よりも沢山足を動かした。今日気づいたが、これをすると体が左右に揺れる。私が歩く時に体が揺れる理由がわかった。自転車の走行と少し似ているかもしれない。速く進んだほうが安定する。それで今日私は、歩く時に地面を後ろへ蹴って歩幅を大きくした。なにしろ私は前へ大きく踏み出せないので、歩幅を大きくするには後ろへ蹴るしかない。腰にも気持ちいい。おそらく、今まで使っていなかった筋肉が動いているのだろう。これが腰痛改善に効くかどうかは、しばらく試さないとわからない。

あと、親が低周波治療器を買った。私は今まで関心がなかったが、ふと気付いた。外出の度に腰を痛くして帰ってくる私は、親が使わない時に低周波治療器を使わせてもらわねばなるまい。

これは余談だが、去年従姉が亡くなった。その従姉が生前に、腰痛に効く体操のやり方を知っていると言い、後日わざわざ紙をくれた。私は別にもらいたいわけではなかったので、もらった紙はそのまま仕舞い込んだ。その後従姉は亡くなった。こうなると、生前にもらった紙は形見だ。大事にするべきものだ。そして今回の腰痛。そうだ、あの腰痛体操の紙を見て毎日やろう、と私は思った。私はあの紙を出してきて、どんな体操かと見た。そうしたら、ラジオ体操第1じゃないか!これは腰痛体操じゃないよ。この従姉は以前にも「飲酒して車を運転しても大丈夫な薬」をくれたが、その正体はただのブレスケアだった。世話焼きで、私のような人間も気にかけてくれる人だったが、発言内容に幾分かフィクションを混ぜる癖があった。


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